ただほど怖いものはない

タダほど怖いものはない 捨てる
世にも恐ろしい話を聞きました。
ご近所さん(76歳)と立ち話をしていました。
この方、裕福な方でタメコミアンです。
余分なガラクタに囲まれた生活を送ってらっしゃいますが
それは個人の自由なので
わたしには関係ないのですが…
 
いつも「人に物をあげた。」話をよくされるので
貰った方は大変だなと思って聞いていました。
 
しかし今回は人に物をあげて
その方は怒っていました。
 
 
 
◆高級ジュエリー◆
彼女は、長年お世話になっている女性に
自分が使い古した高級指輪をあげたそうです。
 
あげてからもよく会うのに
一向につけている様子がないので
「何でつけないの?
あなたも年齢的にああいう高級ジュエリーをつけるべきよ。」と諭したところ、
「娘が家に来たときに素敵なジュエリーだから頂戴と懇願され
サイズ直しをして娘が使っている。」と答えたそうです。
 
わたしは、人に物をあげた時点で
所有権はその人に移っているので
逆に喜んで使ってくれて良かったと思うのですが、
その人は烈火の如く怒っていました。
 
・あんたに世話になったからあんたにやった。
・あんたの娘には何の世話にもなっていないからやる義理はない。
 
だそうです。
 
ご近所でも有名なスピーカーさんなので
「へぇ。」だけにとどめておきましたが
これぞ本当の『ただほど怖いものはない!』だと実感しました。
 
 
 
◆捨てられない物を人に押し付けない◆
杏も若い頃、家族ぐるみでお付き合いしていた20歳ほど年上のお姉さんから
洋服を大量に貰ったことがありました。
バブル全盛期の時に着ていた洋服を
10代そこそこのわたしが貰って使えるはずもありません。
 
人のことばかり言えません。
わたしも、隣の家のお嬢ちゃんが中学生の頃
新品未使用の洋服を紙袋2つ分くらいプレゼントしたことがあります。
今はとても反省しています。
でも、彼女は育ち盛りでわたしのサイズは小さかったようで
着ているところも洗濯して干しているところも見かけたことがありません。
 
自分が執着心を捨てられず
処分できないからといって
人に押し付けるのはやめようと思いました。
 
 
 
◆無駄にしないために◆
惜しい
もったいない
と罪悪感を持つくらいなら
安易に買う・貰うもやめようと決めました。
 
杏は、自営業なのでこの季節だとカレンダーをよく貰っていました。
今年からは
「ミニマリストだからいらない。」と断るようにしています。
銀行で定期預金をした時も(今年の初め)
ティッシュと貯金箱を貰ってしまいました。
貯金箱は速攻ごみ箱いきでした。
これなら、窓口でいりませんと断れば良かったのです。
 
今は、ティッシュやサランラップは
飲食店をしている友人が欲しいと言うので
貰いますが
それ以外の物は断る癖がついたので
増えていません。
 
少しでも得をしようと(いつか使えるし)貰うと
それ以上に損をするという仕組みがわかれば
もったいない精神はなくなると学んだ2019年でした。
 
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