料理の才能はないけれど、何かを育てる(=面倒をみる)のが得意なのか動物や植物はたくさん育てられます。
引き受けてもいい面倒
動物愛護精神が強いので、「番犬に犬を飼おうかしら。」「高齢1人暮らしだから、ボケ防止に猫を飼おうかしら。」、こういう言葉にイラッとします。
動物も生き物ですから、安易な気持ちで引き受けると、人間の子ども並みに手やお金がかかることに驚愕し、虐待や遺棄に繋がります。
いつも、虐待されて早々に天国へ還ってしまった子どもちゃんたちのニュースを見るたびに思うのですが、ちょっとみんな自分の得意分野と不得意分野を把握しなさすぎではありませんか?
縁を切った留学時代の友人が、自分の設計した通りの人生を歩むタイプでした。
○歳までに結婚、お相手は実家に○千万ある人、○歳までに出産、育児休業をマックスに取れるタイミングで第二子出産と、見事に自分のプラン通りに進んでいました。
思い通りの人生なのに、子どもが生まれてから、しょっちゅう「わたしは子どもがかわいいと思えないから。」というセリフを吐くようになりました。
なら、第一子でとめればいいのに、自分のプランでは2年以内に第二子を生まなければならないからとまた子供を作り、愚痴は倍増したところで縁を切りました。
人生は思い通りに進むことの方が少ないですから、自分が思い描いていたプランとは違っても、「あ、これ向いてない!」と思った瞬間に、舵を取りなおせばもっと楽に生きられると思います。
結婚も子どもも義両親も仕事も趣味もモノも、全て引き受けてもなお幸せを感じ続けることができる面倒だけを持つのです。
- 掃除機を毎日かけられないなら、掃除機はいらない
- 毎日、モノを片づけられないなら、はみ出ている分はいらない
- 着られない洋服があるなら、それはいらない
- 育てるのが面倒だと思っている植物は、もういらない
引き受けられないことは、自分の面倒だなという正直な気持ちに従って手放すことです。
(※間違っても、子どもさんを捨てたりはしないでくださいよ!!)
わたしは、行けず後家と言われるのが嫌で、同棲や婚約ごっこなど一通り経験しましたが、男性と一緒に住んだら3日以内に事件を起こす自信しかなく(笑)、早々に『幼少期からの結婚願望なしは本物だった!』と“一人で生き抜く”を人生の目標設定にしました。
舵取りが早かったせいで、35歳くらいから悠々自適な毎日となりました。
みんなが出来ているからといって、自分に出来るなんてことは100%ありません。
- HSPなら人とかかわりが薄い仕事に就く方がしあわせだし
- 子どもに手をあげてしまうくらい癇癪持ちなら、子どもなしの人生がいいし
- 連帯保証人になってしまうオトコをののしる自分なら、独身生活がいい
- 部屋を破壊する人なら、壊してもいい持ち家を持つ方がみんなHappyだし
- お金を使い切ってしまうなら、自動積立にすればいい
全部、自分の得意・不得意を知れば、簡単に解決することが山のようにあります。
“心地よく”管理できる量

観葉植物を育てるのが好きなわたしですが、霧吹きで水をシュっ♡なんて、家が汚れることを絶対にできません。
毎回、お水をあげるときは家の外に全出しして、霧吹きをする。
乾いた頃に家に戻すという途方に暮れる作業をしています。
なので、今ある以上の観葉植物や、重たい鉢植えに入ったモノは、速攻人にあげます。
簡単に出し入れできるサイズで、1人で持ち運べる重さの植物を育てることが、わたしが心地よく楽しめる量。
それ以上だと、趣味が楽しくなくなってしまうのです。
心地よく管理できる量を自分で理解すると、おのずと何が余剰なのかわかってきます。
混乱が起きたときに、自分の余分がわかります。
イライラしたときこそ、捨てるチャンスですよ!
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