メンタルが強い人と弱い人っています。
わたしは明らかに弱い側の人間です。
好きなミニマリストさんのブログを読みますが、明らかにメンタルが強い人のだと「あなたは、根明だからそうできるんだろうけど(例えば、思い出の品をばっしばし捨てるとか)、わたしはそのメンタルがないからできないのよ~~。」となることが結構多いほどです。
そんなわたしが、うつ病にならず、引きこもらずやっていけているのは、使命を自分でたくさん作っているからだと思います。
せねばならぬを手放すことが断捨離につながることも事実ですが、自分の心を健康に保つためには、せねばならぬを持つことも大事なことです。
生きがい
生きがいがある人はそのことで頭がいっぱいになるので、買い物依存症になったりパチンコ依存症になったりする暇がありません。
美輪明宏さんも「生きがいを見つけなさい。」とよく書かれています。
しかし、普通の庶民だと、この生きがいを見つけるのが一番難しかったりします。
生きがいを作るために、子どもを作るなどは論外で、子どもが犠牲になるので是非ともやめてほしいと思っています。
生きがいは自分自身の中で完結するものでなければ、人に迷惑をかけてしまいます。
- オリンピック出場を目指すほどスポーツも好きでないし
- 自分で会社を興すほど仕事も好きでない
- 毎日違うメニューを作りたくなる程料理も好きでない
とにかく生きがいややりがいを見つけるのは難しいことです。
ですので、生きがいの代わりに使命を自分に与えることをお勧めします。
使命
使命とは、都合のいいモノで、自分で勝手に作ることが簡単にできます。
- 町のために、履き掃除を絶対にする
- 子どもを守るために公園の見張りをする
- 子どもの願掛けのために、毎晩月光浴をする
- 家族が無事であるために、毎日逆立ちを1分する
などな~んでもいいのです。
先日、人志松本の酒のツマミになる話に見取り図のさんが出演されていて、ご両親が病気になった時に、毎日していた願掛けの話をされていました。
- ご自身の部屋は、マンションの8階だけれども毎日帰宅時に、10階まで行き、壁を撫でてから部屋に戻ることや
- 月に5分土下座をするなど
自分だけのルールを数年実行していて、結構大変だったというお話でした。
盛山さんの場合は、ご両親のための願掛けですが、自分に人生がないと暗くなっているのなら自分のためにこの使命をたくさん作ってあげると、暗い負のスパイラルから脱出できます。
わたしは、数年前に仕事を極端に減らし隠居生活の準備を始めました。
始めは、自分が望んだくせにあまりにも時間があると、自分が世の中に何の役にも立っていない気がして、どんどん暗くなり、することもないので朝晩逆転の生活になったり、お酒を飲みすぎたりしました。
定期的に行くとは言え、この期間は長めに心療内科にも通っていました。
もう仕事もしたくないし、隠居生活だけど、毎日を普通に過ごすためにわたしがしたことは使命を与えること。
小さいものから大きいものまであります。
- 一番下の子を見送るまでは元気にお母さんをすること
- 毎日ブログに、断捨離の記録を取ることで手放したモノを忘れないこと
- ピンピンころりを目指して、足腰は最後まで動くよう運動を続けること
- 自分の存在意義のために、ボランティア精神を忘れないこと
この4つのために生活をしています。
- 自分の使命があれば、仕事に毎日行かなくても、ブログを書くためにPCの前へ行く(=出勤しなくてはいけない)
- 子どものためにお母さんをする(=子育てしなくてはいけない)
- 運動を続けること(=レッスンに、あるいはオンライン授業に参加しなくてはいけない)
- ボランティア精神を持つ(=自分のモノを分け与えなくてはいけない)
と、バリキャリでなくても、社会の構造の中に納まって、生活できます。
自分を追いつめてパニックを起こし、爆発して心を病んでしまった、そんな時はゆっくりすることが大切です。
ただ、体は動くパワーを持っているのに、心が動かず何もしないと、逆に心が風邪をひいてしまうのです。
なんでもいいです。
自分にせねばならぬことを課して、自分で充実する生活を作って下さい。
なんでもあります。
- 皇族もされているというスロージョギング
- NHKのラジオ体操
- 町内の掃除
- 自治会への参加
- ボランティアで本の読み聞かせ
- モノを寄付すること
- 靴を磨くこと
自分だけの自分のための楽しいせねばならぬをたくさん持つと、人と比べることも減ります。
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