実家での断捨離であるあるですが、子どもが親のモノを捨てようとすると「あーっ!それは○○さんにもらったヤツだから捨てないでー!!」と止められることって多いですよね。
先日も、捨てない親を持つ娘さんから相談されましたが、子どもから見るとただのごみだけど“人にもらったから”という理由で捨てないとか。
人のモノには手出しをしないのは、ミニマリストの、特に捨て始めたばかりのミニマリストを目指している人の鉄則ですが、人の振り見て我が振り直せで、自分のモノに当てはめて考えるチャンスです。
そもそも貰い物は捨ててはいけないのか
貰い物とは、相手が、自分のことを想って贈ってくれたプレゼントです。
気持ちを受け取ったところで、“プレゼント”の大きな役割は済んでいるので、モノをプレゼントとして捉える必要はありません。
こういうモノがあったら便利だろうなと想いながら買ってくれたモノだとしても相手は、『あなたが便利なモノを使って、便利な暮らしをすることを期待している』わけです。
貰い物が邪魔になって、不便極まりない生活を送っている上、数年以上が経ちほこりがかぶって、子どもと「捨てなよ!いや!貰い物だから!」論争を引き起こしているなら、捨ててくれと思うのが本当の友だちでしょう。
置いておきたいと思う前に、手入れをしているか問う
ただ貰い物だからと置いている自分に問うてみてください。
それ、手入れしていますか?
放置していませんか?
放置は、詰まりや汚れを引き起こす最大の行動です。
相手のことを想うなら、ちゃんと手入れしてあげないとモノの魂は死んでしまっています。
以前、家族の誕生日にバケツに入ったスナック菓子を貰いました。
まだ30代のプレゼントを貰いやすいわたしにではなく、老人の家族にくれたことが嬉しくてバケツを小物入れに使っていました。
ただ、小物入れをなくす活動中のわたしにはどうしても邪魔に感じられました。
そこで、観葉植物の鉢にしました。
これなら、毎日愛でられるし、邪魔じゃない。
本当に相手のことを想っているなら、ここまで行動してこそです。
そこまでの動力を使いたくないなら、もうモノとの関係性は終わっていますので、どうぞ次に活かしてあげてください。
そんな捨てられない人こそ、部屋がカオスでくれた友人も部屋に招き入れることができないので、見に来られる心配もありませんよ。
プレゼントを貰うシーズンが到来しようとしています。
一生懸命捨てているさなかに、モノを増やすことのないよう、貰い物でも人に差し上げられるうちに差し上げる、売る、寄付する。
徹底してくださいね。
わたしは誕生日プレゼントも速攻ヤフオクで売り、そのお金で自分が使いたいモノを買って、相手に感謝しています。
収納との闘いをさっさとやめる記事も是非ご覧ください。
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