部屋が散らかっているなと思いながら、何を捨てればいいかわからない人が多くいます。
捨てるモノがわからないのは、捨て慣れていないだけなのですが、初心者で、どれもこれも必要だと思い込んでしまっているなら、まずは、減らすことをおススメします。
とにかく数を決める
わたしは、山のようにあった食器やコーヒーカップ、カトラリーを数年前に減らした時はとにかく原家族人数分のみと決めました。
NLP心理学では、原家族とは自分が生まれ育った家族のことを指します。
わたしの場合ひとりっこなので、両親とわたしの3人。
3つずつです。
食器やコップが山のようにある人は、食器単位でモノを考えている人が多いですが、そうなると、全部6つや4つで1セットになりがちです。
まずどっさり減らしたいなら、持つ数を決めることです。
4つずつとか3つずつ、種類を持つ代わりに2つずつとか。
単純に数がオーバーした食器は売るか寄付するかしましょう。
減らすだけなら、バラエティ豊かな食器がなくなることもなく手元に残ります。
必要数は、日々見直す
わたしは、この減らす方式で、数年間、カトラリーや食器などは3つずつで生活してきました。
それでも多いなと感じていたのは、実際に使っていないモノがたくさんあったから。
理由は、原家族が集合した時に全員で使うと思って3つずつ残したのに、全員が同じモノを同じタイミングで使わないからです。
3人がいつも常に同時に同じ行動をとるはずもなく、そうなると洗い終えたばかりのコップを他の人間が使う。
そうなるとあとの2つは、ずっと棚の中に居座っているだけです。
友人が来たときにあれば便利と思っていたモノも、持ち寄ったレストランの割りばしを使って、結局我が家のカトラリーは使わなかったり。
必要だと思っていた数が、実際はそんなに不要だと気づけば、また減らすだけです。
夜飲みながら、「我が家の食器は全部2つずつにしよう!」と思い付き、食器をたくさんリサイクルショップへ持ちこみました。
すっきり暮らす快適な部屋では、大は小を兼ねません。
多すぎるモノは、全捨てが不可能なら、まずは数を制限すること。
そしてその数も、日常生活と共に見直すことです。
制限は、そんなに悪いことではなく、お給料にも使えるお金にも部屋にも制限があるのは当然のことですから、制限を悪いものと捉えないで間引くイメージです。
捨てたくないことに固執する理由を考える

山のようにモノを積み上げた空間にいて居心地がいいと言う人はいいのかもしれませんが、その感覚がすでに麻痺してしまっていないかどうかだけは自分で見極めた方がいいでしょう。
わたしの最近の不思議は、橋本マナミさんです。
橋本マナミさんがテレビで自分の部屋の汚部屋ぶりや、荷物の多さや、かばんの中が汚すぎる話を、必死に熱弁している姿を見ると、家をキレイにすることへの憎悪まで感じてしまいます。
相談者の中には、親に小さい頃勝手にモノを捨てられたり、部屋を片づけないことに対して異常に叱責されたことがトラウマとなり、あえてわざとしない、しないことで親への反発を表している場合も結構あります。
自分が嫌なコトをされた人に対しての当てつけで、部屋を汚いままにしたって、心の傷も未来の自分も解決されません。
捨てたくないなら、何故捨てなくないのか考える。
理由を順に考えると解決することが結構あります。
捨てたくない→将来買えるかわからない→100円で手に入るモノも買えないのか?→100円くらいなら買える→なら何故悩むのか→お金の不安が常にある→まずは100万円を貯めることを目標に余裕のあるお金を作ってみよう
こんな具合に、自分の気持ちに全て何故?をつけて考えていくと、根本を解決するとガラクタを捨てられます。
死にたいほど辛いのも、裏を返せばそれほどしあわせに憧れているということです。
「あ、わたししあわせになりたいんだ。」と認めれば、自分の進みたい道へひょいっと動き出せることもあります。
多すぎるモノがなくなったら、部屋をコーディネートすることも楽しくなってきます。
模様替えも、衣替えも、管理できる量で暮らすから楽しみながらできることです。
家中がキャンバスだと思って、棚の中、棚の上の配置、家具の配置を楽しみましょう。
冬は家でごそごそ動いている方が、あったまって経済的でもありますよ。
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