捨て体質になるための極意/想い出の品編

思い出 断捨離 捨てる

 

想い出の物ってほんっとに捨てにくいですよね。

わたしは大事な人が家族と数少ない友人だけですので

限られていますが

これに親友や近所付き合いや会社関係などと大切な人が紐づ付けされると

もっと想い出の品が増えて大変なことになると思います。

 

先日

捨て体質になるための極意

をご紹介しましたが

きょうは、想い出の品編です。

 

 

 

◆想い出の品は1つだけ今捨ててみる◆

 

想い出の品が捨てられない人は今この瞬間に優先順位の低い物を1つだけ捨ててみてください。

捨てた後、1週間後1か月後

自分の心の中の変化を感じ取ってみてください。

 

必ず物がなくなっても想い出まで消えていないことに気づきます。

 

何故なら例えば亡きご先祖様の物って

今あなたの家の中に1つだけではありませんよね?

 

大切な子供の作った図工の作品も1つだけではありませんよね?

 

大量の食器や嫁入り箪笥や手紙や写真やらたくさんあると思います。

 

その内の1つがなくなっても

想い出が全部なくなってしまうなんてことはありません。

 

この回路が自分で納得できれば

想い出の品の厳選が進みます。

 

今試しに1つだけ捨てて

1か月、様子を見てください。

 

 

 

◆想い出の品はこんなにある◆

 

写真

昔のカビが生えたアルバムからは全部剥がしてください。

写真だけを箱にまとめて入れてざっと厳選しました。

ごみ箱を横に置き

・ピンボケ

・同じような構図

・他人の写真

・風景の写真

・縁遠くなった友人とのショット

・自分の写りが悪い写真

は捨てます。

 

これだけでかなりスマートになるので試してみてください。

 

まだ完成していませんが、近い将来1冊のアルバムに収まるくらいまで減らそうと思っているので

今は靴箱2つに立てて収納しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

洋服

想い出の旅行に行ったときに着ていた・買った服など想い出の服はみなさんありますが

初めてのデートで履いていたストッキングってないですよね。

 

あまりにも洋服にわたしたちは思い入れし過ぎています。

 

旅行中に着ていた服ならなおさら写真にも残っているので

今着ていないのなら処分しましょう。

 

 

食器

昔は盆や正月に大人数集まっていたためたくさんある食器。

見るたびに「昔は賑やかだったなぁ。」とセンチメンタルになるなら

減らしましょう。

 

わたしは最初は捨てるハードルが高かったので

4枚セットのお皿を2枚残しで半分処分という形からスタートしました。

 

コーヒーカップもおしゃれなブランド物がたくさんありましたが

全種類1つだけ残しました。

 

お客様が来たときに4人が全員同じ種類のコーヒーカップで無い方が

おしゃれだということにわたしのルールでしました。

 

 

手紙

一生で縁が切れない人って何人ぐらいいるのでしょう。

生涯を通して手紙のやり取りをする人はそんなにたくさんいないと思います。

 

わたしは祖父母との手紙を絶対にまだ捨てられないので

代わりに友人との手紙や年賀状を全捨てしました。

 

1つ保管したいなら1つ手放す。

こうしないといつまで経ってもミニマルライフにならないからです。

 

 

元恋人からの贈り物

女性は特に別れた男性に未練ってゼロです。

物に罪はないと愛用し続ける人もいますが

わたしは断捨離中にあえて元恋人からの贈り物をキープする必要はないとし

全部処分しました。

もちろん連絡先も。

 

離婚した知人2人が

1人は結婚式の写真を

もう1人はウエルカムボードを取っていて驚きました。

 

その時の自分が一番キレイだからと言っていましたが

それなら自分の写真だけ切り抜いて置いておけばいいのではないでしょうか。

 

過去の自分と今の自分を比べて「昔は痩せてたのになぁ…。」と

卑下するのはよくありません。

 


手作りの物

祖母が編んでくれたマフラーやソックスは捨てたくないので

それを大事に愛用することにし

ファストファッションやブランド物のマフラーなどを売りました。

 

 

貰った服

知り合いに貰った服は全捨て。

会ったときに着ていないと怒るような知人とは付き合いごとやめますので。

 

 

映画やコンサートの半券

なかなか捨てられないのならこれから行く映画やコンサートの半券は

その場で捨ててくるようにしてください。

 

1年後には無くても大丈夫となり

過去の物も捨てられるようになります。

 

 

引き出物

一番不要です。

最近は離婚率も高いですし、開封前にリサイクルでもいいくらいです。

あなたにそれを送った夫婦は、食卓であなたの話なんてしていません。

大切な友人なら今も付き合いがあるでしょうし余計に不要です。

 

 

過去の自分の物

これは自分の過去への執着のあらわれだと思います。

 

過去の栄光グッズは手放しても

自分のことですし鮮明に覚えているので不要だと思います。

 

 

寄せ書き

写真に撮って“想い出ファイル”へ。

定期的に引っ張り出して読んでいる人っていないと思います。

 

 

子どもの使っていた物

寝具やおもちゃを見ると

「あの時かわいかったなぁ。」と思うのも確かなんですが

今使っていない物を保管しなくても今の子供への愛情はなくなりません。

 

 

お金

祖父の使っていた財布、残してありますが

この間わたしが使おうかなと取り出すとお金が入っていました。

 

昔のわたしならそのまま想い出にと置いていたところですが

お仏壇にチンチーンとして

「お小遣いありがとう!使わせてもらうね!」と言って

仏花買いました。

 

 

亡くなった家族の部屋

そのままにしておきたい方の気持ち、痛いほどわかりますが

成仏を妨げないためにも

部屋でその家族と話ながら片づけるべきです。

 

友人が家族が亡くなった後、1回倉庫を借りて

そこに家族の物を収納していましたが

「倉庫に閉まってあっても家族が喜ばない。」と

倉庫を解約して

“これ!!”という遺品と一緒に引っ越ししていました。

 

 

ぬいぐるみ

一瞬でも「これ捨てられないな。」と思ったことがあるぬいぐるみや人形は

全部、もう一緒に生活しなくてもいい子たちだと思います。

 

なぜなら、我が家には大きな人形と小さなカビだらけの人形が3人いますが

過去に一度も「これは捨てられないな。」と感じたことがないからです。

 

絶対に必要なものは一瞬でも「捨てられない。」などとは考えません。

だって捨てるつもりがないんですから。

 

 

手帳

開いて過去の用をチェックする人以外は不要です。

 

 

プリクラ

ご丁寧にプリクラ帳にきれいに貼った物がたくさんありましたが

これも家族と写った物以外は捨てました。

 

にしても、プリント倶楽部さんには大量のお金を使っていましたね。

 

 

応援グッズ

これは人によって分量に雲泥の差がある物だと思います。

 

わたしはとかく人を応援するのが好きな体質だったので

好きなスポーツチームのグッズ

好きなタレントグッズ・CD・録画したDVD

ファンクラブの会報

マルベル堂の写真(若い人は知らないだろうな。わたし若年寄なので…。)

雑誌の切り抜き

コンサートグッズ

が山のようにありました。

 

長年ファンをしている人もいますが

長年観ているからこそ思いました。

「この人たち別にファンが自分のグッズ持ってるかどうかなんて考えたこともないな。」と。

 

持ってることによって他のファンより優れたファンという位置づけに自分を置きたいだけだなと気づき

ほとんど売りました。

 

スポーツチームのタオルなどはちゃんと使ってウエスへと格下げ後処分です。

 

ジャニーズはわたしの財布の敵です。

 

 

ポスター

病的に部屋が汚れることがキライなわたしが

ポスターを壁に貼るなんてことがあるはずもなく

気に入った物は写真に収めてさよなら。

 

 

 

◆想い出の品と対話する◆

 

こうしてわたしが手放した想い出の品を見ると

苦手分野が鮮明です。

 

家族の物が苦手です。

1つだけ捨てて、捨て始めると

自分が何を捨てられないのかよくわかるようになります。

 

家族の想い出の品も2つある物は1つだけにしたりしていっていますが

数が厳選された方が

お仏壇に飾ったり

自分が使ったりで

逆に想い出すことが増えたくらいです。

 

そして、ポーチ一つにしても家族に貰った物を使い続けるようになったので

自分で買う物がかなり減り生活費ぐんぐん下がっています

 

過去を大切にしたい方こそ厳選してみてください。

 

 

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