
「どこから手をつけていいかわからないから。」と見てみぬふりをして
断捨離を先送りする方がいますが
こういう理由は
したくないための後付けの言い訳だと自覚しましょう。
・子どもが巣だったら
・親が亡くなったら
・この仕事が終わったら
・定年したら
などいくらでも後付けの言い訳は思いつきますが
今から増やさない方法で生活していないと
その時にどっとしんどいことになります。
大事な余生を断捨離だけに費やさずに済むよう
遺された家族に迷惑をかけないよう
自分のことは自分で管理していくべきでしょう。
◆1ステップで行動できないところは容量オーバー◆
「どこから手につけていいかわからない。」という方には
「今、目の前にある物から手をつけてください。」とアドバイスしますが、
一つの目安として
1ステップで行動出来ない場所は全て手を付けるべきところだと思ってください。
1.出したい食器を出すのに前に置かれてある食器をよけなければいけない。
2.物置から必要なものを出すのに足元に何か置いてある。
3.洗面台やキッチンのドアを開けるのに前に置いてあるごみ箱をよける必要がある。
4.ストックを取り出すのに何かをよけなければいけない。
5.お鍋やカトラリーを取り出すのに、邪魔な物がある。
これらは明らかに物が多すぎるから起こっていることです。
◆床やテーブルなど平面なところに物が置いてある◆
平面をクリアにすることはミニマリストの鉄則です。
1.動物用のご飯や米びつに入れる前の米袋が床に置かれてある。
2.コロコロが床に転がっている。
3.使っていない充電器がコンセント周りに落ちている。
4.帰ってきた後、バッグやコートが椅子の上に置いてある。
5.仕分けすべき資源ごみがキッチンの上に置かれてある。
6.洗濯かごやピンチハンガーが床上に置かれてある。
こういう住所不定の子たちには住所を与えてください。
1.棚の中にストックを入れる場所を作る。
2.引き出しの中に入るスペースを作る。
3.使っていないなら捨てるか必要なら家電ボックスを作る。
4.帰ってきてコートやバッグを置くスペースをクローゼットの中に作る。
5.引き出し一つ空けて新聞入れや牛乳パック入れにする。
6.洗濯機の中に直でいれることでかごを断捨離。
などいくらでも解決法はあります。
段々埋まっていった引き出しや棚やクローゼットもかつては空っぽでした。
今入っている物が本当に必要なのか見直して
外に出ている物をなおす場所を作ってみてください。
◆飾り物は、2週間に1度拭き掃除できる程度で◆
どうしても埃をかぶってしまう、写真立て・置時計などの飾り物は
自分が拭き掃除できる範囲で飾らないと
かわいいお土産の品もただの埃をかぶったガラクタになります。
ただでさえ、家という物は管理すべきことがたくさんあります。
毎日料理して
洗濯して
窓も拭かなければいけない
床も汚れてきた!
トイレもなんか臭い~
マットも動物が汚したー!
など
以前のわたしは常にパニックでした。
このカオスな状態をシンプルにするために
断捨離すべきなのです。
◆紙袋は絶対的に要らない◆
誰かに何かを渡すときにと持っている人が多いですが
わたしは紙袋ゼロになってから困ったことは一度もありません。
毎週DVDを貸してくれる知人がいるのですが
毎回、小さな紙袋やビニル袋に入れて持ってきてくれます。
DVDを取り出すと長年の埃も一緒に飛び出してきて
拭き掃除が増えてしまうので(笑)、直接くれたらいいのになと思っています。
昨日、ジモティで水切りかごを貰ってもらいましたがそのままの状態でお渡ししましたし
何かをあげるならスーパーのレジ袋で十分です。
ハイブランドなら売れるのでもったいないと思う人は売ればいいでしょう。
◆掃除グッズもたくさんいらない◆
わたしは1か月に1度歯ブラシを買い替えますが
古い物をお風呂掃除にまわして、前回の掃除用歯ブラシを捨てます。
なので、家族の歯ブラシは使用期限が過ぎたらごみ箱行です。
家族が多い人は1か月に何本も溜まりますが全部掃除用に取っておく必要はありません。
それだけ掃除するなら、歯ブラシが要らないくらいのキレイさでしょう。
◆思い込みを捨てる◆
長年、トイレの洗浄液を使っていましたが
そんなに洗浄の力もなくしょっちゅうトイレ掃除をしていることに気づき
昨日捨てました。
・今までおしゃれな家のトイレにはなくてはならない。
・これで汚れがマシになる。
と思いこんでいたのです。
2個セットで600円くらい毎月支払っていたのでもったいないことをしたなと反省しています。
エリアごとに思いつくまま書いてみましたが
思い当たる箇所があれば早速ごみ箱を片手に捨ててみてください。
毎日の生活がとても楽になります。