わたしたちは保有効果から、自分の持ち物は非常に価値があると勘違いして生きてしまいがちですが、モノの価値は、わたしたちが手に入れた瞬間から目減りしています。
捨てられないと思い込む前に、まずは捨ててみる!思い込みと一緒に
人間の老化と一緒で、モノも1日1日、1分ごと、1秒ごとにどんどん古くなっていることを忘れないようにしてください。
高温多湿な自分の国の特徴を知る
先進国であっても、フランス人は毎日髪の毛を洗わない人が普通にいると言われます。
別に不衛生なのではなく、日本と比べて湿度が低いため、毎日洗うとかえってかっさかさになってしまうから。
洗髪一つにしても、気候が大きく関係します。
そして、若い頃に無理して手に入れたブランド物のバッグもその国で作られたモノが多いですよね。
一生もののバッグだと言うのは、向こうの気候での話であり、日本で、高かったからと保存袋に入れ、ペーパーで包み、箱に入れ、クローゼットに押し込んでいては、一生を迎える前に、傷みがひどくなります。
写真のアルバムの断捨離をしたことがある人ならわかると思いますが、湿気でページがくっついたり、写真同士がくっついたり、とても状態がいいとは言えないモノに劣化してしまっていますよね。
これが、部屋中にあるモノ全部に当てはまると考えたら、自分がただただ持ち続けているモノは、ただただ劣化させているだけだと捉えられるはずです。
情報・サービスはどんどん進化する
昨日、ガラ携の充電器カバーを売りました。
何でもなるべく新品状態で持ち続けたいわたしは、携帯電話1つ買っても、すぐに劣化してしまうであろう充電器カバーを余分に買っていたのです。
ただ、今どきガラ携を使うこともなく、ストックであった充電器カバーはわたしにとってはただのごみになりました。
情報を取っておきたいと考えて保存する紙類もそうですが、内容はどんどん進化してしまうので5年後10年後に使える情報であることはありません。
わたしは、ミニマリストがこんなに広く知られる前から捨て魔で、大学生のときから、ヤフオクでモノを売り続ける暮らしをしています。
18歳からモノを売り続けているのだから、もっと早く売るモノが無い状態にすればよかったですが、もう買わないと強く決意するまでは17年も要しました。
毎日何かを発送するのが当たり前の日常なので、近所の郵便局員とは顔なじみ。
当時は、郵便局から定形外郵便かゆうパックで送るしか方法がなかったので、郵便局が無料でくれる宛名ラベルをたくさんもらえました。
収納癖があるわたしの家族がそれを見逃すわけなく、大量にありました。
宛名ラベルのお写真はこちらを参照してください→不要になった社名入り封筒の使い道
売る頻度を考えたら、いずれなくなるであろうと、どんどん使っていましたが、この20年の間にメルカリが登場し、配送方法は増えました。
クリックポスト(A4封筒・厚さ3cm以内、185円)なら、宛名は自分で書く必要ないし、匿名配送(コンビニや郵便局で使える配送)を利用すると、バーコードを読み取ってもらえばOK。
宛名ラベルも、使える場面が減っていくのです。
今、便利だから!と強く思うモノでも、今後どうなるかわからないということを頭の片隅に常に置いておけたら、過剰なストックは不要だと気づくでしょう。
新サービスを導入して、どんどんモノを減らす!優秀なゆうパケットポスト
ここからは、メルカリ・ヤフオクヘビーユーザー向けですが、昨日初めて、ゆうパケットポストの発送用シールというのを買いました。
ポストに入れるだけの配送サービスがあるのは知っていましたが、以前は専用の箱を買う必要があったので、家中の紙袋を減らしたいと思っていたわたしは見向きもせず、一番安い定形外発送やクリックポストを愛用していました。
ただ、いつも頭を悩ませるのが厚さ3cmの壁。
本の虫の我が家ではぶ厚い新刊本を買うこともあり、厚さ3cmを超える商品の適当な配送方法がなかったのです。
このゆうパケットポストは、3辺の合計が60cm以内で、長辺が34cm以内であればOKなので、ぶ厚めの本やテキスト・教材、コンパクトに畳める衣類なんかは全部これで送れるのです。
20枚100円なので、1配送につき5円と送料215円(出品者が送料持ちの場合)で220円。
1枚のセーターや厚さがある本はを発送するのに今まで510円が普通でしたが、半額で送れるのはとても魅力的♡
お勧めの配送方法です。
新サービスを上手く取り入れることで、旧サービスを手放すきっかけに。
便利に便乗して、どんどん家からモノを追い出してください。
昔の価値を、今の価値に置き換えられた方は是非ポチッとお願いします♡