掃除が嫌いな人多いです。
365日24時間、掃除することが日常生活にインプットされているわたしからすると、掃除なんておしっこやうんちをするのと同じ感覚なんですが、普段から掃除をしない人にとってはスペシャルな対応事項になります。
どうやって、掃除をスペシャルな出来事でなくすかをお話したいと思います。
掃除の負担はモノの量に比例する
片づけに行くと、ごみ屋敷みたいなところで「さぁ!手伝ってくれ!あんたは掃除が好きで得意なんだろう?」的な対応をされます。
わたしが掃除が好きなのは、掃除する負担がないからです。
わたしだって、掃除機1つかけるのに、
- 床にあるモノ全部どけないといけない、
- 部屋の半分掃除し終わったらまた荷物を移動させて…
なんてことしなければいけないなら、掃除は大嫌いになります。
掃除できないことをコンプレックスに思うなら、まず掃除が楽になるための部屋作りをしなければならないと、認識を変えてください。
冷蔵庫とパントリーは最低1か月に1度は空っぽに
いきなり部屋を空っぽにするというのはあまりにもハードルが高いですが、冷蔵庫を空っぽにするなら誰でも簡単に1か月以内にできます。
片づけられない女性が、わたしに触発されて冷蔵庫の掃除をしたら、中のモノが足の上に落ちて足の指を折りそうになった、ますます掃除が嫌いになったと言っていました。
この冷蔵庫の掃除の仕方NGです。
まずは、冷蔵庫は1~2週間に1度は空っぽになる仕組みを作ってください。
物価高の今買い物の回数が減るのは家計の助けにもなりますから、過剰在庫をことごとく一度消費してください。
どこのご家庭にお邪魔しても、賞味期限切れのモノは必ず出てきます。
今あるモノも賞味期限切れにして無駄な買い物をこれ以上増やさないためにも一旦空っぽにするのです。
なかなか壊れないモノとは違って、食材は腐るし賞味期限がくるし、消費しやすいモノです。
一度空になったら、1~2週間で食べきるだけの量をその都度買う。
わたしは月曜日と火曜日が10%引きの日なので、月曜日と火曜日に食材を買います。
大体1週間で、無理だったら2週間かけて食べきるので、週末は冷蔵庫がすっかすか状態になり、必ず拭き掃除をしています。
わざわざ冷蔵庫を開けて掃除するぞ!と意気込まなくても、冷蔵庫を開ける度に持っているそうじの神様のクロスで何も置かれていないところをさっと拭くだけ。
冷蔵庫内のモノを全出しして掃除をするというスペシャルなことではなく、何も置いてないところを拭くだけなら、簡単にできます。
冷蔵庫が空になる度に拭き掃除をする感覚が、自分のものとなり習慣化されたら、他の箇所も同じようにできるようになります。
洗面ボール下の収納もわたしは、パジャマ・下着・タオル類を収納していますが、
- パジャマは洗い替えがないし、
- タオルも1人2枚まで、
- 下着類は3枚ずつしかないので、
洗濯するたびに空っぽに近い状態になり、引き出し内を掃除機掛けしています。
→ミニマリストになって実感するコトとキレイな部屋をキープする方法
モノが減ったタイミングで掃除をしてしまうためにも、部屋中のすべての場所が一時的に空っぽになる仕組みを作るのです。
- 観葉植物だって晴れた日に外で水やりをしている間、床はフリーですから雑巾がけできるし
- 机の上に何も置いてなかったら、椅子を上にあげてルンバに掃除してもらえる
- カーペット類を洗濯しているときに床拭きは簡単にできるし
過剰に在庫を抱えていなかったら掃除はいたって簡単なんですよ。
無くても平気をたくさん経験する
食材にしても日用品にしても在庫がなくなることに過剰反応する人がいますが、これも慣れです。
先日、家で食器洗剤がなくなってしまい週末の2日間ないまま過ごしましたが、なんとかなりました。
長時間浸けていれば頑固な汚れは落ちましたし、少し油が気になるモノはハンドソープを数滴垂らせば問題ありませんでした。
以前、生理用ナプキンがないまま生理が始まってしまった話を書きましたが、その時もウエスにしようと切っていた布で対応しました。
祖母は生理があった間にテープ付のナプキンを使った経験がなく、昔はずれて気持ち悪かったんだよって話を聞かせてくれました。
昔の人が持っていなかったモノは、基本無くても生活できます。
最初は、無理だと思っても、1つずつモノが無くてもなんとかなる成功体験が増えると、モノはなくても全く生活に支障はないと実感します。
ここで話は戻りますが、モノが無い間は簡単に掃除できる快適な時間となります。
ストックを買ってしまったら、また掃除のタイミングがずれる。
無いまま生活していたら、そのモノの存在を忘れて買い足さなくていい暮らしになるかも。
そうしたら、また1つ買わねばならぬが減って楽になります。
真夏にカーテンの洗濯をしたら一瞬で乾くとわかっているけど、暑すぎてできませんでした。
この秋は暑いので、夏の残骸を処理するのに快適です。
真冬に手がかじかんでまで掃除しなくて済むように今のうちにささっと仕上げる仕組みを構築しておきましょう。
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