意外と知られていないストレスの原因を知る
４１歳のわたし、電話が鳴るとストレスです。
２０代の我が社の銀行担当者、意地でも電話せずに済むように必死です。
ひしひしと電話したくないオーラが伝わってきます。
７０代のわたしの親、LINEが既読にならず、超絶ストレスです。
４０代の同級生たちと顧問司法書士、電話しても短め、LINEの返事早くストレスフリーです。
４０代の親友、女々しいヤツで一発で日程決められず「あーでもない、こーでもない」連絡をよこすのでイライラします。
６０代の顧客、メールで問合せしろと毎度署名欄に赤文字で記載していても、電話がかかってきてしかも横柄で殺意さえ覚えます。
５０代の弊社顧問税理士、メールの返事は３日以上あくので、しびれをきらしてこちらから電話して回答を聞きます。
これ、令和の人生１００年時代到来によって起きている世代間差ストレスです。
気づいていました？
連絡手段の違いと返答するまでにかかる時間の違いが、仕事や人間関係のストレスを増長させているってこと。
相手の連絡手段を受け入れる
ストレス増やすだけでは自分ばかりが消耗してしまうので、今すぐにでも対策を練りましょう。
まず相手を変えず自分ができることは、相手の好都合連絡手段を把握して受け入れることです。
心理学世界でよく言われる、「相手を変えることに必死にならず、自分が変わった方が早くて楽。」ってやつですね。
杏の場合だと
２０代銀行マンには、なるべくメールで対応するし
７０代の親にはさっと電話で用事を伝えるし
４０代の親友は、相手の返事を待たず勝手にこっちで予定を決めるし
６０代の顧客には、署名欄の警告文章を大赤文字で、LINEや番号のアイコンはカスハラ防止画面にして拒否感マックスにし
↪これ、実際の杏のアイコン画面
５０代の税理士は、放置していたら返事がくることを受け入れて、時間に余裕を持ってメールする。
毎朝メールボックスを開くたびに、「未読のままだ。いつ返事が来るんだ。きょうか明日もう１度催促メールした方がいいのか。」など無駄な思考時間を繰り広げるくらいなら、最初に自分が関わる人間がどんな連絡手段をするヤツなのか最初に見極めておくのです。
ルーズな相手には、自分も楽してルーズになる
税理士に対しては、自分が変わればいいコトに気づけず２年くらいずっとイライラしていました。
最近、対応策を取ってやっと税理士相手にイライラしなくなりました。
しかも、向こうもいつも時間をあけて返事がくるのだから、必要書類の準備を依頼されても、自分の都合のいいタイミングで準備して自分のタイミングで返事する。
性格的に、「言われたら即やらねば！」とプチストレスになるのですが、対税理士に対しては「相手ものんびりさんだから、こちらものんびりでOK」となり、自分も楽させてもらっています。
自分の連絡手段を貫き通す
取引先や上司や同僚は、最初にどんな連絡手段が１番繋がりやすいか聞いて、お互いに取り決めておくといいでしょう。
わたしは、相手によって変えていますが、
- 緊急以外は、平日の日中にしかお返事しません
- LINEは仕事ではしません
- メールチェックは日中にしかしません
- 電話が鳴っても運転中が多いので（嘘ですが、ホワイトライです。）出ないことが多いです
- ロングスリーパーなので２２時以降は電話出ません
- 朝は子どもの相手で忙しいので、連絡できません
- 土日はデジタルデトックスでスマホを持っていません
などなど、とにかく連絡がつきにくいアピールをしています。
電話やメールやラインがストレスになっているなら、相手の時間に合わせて対応する必要はないのです。
心理的負担を減らすために、スマホ・PCを遠ざけるのも手
わたしは２０代のときに付き合っていた彼のお母さんが「いつも電話しても取らないし、かけなおしてもこない。」と彼に愚痴っているのを見て心底驚きました。
杏家で、親の電話を無視、折り返ししないってことはあり得ないからです。
親との連絡方法１つとっても、千差万別でそれぞれのやり方があります。
今、しょっちゅう親から電話かかってきてイライラしているのなら、週に何回なら、どの時間帯なら、どの曜日なら、何分以内なら、自分が快適に相手をできるのか決めて相手に伝えれば、ストレスは半減します。
わたしの母世代は電話世代なのか、よく向こうのタイミングで電話がかかってきて何時間も相手した後「あぁ、あれしようと思っていたのに時間がもったいない。」と愚痴っています。
これも、自分が電話を取らなければ防げるわけです。
今は誰からの着信かわかるのですから。
わたしは１５～２１時までは、家事・育児・美容時間と決めているので、かかってきても電話に出ません。
（数分で終わる仕事の電話だけ出ます。）
スマホは収納棚内の充電スペースで充電しており、音に気づかないので心理的負担も少ないです。
連絡してほしくない仕事関係者からのメールは１日寝かせてから返事します。
メールのやり取りが永遠に続くのをかんたんに防げます。
わたしもそうですが、気になってすぐ返事してしまう人は自分の心理的負担を減らすために電話やメールに気づかない仕組みを作るのも大切です。
わたしはスマホアプリ、全通知音オフにしていますが困ることはありません。
みなさんも便利グッズを便利でとどまらせるために、解放されてください。
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