モノが部屋の中を段々と圧迫していくのは、モノが増えたときに実感がないからです。
モノ1つ家の中に入ってきたときに、「入ってきたゾ~!!」と感じることができれば、キレイな部屋はキープできます。
まずは、部屋中のモノをカテゴリー分けする
昨日、他人のスペースにモノを置く行為は不法侵入と同じだとお話しました。→今すぐ始められる、すっきりライフの準備
スペースを区切るというのは、人の陣地争い軽減にも、モノの増大も防ぐのにも役立ちます
人の陣地に侵入しないようになったら、今度は自分の陣地に敏感になりますので、自分のスペース内のカテゴリー分けをしてみてください。
押し入れに食材や、キッチンに靴など、モノがそれぞれの場所に入り切らずちんぷんかんぷんな収納をしている人が多くいます。
すっきりした部屋で暮らすのが理想だと思っているなら、これをやめるだけで余計なモノは一気に減ります。
- 洋服はクローゼットに
- 食材はキッチンに
- 靴は下駄箱かクローゼットに
- バッグ・アクセサリーなどの服飾小物もクローゼットに
- 取説は、家族が取り出しやすいリビングに
- タオルは、洗面所に
カテゴリーごとにモノを移動させてください。
いずれ捨てることになるのですが、最初に捨てられないなら、とりあえずはそれぞれの場所に移動。
入りきらなくてもいいです。
溢れかえった状態で、そこに置いておいてください。
整理整頓をしばらくやめる
人間は、たまに見るから懐かしかったり惜しがったりします。
慣れないことには、手放せないのです。
これは人間関係と同じです。
あれだけ恋い焦がれていた男性も、結婚して毎日傍にいたらどうでもよくなるのと同じ。
みんな、思い出の品とか言いながら段ボールに詰め込んで部屋の片隅に放ってある。
たまに掃除しようかと段ボールを開けると、久しぶりの再会にそのモノの価値はぐんと急上昇します。
カテゴリー分けして、クローゼット内で溢れかえっている洋服、洗面所に溢れ出ているタオルも、玄関に溢れ出ている靴もしばらくはそのままでOK。
整理整頓して片づけて見えないことにしないでください。
出しっぱなしのまま生活に難が出てきたら捨てるようになります。
感覚が鈍化してしまっているウチ、“断捨離”しました!に出てくるような重症者は別として、普通に生活していたら玄関にあるおぞましい靴に躓いて朝出勤しにくいだろうし。
キッチンに積み上がっている食材が邪魔で、夕食の準備も大変だろうし。
口うるさい旦那だと何とかしろって言うはずです。
邪魔に感じるようになったら、ひたすら消費する
ちゃんと、邪魔に感じられたらどんどん消費していってください。
- ハンカチやタオル類は、会社へ行くたびに5枚ずつ持って行って同僚にあげるもよし
- 会社の古びた雑巾と交換して、自分のタオルを使ってもらうもよし
- 入りきらないレトルト食品は、バッグに忍ばせておき、井戸端会議する仲間に出会えば貰ってもらうのもよし
- 片方しか見つからない靴下があれば、その場でサッシや洗濯機の裏側を拭いてそのままごみ箱に入れればよし
- 足の踏み場もないクローゼットから引っ張り出した洋服を、通勤ルート内にあるリサイクルショップへ持ちこむもよし
邪魔だと感じたら、消費することを生活の一部にすることです。
わたしは、必ず友人宅へ行くときは自分が使いこなせてない・使い切れないモノを持って行きます。
この一連の行動が習慣化されると、何か一つ家に入り込むと異様な圧迫感を感じるようになります。
先日ボールペンとタオル2枚を貰いました。
素敵なモノなので使っていますが、「あ~我が家にはボールペンが1本増えた~、タオルが2枚増えた~」と常に頭にあるので、1週間以内にはボールペン1本とタオル2枚捨てるコトができ、元の数に戻りました。
部屋の状態をキープするためには、
- 分ける
- 整理整頓しない
- 邪魔だと感じる
- 消費する
この4つです!!
邪魔に感じるコトをどんどん体感できた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ