洋服を買う暮らしから、快適に着こなせる暮らしになるまで

すっからかんのクローゼット 買わない生活

わたしが今は“いつか使う”で持っている唯一のモノは、洋服です。

 

今後の人生、洋服を買わないと決めているので、今まで家族が買いこんだタグ付きの未使用洋服を少しずつ棚卸して、50歳までにはなくなるかなという感じで持っています。

 

杏の寿命は55歳くらいかなと思っているので、洋服がなくなってまだ生きていたら、久しぶりに洋服を買う人生を味わうのもいいかもと思っています。

 

 

管理できる量にまでは減らす

 

ただ、300着も500着もあっては何が何だかわからないので、わたしは各部屋のクローゼット内に収まるまでは、4年前に減らし終えています。

 

わたしが洋服を一生買わないつもりだと話すと、今ある洋服を全部捨てなくていいと勘違いされる“捨てない族”の人が多いので、ここは声を大にして言います。

 

今は多分70着くらいはあると思いますが、4年前に7割は売り終わりました。

 

この70着を、あと10年かけて使い切るプランです。

 

季節の変わり目こそ、洋服を減らせるチャンス!!

↳これ、3年ちょっと前のクローゼットですが、3段収納ボックス、中身は空にして2つともジモティで売りました。

 

確実に減っていっています。

 

在庫70着も固持するのではなく、在庫20着になって、洋服を買わなければいけない状況が速まって訪れることはウエルカムの状態にしています。

 

そうでなければ執着によって持つことになりますから。

 

 

管理できる量とは

 

そもそも管理できる量とは人によって違うので曖昧になりがちですが、洋服がそれぞれの寝室のクローゼット内に収まっている状態をベースにすればいいと思います。

 

かつては我が家も、

  • 1階の和室の押し入れ内にも洋服が、
  • 玄関収納にもコートが、
  • 各部屋のクローゼットにも洋服が、
  • 2階の廊下収納にも洋服が、

と家中のあちこちに洋服が点在していました。

 

これを、各部屋のクローゼット以外に洋服を置かないことを徹底しました。

 

真冬は帰ってきたときに玄関収納にコートを引っかけることもありますが、このコートを自室のクローゼットに持って行ってもちゃんと収納するスペースがある状態です。

 

結局、モノはカテゴリー分けされた状態で置いてあるのが一番管理しやすいく使い勝手もいいです。

 

着替える場所に洋服がある状態。

 

わたしは洗面所の収納部分には、用途別の洗剤などは置かず、洗面所で脱ぎ着する下着やそこで使うタオル、パジャマ類を収納しています。

 

洗濯が終わったらそのまま収納すればいいし、量が少なければ、干しっぱなしのまま2日後の洗濯日までに使ってまた洗濯機に入れる。

 

そんな感じです。

 

 

管理できる量になったら、片っ端から着る

 

管理できる量になったら、片っ端からある洋服を着ました。

 

この『とりあえず、全洋服に袖を通す』ことは非常に大事です。

洋服の数をごっそり減らすために必要なこと

 

最初の断捨離段階では、まだまだ着られるつもりでいた洋服が結構劣化していることを、このとき初めて知ります。

たんすの肥やしがもったいない理由

 

破れていたり、虫食いがあったり、着心地が異様に悪かったり。

 

管理できる量になった上に、この段階でまた10着くらいは手放せるでしょう。

 

 

洋服のモチは異様に長い

 

手持ちの70着は、クローゼット内にちゃんと収まるのですが、できれば50歳より以前に全洋服をなくしたいのが本音。

 

一旦全ての洋服に袖を通して、状態を知ったら、ボロボロにするために、シーズンごとに数着を徹底的に使いまくる暮らしを心がけています。

 

使えば使う程ボロボロになって手放しやすくなるのがモノです。

 

もったいなくて着られないと言う人が多いですが…

 

洋服って、お気に入りのモノは大事に取ってしまいがちですが、置いてあるだけで劣化し、逆に着まくっているとお気に入りは手入れするので持ちがよくなるんです。

 

わたしは、今靴下の在庫をゼロにしたいのですが、3足を履きまわしているのに全く破れなくてイライラしています。

 

2019年に7割減らした後に残った洋服も、全く毛玉らだけになったりしない。

 

洋服は軽く5年は着られるモノです。

 

毎シーズンごとに洋服を買う暮らしにどっぷり浸かってた頃は思いつきもしなかったことですが、事実。

 

数が減ると、クリーニング代もそんなにかからないため手入れが増え、また長持ちする。

 

なので、洋服は量がないと困っていると思う人は、気にせずどんどん着ればいいですよ。

 

 

一着一着の製品状態をよく知る着方

 

よく着ると、ブランド物や数量を増やすために持つ洋服は減るようになります。

 

だって、既製品には着心地が悪い洋服が山のようにあるから。

 

  • 肩幅が合わなかったら肩が凝るし
  • 袖丈が生活スタイルに合わないと、袖を上げるのが面倒
  • パソコン作業が多いとジュエリーが邪魔
  • ヒールの高さが変われば、パンツの裾が邪魔
  • お腹周りが苦しくて、仕事の疲れ方に拍車をかける
  • 素材が肌に合わず、チクチク気持ち悪い
  • 歳を重ねて、足首手首が出ていると冷える
  • マフラー、下を向くと垂れて邪魔

 

着心地の悪い洋服だらけ。

 

わたしは、家族が買った洋服をお下がりでもらうことが多いので、サイズ感のしんどさがNO.1でした。

 

しんどい思いをしてまで、洋服を維持でも着るって一体何だろうと思えた頃には、きれいさっぱりどんどん手放せるようになりました。

 

みなさんが捨てられないのは、その洋服に文句がなさすぎる、つまり着ずにその洋服の状態を知らなさすぎるからです。

 

よく知れば知るほど、うざくなって嫌いになる人間関係と同じで、洋服もよく着れば着るほど、うざくなっていらなくなります。

 

 

体に危険をもたらしてまで着る洋服とは何なのか考えてみる

 

わたしは寒がりなので、風を通しにくいジーンズを1本持っていたのですが、約1年ぶりに履いたところ(昨日)、なんかやたらと足がだるい。

 

デスクワーク中に立ったり座ったりよくするのですが、原因はジーパンでした。

 

部屋が汚いと太る

 

風を通さないだけあって、裏地もぶ厚めでストレッチが効いている素材。

 

締め付けが強すぎるのです。

 

ピラティスとヨガで体を鍛えているわたしは、明らかに1年前より血流がよい体になっています。

 

1年前に気づかなかったけど、体が健康になったことで締め付けの苦しさが苦痛になりました。

 

調べると、オーストラリアの研究発表ではスキニーパンツが危険と言われています。

 

スキニーパンツを履いて引っ越し作業をしていた女性が、足がしびれて歩行困難になり転倒した。

 

病院へ運ばれたときには、ジーンズを切らないと脱げないほど足は腫れあがっていたとか。

 

締め付けが強いモノは、血流が悪くなるだけではなく、筋肉や神経線維を損傷するそうです。

 

この女性も引っ越し作業中に、締め付けた状態が続いたため神経損傷して大惨事になりました。

 

わたしも20代の頃、無理して10cmヒールを履いていましたが、体を整えるようになってその代償を痛いほど感じています。

 

もうオバサンになった今から、体に鞭打って、老後ボロボロになるより、体に優しい洋服を選んで身に着けた方が、人生的にもったいなくないです。

 

 

体型の維持が一番の節約

 

最後になりますが、おしゃれはしたいから!!と安物を買いまくる人に言いたいことがあります。

 

プチプラに頼らず、いい物を買ってください。

 

ファストファッションの代償は、環境問題や発展途上国の貧困層の人の粗悪な労働環境などたくさんあります。

 

購入した側も、安いからと安易に手に入れてどんどん捨てるということ繰り返してしまい、ごみを出し続ける暮らしに陥ってしまいます。

 

こう話すと「高いモノは買えない!」と怒る人が多いです。(基本、お金に余裕のない人は、お金がないことで怒りがち。)

 

ただ、体重管理をしていると洋服は20年前に買ったモノでも今十分おしゃれに着こなせるんですよ。

 

パンツ類は全部20代の頃に買ったモノですが、39歳の今も履いています。(ブーツカットとかはもちろん手放し済みですが。)

 

サイズさえ変わらなければ、着続けることができるのです。

 

食べ過ぎない暮らしが、病院代や洋服の買い替えを減らします。

 

洋服を買いすぎない暮らしが、経験にお金を使える人生になります。

 

服を買うなら捨てなさい
洋服買わないしあわせ

 今のクローゼット~♡

 

 

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買わない杏が買ってよかったモノ

 

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