捨てるときに、「また買えばいいや。」と手放す人がいて、その話を嬉々としてわたしにしてくれるのですが…
聞くたびに心がザラっとします。
失うモノへの執着心を手放すために、「どうしても欲しかったら、また買える。」と思うことはいいのですが、簡単に“また買った”ら元の木阿弥です。
手放す理由として「また買える。」と思うのはOKですが、安易に「捨てて、また買う。」はNGです。
気軽に収納場所を増やし過ぎ!!
簡単に買い足すモノの1つに収納ケースがあります。
仕事で使う用具を買うためにホームセンターへ1か月に1回ほど行きますが、大きな収納ケースを持ってレジ待ちしているご夫婦をよく見かけます。
家の収納がパンクして、収める場所がなくなったら、週末に夫婦そろって収納ケースを買う。
そんなパターン化を見せつけられているような気になります。
収納ケースは3段タイプで3,000円程で手に入ってしまうため、気軽に買い足してしまいがちなモノです。
週末のデートで使うお金と考えれば安いかもしれませんが、これからごみを蓄えるために3,000円を気が向いたときに買い続けるにはちょっと高い買い物です。
3,000円で収納場所を増やすとそこに入れるモノを買い、また数年後に断捨離と称して中身を捨てる。
捨てるにもお金がかかります。
収納ケースは買った途端に未来の自分のお金を喰い始めていると言っても過言ではありません。
地球に優しい生活で、暮らしの質を上げる
もういらない!と思った瞬間に何でもジモティーで嫁ぎ先を見つけているわたしですが、毎回最後まで引き取り手が見つからないのが、収納ケースや収納ボックスです。
値段をかなり安くしないと決まりません。
あれだけ多種類の収納ケースが売られていて買われているのに、売れ行きが悪いのは、もう十分みんなの家にある証拠です。
去年ごみ屋敷を掃除したときも年代物の収納ケースや収納ボックスで家を建てられるんじゃないかというほど出てきました。
↑片づけた家
- 収納ケースを買ってまで入れたいモノは何か
- そこまでして保管せねばならぬモノは何か
- 収納ケースを買うお金で経験を増やせないか
- プラスチック削減と謳われる中、何故プラスチックを増やすのか
買う前に一度自問自答してみてください。
収納場所について考え直せた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ