汚部屋の人の押入れなんかに押し込まれた、箱に入れたままの靴のソールがごっそり取れるのを見て、経年劣化の恐ろしさを感じたことがあります。
我が家でも、家族が買ったシャネルのバッグが箱の中で革がボロボロになったり、靴を数年ぶりに履くとインソールがもろもろ取れたりしたことがあります。
自分のモノではあまり経験がなかったのですが、去年クリスマスプレゼントでもらったバッグが売れたので、梱包しようと保存袋から取り出すと、たったの2か月でシリコンみたいなゴム部分が赤く変色していました。
暖房器具を使っていない冬のクローゼットに置いていただけなのに…。
恐るべし経年劣化。
家の中に置いてるだけで、どんどん劣化し価値がなくなっていっているモノって結構あります。
お金に執着している人も、もうボロボロになって誰にも売れないようなモノは捨ててもいいと思います。
経年劣化しやすいリストです。
靴
一番劣化が激しいのが靴です。
中敷き部分は、空気の入れ替えができない分劣化が激しく、見た目はなんてことなくても1日履いてみて脱ぐと、靴下にもろもろになった中敷きがびっしりくっつくなんてことがあります。
是非、長年履いていない靴は1回足を通して出かけてみてください。
ブランド物バッグ
エルメスクラスの革でない限り、湿気でかなり革がやられます。
日本の気候に合っていないのか、シャネルやフェラガモ(靴)は湿気で随分とダメにしました。
値段が付くうちに売ってしまう方が無難です。
観葉植物
植物は動物と同じで手を加えてあげないと、どんどん元気がなくなるものです。
もう何年も植え替えもせず放置している観葉植物は挿し木してよみがえらせてあげた方がいいです。
植木鉢
植え替えをサボって放置した植物を入れていた植木鉢ってかなり劣化しています。
根が張って、鉢に亀裂が入ったり、鉢皿が植木鉢とくっついていて、取ってみると割れたりします。
水漏れする植木鉢なんて、必要ありませんから、外に置きっぱなしの積み上げているモノは、燃えないごみの日に処分してください。
外に置いてある場合、太陽熱で劣化が激しいと思います。
ベランダスリッパ
これも夏の太陽熱で変形したり破れたりしやすいモノ。
わたしは洗濯を干す度に室内に片づけています。
出しっぱなしにしている人は、劣化が激しいので処分してもいいかもしれません。
ベランダスリッパ、ベランダをキレイにしていたらマスト商品ではありませんし。
クロックスなんか割れたりするとけがの元です。
手放してもいいでしょう。
変色したシリコン系
今回のわたしのバッグみたいに、ゴム製品やシリコン製品は劣化すると取れない変色が出ます。
スマホカバーもシリコンですが、白が赤く変色。
漂白剤をしても取れません。
変色してしまったモノは、もう寿命を迎えているということ。
手放してもOKとしましょう。(靴下に革の色が染み込んだモノも変色物として捉える。)
こういう劣化がわかりやすく、手放しても簡単に安価で手に入れやすいモノを捨てる。
すぐに買いかえるのではなく、しばらく無いまま生活してみる。
だんだん、自分の適正量が見えてきます。
ボロボロをまとった自分にサヨナラして、ピカピカの自分になりましょう!
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