「捨てられない。」という言葉を自分への呪文かのように言い続ける人がいますが、言霊となって、自分を呪縛し続けます。
「捨てられない。」という言葉と思い込みを、真っ先に捨て去ることをおススメします。
「捨てられない。」はただの自分が作った妄想
「捨てられない。」と言う人に限って、捨てるための行動を起こしていません。
ただ、頭の中で「わたしはモノをたくさん持っているけど、大事なモノばかり(なような気がして)、決断しなければいけない(であろう)ことがたくさんあって、たくさんの時間があるときでないとできない。」と勝手に妄想して決めつけているだけです。
「捨てられない。」と思いかけても、『あぁ、今自分は妄想劇場を繰り広げているんだ。』と思ってください。
お金はある日突然なくなるわけではない
今、生活保護に切り替わったおじいさんの家を探しています。
今まで贅沢に10万円の家賃のところに住んでいたのですが、生活保護を受給するようになると、支払いしてもらえる住居の賃料の上限が決まっており、引っ越しが必要だからです。
生活保護になる人とは、ほとんどの人がある日突然お金がなくなるわけではなく、段々羽振りが悪くなってきて、段々支払いが遅れるようになってきて、とうとうにっちもさっちもいかなくなって、市へ行く人がほとんとです。
ミニマリストからすると、羽振りが悪くなってきた頃に、住居費の見直しをしていれば、家賃を払えないなど大家さんや管理業者に迷惑をかけることなく準備できると思うのですが、それができない人がほとんどです。
まぁ、管理できていたら、そもそも生活保護を依頼することもないのかもしれません。
最初の「あれ、ヤバいかな?」と思い始めた頃が実は1番、ヤバくないのです。
最初の気づきを見てみぬふりをして、被害を自ら拡大している人がほとんどです。
このおじいさんにも、去年から、そろそろ安い所に変わったらどうか、生活保護を申請したらどうか、提案していたのですが、バリバリ稼いでいた頃の自分への執着なのか重い腰を上げず、今年に入って毎月支払いが遅れるようになって、この度やっと行動に移した感じです。
やってみると意外に簡単なことの方が多い
- 荷物を引越し業者に見せたら、引っ越し代30万かかると言われた
- そんな引越しのお金がないやん
- ええもんばっかりやのに、捨てられへん
- 捨てるにもお金かかるって言うやん!引越しなんて無理やな
- 2部屋以上ないと困る
- ベッドじゃないと寝られへんから
- 足腰が悪いから1階の物件でないと無理
と、まぁ出てくること出てくること、引っ越しをしないための言い訳。
ただ単に、引っ越しが面倒でお金もかかりそうで、行動に移していないだけです。
思いついた不安要素を確認もせず、頭の中でこね繰り返し続けていたら
段々その思考が現実のように思えて、もっと不安になるだけです。
1人にさせいては何もしてくれないので、大きな家具や家電をジモティで代理出品したり、未開封のウイスキーやヴィトンのバッグを預り、わたし行きつけ(だった)リサイクルショップへ持って行ってきました。
たった、1日で10万円になりました。
今月の家賃、払えるやん!
ってことです。(当初、大型連休明けまで待ってくれと頼まれていた。)
行動に移さず、あーだこーだ言うことがどれだけ無意味で無駄なことか。
- 1個でもいいので、何かを握りしめてリサイクルショップへ行ってみる
- 1個でいいので、メルカリに出品してみる
- 1個でいいので、ジモティに掲載してみる
- 1個でいいので、捨ててみる
そうしていたら、「捨てられない。」という意味不明な言葉は、自分の辞書から消えてなくなります。
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