わたし自身、あまり精神が安定した人間ではありませんが、自覚して自分で律しながら生活していると、不安定を引き起こす回数は、年齢とともに確実に減っていきます。
若い頃の頻度と同じペースで取り乱すことがあったり、その回数が増えているようであれば、自分に責任転嫁や依存や自己憐憫がないか、一度立ち止まって、振り返るといいと思います。
いい思い出より悪い思い出が、より濃く残る
以前、ここでおしゃれの話をしたときにも書きましたが、人の記憶とは嫌なコトの方が強く記憶されるようにできています。
9日連続でトレンドを意識したおしゃれなファッションをしていても、街中でバッタリ会ったときに1回でもびっくりするような不格好な様だと、そちらが深く印象付けられます。
なので、洋服はイマイチの洋服を手放して、毎日同じ洋服になろうとも自分に似合った服だけにするといいのですが、これ、生活面でも同じことです。
日々取り繕っていても、酔った勢いで、ハプニングの勢いで、醜態をさらす人は、大人げない人という印象を残してしまいます。
結婚向きは、安定した人
わたしは、結婚願望もありませんが、結婚不適合者だと自覚するのがこれが原因です。
真面目で面白味のない性格のわたしは、普段はきっちりルーティーン通りにただ仕事と子育てをし、息抜きに掃除とビールを飲むだけの何の害もない人間なのですが、1年に1回か2回大爆発をすることがあります。
この大爆発は、周りの人をとても不愉快にするものだと自覚しているので、1人の空間でしかしないように心掛けています。
心がけていても、その様を同居人に見せるなんて恐ろしいこと絶対にしたくありません。
自分がよく思われたいからではなく、人からみると不快なモノだと自覚があるからです。
この自覚って本当に大切です。
やみくもに結婚を焦っている女性も、自分は本当に結婚に向いた性質なのかを考えると、あっさり「実は結婚しない方が自分はしあわせになれる。」事実に気づくことも多いです。
口酸っぱく書きますが、自己分析は人生を楽に生きるのに大切なことです。
怒らずに伝えた方が思い通りになる
自分が自分の変なところをわかっていたら、人に見せないようにしたり、変だからこそまともな伝え方を試みたりします。
自分でわかっていないと、自分の不快を周りにまき散らすことになります。
グループ内で、突然泣きわめく人とか、ヒステリー起こす人とか、メール攻撃が過ぎる人とかも、自覚がないから、本人は必死なだけです。
けど、周りはドン引きして潮がひくようにさーっといなくなりますよね。
なので、たまに起きるハプニングのときこそ、一人になる、時間を作る、人に頼らないを心がけるだけで、人間関係を無駄になくすことはなくなります。
ちなみにわたしは、30歳くらいまで酔っては人に電話をかけ、言わなくていいことを言っていました。
この癖が日々の心がけの蓄積で、やっとなくなりました。
わたしは間違ってない!助けて!と心底思うときこそ、冷静に俯瞰して、どの手段で伝えるのがいいのか熟考してください。
怒りを伝えても、真意は伝わりません。
怒っているときこそ、自分の想いを伝えるために冷静でいた方が、かえって自分が納得する結果が導けます。
1人のときは、感情的になってもOK。
でもそれを人に押し付けると、欲しい現実が遠ざかります。
平均的な精神を保てた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ