新月に矛盾をやめる

自然に任せる 持たない暮らし

明日は新月です。

 

杏は満月から新月の期間は、執着をなるべく手放すようにしていて、新月の前日と当日は、思い切りよく捨てるようにしています。

 

毎日ブログを書いていると、たくさんの“捨てられない族”の人から、捨てられない言い訳をシャワーのように浴びます。

 

モノに意味づけをたくさんする人は、なかなかモノを手放せません。

 

『減らしたい・捨てたいと思ってはいるけど、できない!』と頭を抱えている人は、もう少し物事をシンプルに捉えるようにしたらいいです。

 

 

自然の流れに逆らわない

 

先日、サヨナラすることに慣れることが人生を軽やかにするコツだとお伝えしました。

 

サヨナラに慣れる

 

以前ここで紹介したことがあるロマ族の人は、昔は人が亡くなったら馬車ごと私物を燃やしてサヨナラをするという生活習慣でした。

 

 

物に執着すればするほど自分がすり減る

 

元々、移動型民族であったことから、モノを持ち運べないという理由もあったでしょうが、人がなくなったらその人が使っているモノも焼却して成仏させるのが当たり前だったんだとか。

 

モノを置いている箱物、つまり家さえなければ置いておきたくても置いておきようがないんですよね。

 

実家に住むご両親が亡くなり、その家を処分することになっても、子どもには家があるからその家に、亡きご両親のモノを詰め込む。

 

こういうことを繰り返して、モノがどんどん増えていきます。

 

自然に任せれば、人が亡くなったらその人が使っていたモノはいらない。

 

家を使用していた人がいなくなり家を処分したら、その中にあったモノは不要なモノ。

 

これが至ってシンプルで自然な考え方です。

 

 

日常生活の不自然を消す

新月

 

洋服も人それぞれサイズが違います。

 

靴だってサイズが同じであればどの靴でも合うかと言われれば、太さや指の長さによって合う合わないがあります。

 

モノを無理矢理に使い込もうとしないことが一番大事なのです。

 

今太っているなら、痩せていたときの洋服を持っているのも不自然。

 

今専業主婦なのに、OL時代のスーツがたくさんあるのも不自然。

 

子どもが成人したのに、ベビーベッドが家にあるのも不自然。

 

不自然って言葉を多用すると、家の中の違和感に気づきます。

 

  • 冬なのに扇風機が出ている
  • 1人、または2人暮らしなのにソファは5人掛け
  • 寝室でテレビを観ないのにテレビがある
  • 壊れたモノを魔窟というごみ集積場に置いておく
  • 不要で抜けたはずの子どもの歯を全部置いている
  • 工作する力を養うために作られたはずの作品を全部取っている
  • 飾るはずの絵画が部屋の片隅に山積みにされている
  • 着るつもりで買ったはずの洋服が未開封なまま

 

ね?

 

全部、不自然でしょう?

 

家の中に不自然がいっぱいあると、それは居心地の悪い空間になるのです。

 

会社に子どものおもちゃがゴロゴロ転がっていたら違和感を感じませんか?

 

ホテルに泊まったときに、重要文化財だと言って、昔ながらのタンスが所狭しと置かれていたら、空間がないことに圧迫されてくつろげなくありませんか?

 

家に、壊れたモノ・使い終わったモノなど今に関係ないモノを置いておくのは不自然で、違和感を覚える事態なんです。

 

モノに意味づけすることばかりに一生懸命にならず、自然に物事を捉える。

 

  • 使っていた人がいなくなったら捨てる
  • 使っていた自分が使わなくなったら捨てる
  • 使っている本人が使いづらさを感じたら手放す
  • 使い切れないと負担に思ったら譲る
  • 使い慣れていたのに飽きて嫌気がさしたらサヨナラする

 

シンプルに自然体に違和感のない空間で、気持ちいい呼吸をすれば、美容にもアンチエイジングにもダイエットにも自己啓発にも病気治癒にもなります。

 

 

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買わない杏が買ってよかったモノ

 

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