わたしの周りにもいるのですが、他人様の名刺が自分の栄光のように感じている人って結構います。
名刺交換しただけなのに、「俺はこんな人とも知り合いなんだ。」とわざわざ名刺を見せてくるような上司もいましたっけ…。
日本は、マジョリティでない行動や発言をすると浮くことが多いので、まだ名刺は持つようにしていますが、本当ならいらないと思っています。
がっとモノを減らしたいのなら、貰った年賀状や名刺を捨てればあっという間に捨てたモノが増えますよ。
仕事でつながる人とは名刺交換の先がすでにある
10人と名刺交換したとして、そこから仕事に発展したり友情が芽生えた場合は、名刺を手元に残さなくても連絡先を持つことになります。
スマホを持っていない人なんてこの時代あまりいないでしょうから、SNSでつながったりライン交換したり、はたまた仕事を依頼して、そのやり取りでメールを使ったり。
メールを消したとしても、PCには記憶が残っておりその人の下の名前のイニシャルでも宛名欄に入力すると、自動的にメールアドレスが出てきますよね。
つまり、名刺交換して繋がる必要があった人とは、すでに名刺無しでも交流できるようになっています。
なので、仲がよければよいほど名刺は捨ててもOKです。
数か月で忘れる人とはご縁が今はない
その一方で、名刺交換しただけの人って、数か月も経てば顔も思い出せなくなるんじゃないでしょうか。
わたしは、1か月に1度は名刺を整理するので、覚えていますが、序盤で話した「わたしはこんな人と関わったことがあるんだ!」的に持っている名刺の人って、もう顔を覚えていないどころか、どんな場所で名刺交換をしたかも定かでないことがあります。
もう数年もかかわりを持っていないのですから、その名刺は不要です。
いつか仕事を依頼するときにこの人と知り合いだと言った方が得するかもと思うかもしれませんが、相手も覚えていないので無駄に「名刺交換したことあるんですよ。」と投げると、覚えていない相手を恐縮させることになります。
今の自分として改めてご挨拶した方が心証がよくなるのです。
それに連絡先に固執するのであれば、簡単なお礼メールを送っておけば名刺を手元に置かずとも連絡先はパソコン上で残ってくれます。
名刺を例に話しましたが、これは年賀状や冠婚葬祭でもらったあまりよく知らない人の贈り物なんかも含まれます。
とにかく家に知らない人がいたら、追い出す。
ここでは、顔も思い出せないような人のモノです。
モノに心酔して捨てたらかわいそうだとか言うくせに、モノを人と同じように扱わない人が、無意味に捨てられない人です。
モノを人だと思えば、“知らないおじさんが家にいたら追い出す。”という構図通りに生活するだけです。
義理立ては、そんなところでする必要はありません。
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買わない杏が買ってよかったモノ