整理整頓好き・得意の人ってやっかいです。
わたしの家族にも1人います。
整理整頓大得意の人間が。
モノを整える力と、家を整える力は別
この“モノを”をキレイに整えられる力って、“家を”整えられる力とはまた別なんですが、整理整頓魔はこれに気づきません。
何故なら、大量のモノを整頓するという作業を常に行っているため、自分は部屋や家を整えられていると勘違いするからです。
こんな人に、手放すコトの合理性を話しても理解するのに、汚部屋住民よりごみ屋敷住民より手こずることが多々あります。
自分の家はまぁまぁキレイだけど、何となく今以上に良くならないかな?とミニマリストブログを見ているあなたこそ、手放し甲斐のある部屋にいますよ。
整理整頓好きな人の特徴
整理整頓が好きな人の特徴は、
- 色違い買いをよくする
- 気に入ったモノがあるとストックとして2個以上買ってしまう
- 引き出しやクローゼット内は、色ごとに分けられてびっしり収納されている
- 文房具もよりどりみどり
- 下着やTシャツ類のたたみ方が決まっており、収納することが苦痛ではない
- 時間ができたら、全出しとまではいかずともモノを出しては、売りに出したり捨てたりしている
- 引き出しには、色んなサイズの収納グッズがある
- 引き出し内にサイズピッタリの箱を使って収納している
- 何百着もの洋服のハンガーは全部同じ種類でないと気持ち悪い
- メルカリ・ヤフオク・フリマで売りに出すモノがたくさんある
整理整頓好きは、絶対と言っていいほど、箱やスチール缶収納の量が多いです。
整理整頓好きと一緒に暮らしていたわたしも、ご多分に漏れず箱をうまく使うのが大の得意ですから。
手放すのに4年かかった執着・習慣
この箱を即捨てするまで、わたしは4年もかかりました。
1日5捨しなければならないので、数か月以内には捨てるのですが、手にした瞬間的には捨てずに持っていました。
捨てるまでの2週間から1か月間、収納のどこかに“なんとかして”使っていました。
2週間後には捨てるのに、それでも言葉通り“なんとかして”使う習慣が4年も手放せずにいたのです。
捨てフェチなので、2週間もすれば姿を消しますが、これ、捨てる習慣がない人だと、しょーもない箱や缶の嵐になるのです。
ちなみに、靴の箱は意外にすぐに手放せました。
これは、溜めこんでも、同じ柄・同じサイズにならず気持ち悪いので、速攻捨られていました。
ただ、小さな単体で使えるような箱は手放せずにいたのです。
4年経って、先日、コーラルピンクのかわいい和紙の箱に入ったお菓子をいただきました。
商品シールも貼っていないキレイな箱。
初めて「かわいいな。どこかに使えないかな。考えているってことは無理矢理使おうとしているよね。どうせ次の新月前に捨てるよね。きょう資源ごみに出そう。」とその日の内に捨てられました。
長年の執着や習慣を手放すにはこんなにも時間がかかるものなのです。
なので、どうか、部屋をすっきりさせたいと思っているなら、今すぐ何かしらを手放すことを訓練する必要があるのです。
でないと、捨てない習慣のまま手放す羽目になり、手放すコトに苦痛を伴うようになります。
紙を置いておくデメリット
会社をしているため保存義務期間のある書類の捨て方に関しては、定期的に記事にしていますが、紙を置いておくメリットって本当にありません。
- 溜まるととてつもない重さになる
- 紙虫がつく(紙を走る虫を見たこと、あります。)
- 湿気が多い日本、クリップやホッチキスが錆びる
- 紙を保管するためにクリアファイルやアクティブファイルなど無駄な買い物が増える
- 溜まると見る気が失せる為、溜まる一方
- 古い雑誌や本は、引越し時にまとめて捨てる羽目になる
- 引越しに持って行こうもんなら重さで腰をやられる
- 箱を収納に使うと、仕分けするモノが増えて家事が増える
- チラシの裏紙を使ってもテンションが上がらず結局かわいいノートとか買っている
- 箱があるせいで、細かいわけのわからないモノを一緒に溜め込む
もう素直に最初から紙は、資源に出す!
これに尽きるのです。
今から引き出しを開けて、箱を捨てるだけで、溢れ出てきたモノも一緒に捨てられます。
箱や紙に紙魚(しみ、※紙につく虫)がぎっしりついていることを想像したら、捨てられますよ。

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