久しぶりにヒット作に出会いました。
お金が貯まるのは、どっち!? 著・菅井敏之さんです。
わたしが実践しているお金との付き合い方がぎゅっと凝縮されている書籍です。
お金への想いの差で、裕福か否かは決まる
本のプロローグで、タイプの違う兄弟が紹介されています。
机の上がぐちゃぐちゃで、仕事はできるけどお金にだらしない兄
机の上が常にきれいで、毎月の出費も管理する弟
都会が好きでメインバンクはメガバンクの兄
地元愛が強く、信用金庫をメインバンクにしている弟
気楽な生活を好んで賃貸に住んでいた兄
根が生えた生活を好み、結婚前から家を買っていた弟
一発逆転が好きで宝くじや投資に執心な兄
堅実で、低金利の住宅ローンをフルに利用した弟
夢を見る兄
目標を持つ弟
50歳になったとき
兄は、自分に資産がないことに気づき
弟は、これから好きなことをして自分らしく生きることを誓った
弟はたくさんの資産を持ち、お金と時間の自由を手にしていた
わかりやすい例です。
周りにいますよね?兄も弟も。
自分は、どちらの人生を歩みたいか考えると、自分が送るべき生活が見えてきます。
お金を貯められる人に共通していることは、年がら年中お金のことを考えていることです。
金の亡者みたいに思うかもしれませんが、そうではありません。
大事な子どものこと、いってらっしゃいからおかえりまで暖かく想うのと同じで、お金もいつも自分の強い味方だと信じて関係性を保っている人のことです。
お金に苦労しない人とは財閥の大金持ちしかいないと、お金を貯められない人は思いますが、普通のサラリーマンでも弟のように、資産運用できるようになります。
汚いお金の使い方をしない
先日、2万円ほどの賃貸物件を探してほしいと依頼を受けました。
理由は、市営住宅に住んでいて、今度収入が高くなるため賃料が上がるから。
市営住宅に安いまま住み続けるために娘の住所だけ他に移して、偽装を計りたいそう。
知人の友人です。
2万円の物件なんてほとんどないのですが、いくつかあることはあります。
物件はあるとお知らせすると、たった2万円の家賃を値下げできないか交渉してほしいと。
そもそも結構いいところにお勤めなのに、何故そこまで?と知人に尋ねると、贅沢病で常にお金がない人なんだとか。
こんな暮らし憧れます?
お金の神さまは、こういう汚いお金の使い方をする人を応援しません。
性格的に、職業的にかなり年上が多いため、人の生の最期を見ることが多いですが、汚いお金をたくさん持っていた人は、みんな生活保護で終了しています。
羽振りが良かった人は、「あの時、ええ思いさせたったやろ?金貸して。」と訪れます。
税金をたくさん払ったと過去の栄光にすがる人は、ずっとお金に振り回されないない病にかかっています。
お金は人生を輝かしてくれる頼りになるもの

兄と弟を見ればわかるように、些細な生活習慣が、その後の人生を大きく分けます。
きれいなお金に人生を後押ししてもらうためには、日々の習慣が全てと言っても過言ではありません。
- 机の上、きれいですか?
- 食事を取るときのテーブルは清潔ですか?
- 理由もなく買い物をしてガラクタを増やしていませんか?
- 資産でもある家の手入れをせず、資産価値を下げていませんか?
- モデルでもないのに、毎シーズン洋服をとっかえして家族のお金減らしていませんか?
- モノが多すぎて、ガラクタに家賃を払っていませんか?
- いざというときのまとまったお金がなく、家族に迷惑をかけていませんか?
- 天気予報を確認せず、ビニル傘を大量に買っていませんか?
- 突然の雨に、数万円の靴を傷めていませんか?
- 借り物の家を汚し続けて、修繕費払っていませんか?
お金に困らない人も、しあわせになる人も、根底にあるのはきちんと毎日を過ごせるかです。
ちなみにわたしの周りは、家が汚いところには必ず通院が必要な病人がいます。
モノを管理できるということは、家族も自分も管理できるということです。
この週末、自分を自ら苦しめている習慣、何を手放すべきか考えてみはいかがですか?
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