光浦靖子さんと幡野広志さんに学んだ、色んなことへの手放し方

杏と同じ1983年生まれでガン患者である幡野広志さんの本を読みました。

 

幡野さんの“優しさという虐待”という言葉から、彼に興味を持ち

ミニマリストの交友関係

連載している悩み相談サイトを閲覧したりしていました。

 

本も2冊目ですが、きょうの1冊はなにかが腑に落ちる感覚が大きかったので、シェアしたいと思います。

 

 

 

過去に生きてもしあわせになれない

 

すでに結婚もしお子さんもいらっしゃる男性が昔の彼女を忘れられないという相談に対しての幡野さんのお答えは「過去に生きてもしあわせになれない。」です。

 

振られた事実を受け入れていないのは相談者だけで

彼女は今何とも相談者のことを思っていないし

今、彼女には彼女の人間関係があるという説明が続いています。

 

たかが物に対しての執着を捨てきれず、毎日どういう心構えで手放したらいいのか日々悩みあぐねているわたしは恥ずかしい気持ちになりました。

 

子どもがいたりすれば、

「物を捨てきれず悶々とするくらいなら、時間に余裕ができて子どもとの時間を充実させた方がいい。」なんて考えもたやすくできるけど、

 

  • 「わたしは別に、毎日お弁当作りをしないといけないわけではないし…。」とか
  • 「旦那の家のストレスがあるわけではないし…。」とか

色々言い訳をつけて、勝手に悩ましい毎日を送っていることに気づきました。

 

断捨離は慣れなので、最初からガサーっと捨てられないのはわかっているのですが

上達するまでの時間がかかり過ぎているなという印象です。

 

たかが物だと知りながらも、執着を持つのはやはりわたしも過去の人間関係に決着をつけきれていないのでしょう。

 

これは、家族であっても他人であってもです。

 

光浦靖子さんが、自粛期間中にお子さんがいる妹家族と同居して

“ひとり者で時間があるから些細なことに腹を立てたりしている。”ことに気づいたという記事を読みました。→こちら。

 

日付を見ると5月の記事です。

 

その時にも、同じような反省をしたのに、5か月過ぎたらまた忘れているという自分のバカさ加減にもちょっと笑えました。

 

わたしたちが今捨てきれずにいるものは全て過去のものです。

 

口では簡単だけど、とても難しい“今を生きる”を少しずつ実現できたら

少し楽な毎日になるのではないかと思いました。

 

 

 

機能不全家族で育った人間の心の持ちよう

 

2歳のお子さんに愛情をかけてあげられないと悩むお母さんからの相談も寄せられていました。

 

ここでの回答は、一番興味深く…

いわゆる毒親の被害者である子どもたちからの相談や感想はたくさん送られてくるけど、毒親側からの感想や意見は全くこないんだとか。

 

この相談者さんが初の毒親サイドからの相談だということでした。

 

つまり、加害者側は害を与えている認識がなく自分の人生を楽しんでおり、

そんな人たちに振り回されて疲弊しているのは被害者側だけだということです。

 

この仕組みがわかれば、自分を攻撃してくる人を相手にすることがどれほどばからしいことかわかります。

 

わたしもそろそろ、過去の怒りを手放して忘れ上手になろうと決心しました。

 

忘れ上手はしあわせ上手です。

 

 

 

他にも色んなご家族の模様があり相談があるので、

自分の立ち位置に当てはめて解決のヒントになる答えがたくさん詰まっていると思います。

 

それに自分のことだと、多角的に見れませんが人のことだとよくわかったりするものです。

 

秋の夜長に是非読んでみてください。

 

 

 

 

 

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