若気の至りは絶対に必要
若い頃に、ブランドに、ハマりまくってよかったと思っています。
- 外商経由で利息がつかない10回払いで何百万もするジュエリーを買ったりボーナース1回で吹っ飛ぶバッグを持って
- 左ハンドルの外車に乗り、
- 高級レストランを食べ歩き…
こんな生活で20代後半になるまでお金を使いまくりました。
「あゆが着けてるカルティエのラブブレス~♪」とか調子ぶっこいていましたが、今となれば…「あゆ?そんなことより鮎とビールくれぃ!」となりました。
ただ、一通り経験したからこそ、何が自分に必要で何が自分に不要かが30代になる頃には、明確にわかるようになりました。
今は、
- 日本車に乗り、
- 新幹線はグリーンだけど、国内移動の飛行機はエコノミーを利用し、
- 高級スーパーはピンポイント使い、
- 洋服やアクセサリーは一切追加購入せずあるものを使う
と自分なりのルールを持っているので、無駄に買い物の出費で焦ったり、変な節約をしたり、高すぎる買い物を後悔して売る先を探しまわったりそんな無駄がなくなりました。
バッグだけは、すでにあるので、ブランド物オンリーで生活しています。
かれこれ10年以上、新しいモノは何も買っていません。(服飾関係)
腐ってもブランド物はブランド物
こんな物持ちが良すぎる性質は、家族から受け継いだものらしく、家族の内の1人が30年程、ルイヴィトンのモノグラムのボストンバッグ(キーポル)を使っていました。
わたしはルイヴィトンほど、年代を表し続けるブランドはなく、「古いマルチ力ラーのスピーディーを持つくらいなら、アニエスべーのバッグ持っている方がおしゃれだよ。」と突っ込みたくなる性分なので、「お願いだから、モノグラムのボストンやめてくれない?」と長年言っていました。
それがやっとこさ、ファスナーの持ち手が潰れて使いづらくなったらしく、新しい物に新調したいと要望が!
待ってました!と新しいバッグを買ってあげ、ヴィトンをメルカリ・ヤフオクに出品すると「偽物の可能性があるため、出品取り下げます。」と、メルカリから。
30年以上前に買ったバッグの領収書なんかあるはずもなく、やばい客が多いところにこんなボロボロを出すこともないかと、サンクコストを諦めてリサイクルのへ持って行くと、3万円で引き取ってくれました。
カギもなく、ファスナーの持ち手も破れているのに、腐ってもブランド物はブランドものだと感激しました。
わたしがどれだけミニマリストになって物の量が減って、無駄をそぎ落としたとしても、安物買いに走らない理由はこれです。
30年、1万円のバッグを毎年買った人はマイナス30万円ですが
現在26万円のキーポルを30年使った人は、マイナス23万円です。
当時はもっと安かったので、十分元は取れました。
長く使えるモノを買ったほうが、今の出費は多くても将来お金持ちになれるんですよ。
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買わない杏が買ってよかったモノ