洋服を買わないで、何が楽しく生きてるのかというお問い合わせをいただきました。
“洋服を買わない=不幸せ”という思い込み
まず初めに、わたしはそんなにしあわせな人間ではないかもしれませんが、それは洋服を買っていないからではありません。
物質主義的価値観の中育った人たち(杏の親世代ですね、60代、70代、80代の人でしょうか。)は、モノを買っていないことを不憫に思う人が多いです。
ただ、年配の方に限った話ではなく、同世代の女性でも何気ない会話で「5年くらい服買ってないから~。」なんて話をすると、あからさまにギョッとされることがあります。
年配の方は不憫に思い、同世代は哀れに思うようです。
ただ、洋服を毎シーズンごとに買うのが普通ではありません。
洋服を買わないことが、非おしゃれで、ケチで、哀れで、可哀想。
まずこの思い込み、捨てた方がいいです。
わたしの周りにいる本当のお金持ちさんたちは、どっからどう見ても、韓ドラに出てくる財閥のような装いではありません。
親しい友人も300坪くらいの大豪邸に住んでいますが、家に行くまで彼がそこまでのボンボンだなんてことに気づきませんでしたから。
洋服の数は、着こなしで一気に増える
わたしが、それこそもんぺを履いて生活していて同情されるならまだしも、その辺で見かける普通の装いをしています。
洋服を買わない発言をする前は、「ほんっとに杏ちゃんはたくさん洋服を持っているね~。」と感嘆していたのに、買っていないと言った瞬間態度が変わるのは、買うという行為に意識を向けている証拠です。
洋服をたくさん持っているように見えるのは、数日間制服化をしていますが、ある洋服片っ端から全てに袖を通すように心掛けているからです。
クローゼットの左から順にただひたすらに全部着る。
なので、日常でも非常にドレッシーな日もあれば、仕事中でもカジュアルな日もあります。
これはこれで、気分が変わるので結構楽しいです。
ドレッシーなワンピースを着て、近所の居酒屋へ行くと大抵「きょう何かあったの?」と聞かれて面倒ですが…笑
数えたことはないですが(今度数えますね。)、クローゼットスカスカ状態の持ち物量でも、着こなし力で持ち物量を何倍にも見せることができます。
人目が気になるのなら、ある洋服全部着ることを心がけるといいでしょう。
洋服を買わない人は何にお金を使っているのか
20代の頃は、1回のレジで平気で20万超えは洋服を買っていました。
先輩は40歳を超えた今も、年間200万円だそうです、衣装代。
これくらい服にお金を使っていると、洋服を買わないと言った瞬間にその分のお金を全部貯金にまわしていると勘違いされ、ケチと烙印を押されるようです。
洋服を買わないお金を貯金しているかというとそうではなく、経験にお金を使うようになりました。
わたしのお金の使い道トップ3は、ヨガと動物たちと親へのお小遣いです。(貯金と投資は除いて。)
洋服を買って着ていくところも合う友人もいないのに、クローゼットをパンパンにするくらいなら、
- ヨガ(気持ちいい、体が整う、お肌の状態よくなる)
- 動物たち(一緒にいてしあわせを与えてくれる)
- 親(元気で長生きしてほしい)
と、持続性の高い幸福感をもたらしてくれることにお金を使いたいと思うようになったからです。
経験にお金を使えるようになると、お金が循環するようになる
経験にお金を使うと、お金を自分磨きに使えるようになります。
体が整うと…
- 病院代やマッサージ代が減る。
- 内臓が健康だとお肌が整うので、化粧品代が減る。
- 余裕が出たお金で、シミ取りとかでき、ますます化粧品が減る。
部屋でしあわせを求めると…
- 動物たちも快適な部屋作りをしたくなる。
- 家にいる時間が増え、外食費などが減る
- 毛問題があるので、掃除しやすい環境作りに励む。
親が健康でいると…
- 病院の送り迎えなどの介護の問題が減る。
人生は千差万別ですが、トラブルの大元となることはみんな同じようなことです。
- お金の問題
- 時間の問題
トラブルの元をひも解くと大抵この2つ。
なら、お金と時間をモノや買い物に奪われるのをやめれば、ある程度は解決するということです。
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買わない杏が買ってよかったモノ