
物って、粘着テープがついているように気が付けばどんどん溜まっていきます。
わたしでさえ、無意識に段ボールや空箱を収納スペースに運んでいることが多々あります。
親や祖父母世代から言われていた、“もったいない”や“物を大切にしろ”という言葉が刷り込まれているせいかもしれません。
ただ、親や祖父母世代とは、時代背景が変わっています。
捨てられない人は、施すという考え方をしてはいかがでしょうか。
物に勝手に命を吹き込むな
人に物をプレゼントするときに、ラッピングを考えたりする人って素晴らしいとわたしは常々思っています。
というのも、37年の人生で、知人がプレゼントを贈る(送る)際に立ち会ったことがありますが、ラッピングが適当すぎて心底驚いたことが何回かあるからです。
くちゃくちゃに梱包するくらいなら、むしろ本体だけを手渡しした方がいいような気もしました。
ただ、逆にラッピングを丁寧にしたりする人は、物を大切にしすぎて家で物を増殖させる可能性も大です。
物を大事にせずに押入れに放り込んでいる人は、ミニマリスト初級編の人です。
ミニマリスト中級編の人が、きょうお話している収納魔で、物に命を吹き込んでしまうタイプです。
このタイプの人は、大量の収納グッズや仕切りを買ってきて丁寧に物を収納します。
今どきの家は収納スペースが多いので、全引き出しに無印良品のポリプロピレン収納を敷き詰め、一生物の出し入れ&手入れをする羽目になります。
わたしは、ある程度掃除や片付けが趣味ですが、一生をそれだけに費やすのは嫌です。
自分が管理できるだけの量で、ストレス発散程度に物を慈しむ(手入れをする)優雅な上級編の暮らしを送った方が、幸福度が上がり、マインドフルネスです。
捨てるではなく施すと考える
物はごみ箱へ入れてしまえば、無慈悲だと思ってしまいがちですが、きちんと分別すれば、リサイクルされたりします。
発展途上国へ寄付すれば、リユースされるものもあります。
例え、ごみ処理場で燃やされたとしても土に還るのです。
捨てるを、廃棄する方の棄てるとだけ捉えてしまうのはとても偏った考え方でしょう。
視野を広げて、施してみてください。
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