料理が苦手、あまり好きでない人こそ、料理器具や調味料に凝らず、炊事を減らしてください。
以前、メニューを決めるのが面倒なら曜日で食べるものを決めることをおススメしましたが、きょうは中級編です。
スーパーから帰ってきたときから始まる食品ロスを出さないためのステップ
食材を買ってきて、冷蔵庫やパントリーに置くとき、そのまま置く人が多いです。
食材を買ってきたときは、モノを買ったときと同様で、梱包を解きまくってからそれぞれの住所に収まってもらってください。
- 豆腐や納豆は3個パック、フィルムは剥がしてください
- ウインナーやチーズ、ハム、テープやプラ袋から出して冷蔵庫へ
- ピーマンやなす、上部とめているテープをハサミで切り落としてから
- 豚肉や魚などは1回分の量に分けて、ラップで包んでから
- コーヒーや青汁は外箱を捨てて、中身だけを収納
- ラーメン5袋パックなら、それを入れている外袋も不要です
- レトルトのカレーや、パスタの元も、外箱は外してから
いつも書きますが、人を面倒くさがらせるのは、アクションが増えることです。
クローゼットや収納棚の扉をさっと開けられなかったり、調理器具をさっと取り出せないと、やる気が削がれて、次からそこに手を出そうとはしません。
料理が好きでない人こそ、冷蔵庫から食材を取り出して、切って入れるだけとシンプルな行動だけでコトが済むようにセッティングするのです。
野菜なんかは封を切ると、自然と1週間以内には食べきらないと傷みますから、食べきる量だけを買うようになってきます。
食べきることに慣れる
そして、買った食材を最長でも2週間以内に食べきることに慣れてください。
冷凍庫にさえ入れておけば永遠に食べられると思っている人が多いですが、鮮度が落ちずおいしく食べられるのはせいぜい2週間程度と言われています。
安いからと言って、大容量パックを買って結局捨てる羽目になっていては、元も子もない。
今田美桜さんが、増税前にトイレットペーパーやサランラップなどの日用品を大量買いしたら天井まで届くほどの段ボールが届き、結局、人にお裾分けしたと言っていました。
安く手に入れようとしすぎると、かえって損することが世の中にはたくさんあります。
10円安いダイコンを買い求めて、ガソリン代を使って隣町のスーパーまで行くように。
買った食材は全部食べ切ってから、次の食材を買うことに慣れてしまえば、賞味期限切れの何かを冷蔵庫で見かけることはなくなります。
メニューを決めるもなにも、冷蔵庫にあるもんで何とかすることで、エンゲル係数も下がります。
賞味期限が近いモノを使い切る
見落とされがちなのが、調味料類です。
これは1度買ったらそれを使い切るまで、飽きるくらい同じメニューを食べることであっさりと解決します。
ポッカレモン、我が家では牛タンとムニエルのときしか使わないので、気づいたら期限ギリギリってことが多いにあったので、調味料でメニューを決めることにしています。
最近では、餃子のたれを家族が買ってきたので、餃子のたれを消費するため比較的餃子が食卓に並ぶことが多いです。
逆に使い切った調味料。
柚子胡椒とケチャップがなくなりましたが、なくなるまで食べ続けて飽きているので、買い足していません。
こういう食べ方をしていると調味料が30個も50個もと増えることがなく、キッチン周りはすっきりします。
見慣れない調味料を買ったら、それを使い切るまでその調味料を使うメニューをよく食べる
↓
同じ味に慣れて、しばらく食べたくなくなる
↓
しばらくの間その調味料はないまま暮らすのでパントリーの容量が減る
こういう仕組みです。
これからキッチンにいると汗だくになる季節です。
お母さんたちはもっと楽してくださいね。
この間、真空パックのコマーシャルをテレビで見ました。
完璧に空気を抜ききるので鮮度が保てて、アボカドも3週間経ってもご覧の通り!とか言っているのを見て感心したのですが、よく考えたらアボカドを3週間も持ち続けることがないなと思いました。
食べきりさえすれば、ジップロックやサランラップやアルミホイルもどんどん不要になりますからね。
わたしはアルミホイルは卒業しましたよ。
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