生活していると、色んなことに流されます。
- ヤ○ザの世界にいると、刺青を入れることが当たり前になったり
- 留学先で、海外に染まり過ぎて貞操観念が欧米寄りになったり
- 嫁いだ先が資産家で常にお金のもめごとがあったら、お金の亡者になったり
極端に思われるかもしれませんが、人は簡単にその環境に染まり流される生き物です。
ただ、成功者は流されません。
自分で手綱をしっかりと締めながら生活しましょう。
大量消費社会に流されない
これだけそんなに必要でもないモノをぽんぽん買ってしまうようになったのも、大量消費社会に流された結果です。
普通に冷静に考えたら、モノを買うのは、必要なモノが今手元になく、それがないと今したいことに支障が出るときに行う行動です。
今から人と会わないといけないのに、着る洋服がないと素っ裸で会う羽目になり、それは困るから洋服は必要。
今から食事をしないといけないのに、料理器具が一つもないとニンジンを丸かじりや生肉を火であぶって食べなければならない。
それは困るから料理器具は必要。
こうやって必要なモノを買うのも何の問題もなかったはず。
必要なモノはあるのに、周りが持っているから、コマーシャルでこれを持てば幸せになると言っているから、そんな理由で大量にモノを手に入れた結果が今のあなたの家です。
夢を与えてくれたコマーシャルやSNSの発信者、販売員のような生活を送れていますか?
答えはNOなはずです。
幸せは決してモノを手に入れたから訪れるものではないからです。
随分長い間、周りに流され要らないモノを買って、他人様の懐に寄付を続けたのですから、これからは自分軸で物事を考えてみてください。
やみくもに誘導されて寄付(販売者の利益)するより、自分が応援したいと思っている団体に寄付するような自分軸のお金の使い方の方が幸せを感じます。
やみくもに誘導されて買う行為をしなければ、お金は面白いほど自分の思い通りに貯まり、使いたいときに使えるようになります。
趣味に走り過ぎない
色んな趣味があると思います。
推し活をする人や美容オタクやコレクターやおしゃれさんなど。
好きを満喫するのはとてもいいことですが、趣味に偏り過ぎた暮らしをしないことを心がけるといいです。
心にもお財布にも人にも優しい生活が送れます。
趣味は没頭すると周りにそれしか頭にない人たちが集まってきて、流される速度がぐんと早くなります。
わたしはヨガは好きですが、ヨガに没頭し過ぎている人の狂気レベルの健康オタク度には、流されたくないと思います。
好きすぎると、そうでない人を攻撃してしまいがちになるのが、流されることの怖さです。
阪神タイガースのファンが、異様なまでに巨人ファンを攻撃する。
これも趣味に走り過ぎた結果です。
伝統の面白い小競り合い程度なら、周りも楽しいですが、球場では極端な敵意を示す人もいます。
自分の好きだけが世界の中心ではありません。
常に好きなモノの世界にいるときの自分とそれを好きでない人の価値観のはざまにいるよう心がけるだけで、相手を攻撃したいという気持ちは減ります。
それに、偏るとお金の使い方を間違います。
わたしも推し活に使ったお金を考えると、軽くビル一棟は建ったんじゃない?というほどお金を使いました。
バランスよく好きでいることは、懐にもやさしいです。
違った環境の人の話を聞く
バランスを取ることがとても大事なのは、適度な好意の持ち方・適度なお金の使い方・適度なエネルギーの使い方をできるからです。
- 子どもがまだまだ小さいのに、親が趣味の洋服を買いあさり学費がないのも未来の問題になりますし、
- 子ども命になりすぎても、巣立った時に自分の精神を病むことになる。
- 美容に力を入れすぎていると、病気をしてそれを保てなくなったときに自分の見た目が嫌すぎて、闘病生活がより困難になる。
バランスよい思考でいないと、柔軟な考え方ができなくなるからです。
こだわりは執着の表れです。
わたしの懇意にしている歯医者さんが、「同世代の女性から婚活話を聞かされるけど、それだけ結婚したいならちょっと歯をなおしたらいいのに。」と言っていました。
結婚できないコトガラだけにエネルギーが偏ると、見た目をちょっと清潔感あるようにしようという柔軟な発想にたどり着かないのが人間です。
本人は、好きに最大限の力を注いでいても実は本人の自己満足がほとんで、周りはへとも思っていないのが実際のところ。
こだわりがあればあるほど、そのこだわりがない人からはどう自分は見えているか俯瞰する力を持つと、変なことに散財したり、こだわりにふりまわされることは減ります。
絶対にみなさんの中に無意味なこだわりはあります。
それを一つ一つ剥がし取ることを心がけてください。
支出も減ります。
病的な自分のこだわりを少しでも緩和できた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ