ふ~みんさんからコメントをいただきました。
トピックからこちらの記事を見つけ、やって来ました。
ふ~みんと申します。どうぞ宜しくお願いします。
私は40代兼業主婦です。服が好きで、結構買い込んだ時期もありました。
クローゼットはパンパンなのに、いつも手に取る服は数パターン。
子ども部屋と客室のクローゼットも私の服で埋め尽くされています。
現状を改善すべく、断捨離を何度か試みるも、目立った変化もなく…悶々としています。
気に入って買った服を手放す時って、アンさんは何を基準にしていますか?
踏ん切りが付かなくて、情けないですが、困ってます。
何かアドバイスを宜しくお願い致します。
ふ~みんさん、はじめましてこんにちは。
コメントありがとうございます。
ふ~みんさんは兼業主婦とのこと。
さぞかし1日があっという間に終わってしまうくらい大変な毎日をお過ごしのことだと思います。
いつもお仕事と家事と子育て、お疲れさまです。
洋服の断捨離は過去にもたくさん書いていますが、年末に向けて洋服の断捨離がしたいと思っている人も多いと思いますので、きょうは、洋服の手放すタイミングのお話をしますね。
枚数が多すぎてカオスと自覚する
まずは、当たり前のことですが、自分の洋服の枚数が多すぎて、スッキリ出来るものも出来なくなっているという現実を直視します。
ここはふ~みんさんは「子ども部屋と客室のクローゼットも私の服で埋め尽くされている。」と書いていらっしゃるのでクリアされていますね。
ただ、洋服をたくさん所有することが当たり前になっている人にとっては、ここに気づかない人も多いので、まずは、自分の洋服の枚数が多すぎるがゆえに、おしゃれを目指している自分がおしゃれでない家に住んでいしまっている現実を目をそらさず受け止めてください。
何故、手放したくないのか考える
着ていないことをわかっているのに手放せない人は、その理由を考えてください。
チラシの裏でも構いませんので、書いてみると自分の本当の気持ちがわかります。
誰に見せるわけでもありませんので、いい恰好をせずに書いてください。
- 洋服をたくさん持っていない人のことは、おしゃれでないと思う
- 買ったときの値段が高くてもったいないと思ってしまう
- 買ったときの思い出が強く、手放せない
など色々あると思います。
洋服をたくさん持っていない人のことを、おしゃれでないと思うなら
好きな芸能人や憧れの女性って1人か2人はいますよね?
その憧れの人がいくらたくさん洋服を持っていておしゃれだとしても、自宅が服まみれで、しかも子ども部屋にまで洋服が侵入するくらい整理整頓されていない部屋に住んでいるとしたら、どう思うか考えてみてください。
洋服をたくさん持っていることにこだわりすぎて、他のことに目がいかなくなっているのはバランスが悪くなっている証拠です。
世の中のすべては、正負の法則で出来ています。
異性でもそうですが、ほんっとに顔がタイプでかっこよくても、あまりにも暴力的だったり部屋がごみ屋敷だと結婚したいと思いません。
目をつむって結婚したとしても現実を一緒に生きていくとなると彼のかっこよさより、部屋の汚さの弊害の方が大きくなり愛は冷めるでしょう。
洋服をたくさん持っていることで、自分を誇示しているような気になるかもしれませんが、それによって生じている弊害、ここでは『部屋が圧迫されている、整理がしにくい、着たい服を見つけるのに時間がかかる、クローゼットがパンパンで全くロマンチックな空間でない』の方に目を向ければ手放せるように変わってきます。
もったいないと思ってしまう人
何度も書いていますが、サンクコストは回収不可です。
いくら高かったとしても、買ったときに支払った金額は絶対に取り戻すことができません。
それをヤフオクやメルカリで売って売上金として返ってきたとしても、それは別の収入であり、洋服に支払ったお金を回収したことにはなりません。
今の時代の洋服だと、普通の人は数千円から数万円程度だと思いますが、それに固執して、今までそして今からも
- その洋服を置いている箇所に家賃や住宅ローンを支払うこと
- 洋服の管理にムシューダを買ったり、
- クリーニング代を支払う方が
よっぽどもったいないのです。
最たるものは、クローゼットを開ける度、洋服を見る度に「邪魔だな。多すぎるな。捨てなきゃな。でもわたしは捨てられないんだよな。」と自分否定を繰り返してしまう方がよっぽどもったいないのです。
脳は刷り込みを簡単に受けるので、自分で「邪魔だな。捨てられないな。」と唱え続けることで、どんどん、邪魔なモノだらけの部屋を作ってしまい、捨てられないと思い込んだがゆえに、何でも溜め込む人になってしまうのです。
買ったときの思い出が強い場合
わたしもあります。
ひいおばあちゃんが、背中に大きいリボンが着いているカットソーを着ているわたしに向かって「なんか赤ちゃん背たろうてるみたい(背負ってるという意味)、笑」と言って笑い合ったカットソーをまだ持っています。
あまり着ていません。
ただ、これの1着はすっかすかの引き出しに、いつも着る洋服と一緒に収納していて、しょっちゅう手に取って想いだし、家でセンチメンタルな気分になったら着て、と1年間タンスの肥やしだった試しはありません。
数が少ないとたくさん思い出しますが、数が多すぎると思い出も雑で想い出の価値がどんどん下がります。
邪魔だなと思うことで、想い出は価値は汚れていっていると思ったらいいです。
カットソーは現物を置いていますが、想い出のストーブや炊飯器なんかは写真に撮り“想い出”カテゴリーに入れてありますし、自分の過去の栄光グッズ賞状なんかも、写真に収めて捨てています。
基準を明確に自分で決める
多分1か月くらい前に書いたと思いますが、わたしは捨てようか迷っている洋服を他人が着ていたらどう思うかをよく考えます。
- Tシャツに穴が開いている人とデートしたことがあり、ドン引きしたことがあります。
- 毛玉だらけのセーターを着ている男性に、一瞬で冷めた経験もありです。
- 見えないからとインナーシャツに汗ジミがついているのに着ている人を見たときには吐き気を催しました。
こういう気持ち悪がりのわたしだと基準は、
人が着ていても不快を覚えないか
ということが加わります。
“1年以上袖を通していなかったら捨てましょう”とかよく言われますが、これで実践できないのは、“自分の基準”ではないからです。
なら、簡単。
自分の基準をたくさん持つだけです。
- 着にくい洋服は手放す
- 汗ジミや取れない汚れがあるモノは手放す
- 自分のクローゼットに収まらない分は手放す
- 人からもらったモノは手放す
- 同じような形や色のモノは半分にする
- 毛玉取りが必要なものは手放す
- おしゃれ着が手放せないなら、普段着の数を圧倒的に少なくする
- 冠婚葬祭の洋服は、おしゃれ着と併用し手放す
- 後姿が不細工な洋服は捨てる(これわたしの基準)
- 洗い方が面倒だったりクリーニングが必要なモノは捨てる
- (体型に合わせて)痩せて・太って見える洋服は手放す
- 丈が若作りと見えるスカートを手放す
- 捨てる色を決める
- 春夏秋冬3つ以上使えない洋服は捨てる
いくらでも基準はあります。
ふ~みんさんは、それを実行に移さないのは、ただ捨てるのが面倒なだけだと思います。
洋服が本当に好きなら、なおのこと新しいモノもたくさん身に着けたいと思うのではないですか?
滝沢カレンさんは、前のシーズンのモノを着たくないので、古くなったら人にあげると言っていました。
これも、カレンさんなりの基準です。
やましたひでこさんも、1回、人様にお披露目した洋服を着回したくないので、人にあげると。
おしゃれだけど、たくさん持っていないとおしゃれになれない人の心理がわからないと思っているタイプのわたしは、全く理解できませんが、ふ~みんさんが洋服が好きだと思うなら、より一層、手持ちの洋服のことを考えてあげてください。
今は、手に取って判断するとかリサイクルショップへ持って行くまでの段階にいっていないだけだと思います。
- まずは、自分がどんな部屋に住むのが理想なのか
- 自分がどんなおしゃれさんでありたいのか
- 自分がどんな洋服とつき合いたいのか
- 洋服を処分するなら、それを捨てるか寄付するかどうしたいのか
をまず考えてみてください。
捨てたいという気持ちがあるのですから、今年中にスッキリしたかっこいいおしゃれな人のクローゼットになれると思いますよ。
みなさんも、質問でなくても感想などありましたら、何なりと送ってきてくださいね。
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