数多くの家にお邪魔していますが、玄関を見たら、家の中は簡単に想像ができ…
中に入ると、やはり想像通りの部屋のありさまです。
ごちゃっとした家に共通していることを知り、そこを変えれば、自ずとスッキリとした家に変わっていきます。
要は、きっかけが片付いていない部屋にはないだけなんです。
家の周りはごみステーションではない
まず片付いていない家には、家に入る前の外観部分に、使っていない・壊れたプランターや植木鉢や子どもの遊具が置いてあります。
すだれなどの、昔は使っていたけど今は使っていない捨てるのがちょっとやっかいなヤツ。
玄関周りや駐車スペースに収納場所があったりなんかすると、そこにも置いてあります。
ひどいところは洗濯機が置いてあったり、冷蔵庫が置きっぱなしのことも。
“要らないのに捨てるのが面倒で、家の敷地内に置いてある”
もう、これが捨てる習慣を手放している証拠です。
家の中の断捨離なら、モノを全出しして足の踏み場がなくなったりしますが、家の外の捨て作業なら負担も少なく簡単に手放せます。
市役所や区役所に電話一本かければ、家の前まで引き取りに来てくれたりします。
それが面倒なら、ごみステーションに処分ステッカーを貼って出すだけです。
お金を払うのが嫌なら、ジモティに無料で掲載したら、だいたい数日以内には引き取りに来てくれます。
植木鉢などのそんなに大きくないモノは、燃えないごみ袋さえあれば、ごみステーションに運ぶだけですから、さっさと捨ててしまいましょう。
黄金比があるのは顔だけではない
家が汚い所の特徴は、全てのモノをなんとか使おうとするあまり、全ての平面部になんとかモノを置こうとします。
まだ使えるモノを手放せない人種は、収納できそうなところは全部、収納場所してしまうのです。
下駄箱の上もその1つ。
玄関に入って下駄箱の上に3つ以上の飾り物があったら、その先は入らずともわかります。
飾り物は、顔と同じで黄金比があります。
高級ホテルや旅館で、廊下や部屋の中に所狭しと飾り物を飾っているところがないということは、黄金比は平面部に1つか2つであり、人間の視覚的にはすっきり広々と見えるということです。
玄関の飾り物とぶら下げているモノを減らしてください。
専用感覚を手放す
虫よけスプレーなんかを玄関に置いている人がいますが、もし本当に玄関で一番使うのであれば、靴を減らして靴箱の中に収納スペースを作りましょう。
玄関周りに出しっぱなしにしてあるモノ、鍵やマスクや印鑑など、これ全部靴箱の中に収納スペースを作れば解決することです。
よくマグネット式の鍵かけをドアに貼りつけている人がいますが、ドアの掃除の邪魔になり掃除を1ステップで行えなくなるので、わたしはあまりお勧めしません。
家を人に貸している立場から言うと、鍵が当たってドアの劣化が激しくなるという点でもやめてほしい。
靴箱には靴しか入れてはいけないというのもただの思い込みです。
わたしの恩師はかなりの衣装持ちで、食器棚を靴箱にしていました。
逆にわたしは、靴箱の中に傘・印鑑・サングラス・傘立て・玄関マット(洗い替え分)を収納しています。
頻繁に履かない靴は、各部屋のクローゼットで保管(手入れの習慣)
靴の量を減らす(足るを知る)
玄関で一番使うモノは玄関に収納する(モノのカテゴリー分け)
ただ収納ケースを買ってまでそこに無理矢理に置かない。(臨機応変さ)
わざわざ部屋に取りにかなくてはならないのが面倒でも、筋トレだと思う。(発想の転換)
靴箱1つでこれだけ手放す習慣が癖づけられるのです。
きょうは、玄関周りだけに特筆しましたが、家の顔である玄関周りがすっきりしてくると、各部屋に広がっていきます。
まずは、玄関を整えてみてください。
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