買い物をやめられないのはただの勘違いだった

買い物 やめられない ミニマリスト
買うか買わないか

 

家族の使っているiPhoneの調子が悪くなりました。

 

携帯保障サービスに加入しているので

1万円を支払えば

同じ機種の新しい物に交換してもらえます。

 

dポイントがたくさんあるので

ポイントで清算したら

家族が「タダや。」と言っていましたが、

わたしとしたらポイントも立派な生活費ですので

「タダじゃないんだけどね…。」と心の中で呟きながら支払いをしました。

 

 

 

一家の財務大臣の判断基準

 

わたしが家族のお財布の紐を握っているので

誰かが欲しい物があると必ず買うか買わないかの判断をしなくてはいけません。

 

ミニマリストのわたしは

必要な日用品以外買わないので

ちょっとストレスですが

家族に会計を任せるとみるみる我が家は大赤字になるので

仕方ありません。

 

そこで、買うか買わないかの判断基準としているのが

必要か否かです。

 

ただただ新作が出て使ってみたいという意見は

欲しい物と判断して却下ですが、

先日のような座布団は

 →ミニマリストが贈る誕生日プレゼント

家族みんなガリガリで座っていると骨が当たって痛いので

必要な物と判断して購入します。

 

その代わり新しい物が家に舞い込んできたら

必ず家の中の何かを手放すようにしています。

 

そうしなければ永遠に物が増え続け家がパンクするからです。

 

どんな大きな家に住んでいても同じことです。

 

保管場所があるからという理由で物を保持し続けても

管理することはおろか

存在さえ忘れてしまって

後々大変なことになります。

 

 

 

物質主義の恐ろしさ

 

物質主義的価値観の人は

  • 無くなることのない所有欲と
  • その欲望が満たされたら幸せになれるという思い込みと

永遠に付き合っていかなければなりません。

 

物を買うと決めた瞬間からドーパミンが出て

消費するまでの短い間の刺激で

脳は幸せだと感じてしまいますが、

購入後はそれほど幸せを持続できないので

また新たな物の購入に走ってしまいます。

 

そして物質主義的価値観の人は

  • 人が自分よりたくさん物を持っていた
  • 人が持っている物の方が高価だった
  • お金がなくて買えない

などのありとあらゆる不幸を見つける天才になります。

 

つまり形ある物への執着心が強ければ強いほど

わたしたちは不幸せになります

 

個人の幸福度や心の健康度は下がる一方です。

 

買い物をやめられない人は

買い物によって自分の脳で何が起こっているのかを把握しているだけでも

歯止めになります。

 

 

 

物より体験で幸せを感じるようになる

 

物を買う以外にストレス発散方法がないという方は危険です。

 

物質主義的価値観への依存は

  • ひどくなると買い物依存症になったり
  • 人と比べることでうつ病になったり
  • パチンコ依存症になったり

病気になる恐れもあります。

 

物を買う以外にストレス発散方法がないというのも思い込みですので

手放す努力をしてください。

 

そもそも趣味がないという人は総じて完璧主義者が多いような気がします。

 

わたしも「趣味がない。」と思っていますが、

  • 拭き掃除して床がピカピカになったとき
  • 動物の耳掃除をして満足したとき
  • 発泡酒ではなくビールを飲んだとき
  • 短時間で仕事ができたとき
  • 友達とのメールでクスッと笑ったとき
  • 物を捨ててスッキリしたとき
  • 整骨院へ行って体が軽くなったとき
  • レストランで美味しい物を食べたとき
  • 散歩中のかわいいワンちゃんに会ったとき

 

などいくらでも小さな幸せを感じていることがあります。

 

つまりわたしも無趣味だと思っていたけど

趣味はちゃんとあります。

 

その趣味がSNSでリア充アピールできるような

派手なものでないから無趣味だと言っていたのでしょう。

 

ミニマリストでもこの物質主義的価値観に陥ることはあるのです。

 

会社勤めをしていた頃の先輩が

毎月給料分を借りて

給料が入ったらそれで返済。

そしてその日にまた30万くらい借りる。

という生活をしていました。

 

20代前半の頃は、「お金の使い方を知らない人なんだな。」程度にしか思っていませんでしたが、

今思い返せば

わたしがエルメスの鞄を買うと同じものを買い

わたしが会社に乗っているのを見ると同じブランドの車を親に買ってもらっていました。

 →物欲の抑え方(杏も20代の頃は色々買っていました。)

 

完璧な物質主義的価値観による人と比べる根性だったのだなと

心理学を学び始めてから理解しました。

 

退職する少し前に全部自分のお金で買っていることを言うと

「え!?一人っ子だから甘やかされて

親とか祖父母に買わせてるんだと思っていた!」と言われましたが

「それはあなたでしょう。」と突っ込んでしまいました。

 

もちろん心の中で。

 

しかもわたしの外車は中古で30万円の安物でした。

 

何も対抗して300万円もする車を親に買わせなくて済んだのに

物質主義的価値観でいたからこその大盤振る舞いです。

 

もったいないことです。

 

物質主義的価値観のお話

 →捨てられない人が変えるべき思考

 

 

 

脳を信用しない

 

わたしは自分の脳を信用していません

 

なので、「欲しいな。」と一瞬思っても

「気のせいか。」と思うようにしていて買いません。

 

というのも心理学に興味を持ってから

色んな書籍を読んでいますが

脳は結構簡単に騙されるということを知ったからです。

 

瞑想アファメーションリラックスや心の安定に有効的なのも

脳に少し良い情報を与えるだけで

幸せを感じてくれるようになったりするからです。

 

とても不幸体質のわたしはこれがまだ完璧にできないのですが

逆を思えば理解できます。

 

戦時中の教育ヒトラーの独裁政権などの過去の歴史を見ると

今のわたしは「信じられない」と思いますが

実際に過去そこのいいた人たちの脳は洗脳されています。

 

詐欺だってそうです。

 

落ち着いて考えればわかりそうなことなのに

脳は簡単に騙されます。

 

これを良い方に活用すればすべては解決するのではと

この1年程挑戦をしています。

 

みなさんもどうせ生きていかなければならない毎日を

うまく自分を騙しながら幸せになっちゃたらいいんではないでしょうか。

 

 

 

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