買う習慣を手放すには、時間がかかる
日用品がなくなったあとに、即買い足さないことが家の中のモノの総量を徐々に減らせるコツです。
習慣で買うことはとても恐ろしいことです。
以前の会社は玄関前にうっそうと木が生い茂っていたため、蚊取りのアースノーマットは夏の必需品でした。
今年、引越しして会社の場所が変わったにも関わらず、ドラッグストアへ行ったときに「そろそろ、夏だから買わなきゃ。」と買いました。
新しい会社は、周りに木もなく蚊が発生するかどうかもわからにのに、ただの習慣で買ってしまったのです。
結局、今年の異常な暑さで蚊も死滅しているとかで使うことはほぼなく、今、仕方なしに使っている感じです。
これほど、買う癖っていうのは、何も考えずにぽいぽい買ってしまうもの。
1,000円くらいのアースノーマットではなく、これが洋服だったり家電だったり雑貨だったりすると、家の中にどんどんモノは増え支払いに追われるのが日常になるのは当然のことです。
使用頻度が低いモノはなるべく持たない
去年の夏の夜中にGが入り込んできて、同県内にいる家族を叩き起こして来てもらったことがありました。
そのときに、殺虫剤を買ってきてくれ、そのまま家に置いてありますが、清潔な我が家にGが登場することは5年に1回あるかないかです。
こういった使用頻度の低いモノをやたらと持たないことが大事です。
前の会社にネズミが入り込んだときも殺虫剤を買いましたが、即ジモティで人に譲りました。
10年務めて1回しか発生しなかった事案に対して、次の10年後を見越して持ち続けることは合理的ではありません。
年に3回行くお墓参り用に虫よけスプレーも持っていますが、今年は大雨の中行ったこともあり使わなかったし、お線香やらろうそくやら大量の荷物を用意しているうちに持って行くのを忘れることも多々ある。
家の中に絆創膏や使用期限が過ぎた薬、プチプラコスメ、乾電池などが大量にあるのも、使用頻度が低いモノを安易に手に入れるからです。
ここ最近では、殺虫剤と20年以上家に居座り続けたシール剥がしを使い切りましたが、買いなおしませんでした。
シール剥がし、わたしが10歳の頃に住んでいた家にあったモノです。
使い切るのに29年ってヤバいです。
買いなおしませんでしたが、先日、デスクについたシール跡さび止めで代用できました。

この子もすでに15年くらいの付き合い。
使用頻度の低いモノがなくなったときに、人はプチパニックに陥っています。
○○があれば解決できるのに、ないことで解決できないと思い込んでいるからです。
パニックのときに決断をしてはいけません。
買いなおさない習慣が、買い物依存を手放す最初の第一歩ですよ。
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買わない杏が買ってよかったモノ