『コロナ後を生きる逆転戦略』の中で、著者、河合雅司さんは
- 真っ先に捨てなければならないのは、過去の成功体験である。
- 戦後の焼け野原から高度成長を成し遂げたような奇跡は、もう訪れない。
と記載してあります。
わたしが大学生の頃からあこがれ続けている“バブル時代を生きる”。
絶対的に不可能だと最近わかってきました。
若い頃感じた感覚を、今に活かす
39歳のわたしが社会人なりたての頃に、よく同期と文句を言ったものです。
「バブル全盛期の流れで仕事をしていた人にアドバイスをされてもな。」
時代が違う人のやり方を押し付けられても、物価もお金の使い方も全く違う今を生きるわたしたちには参考にもなりません。
今、わたしのようにオバサンでも今おばあさんでも、過去に若い頃はみんな平等にありました。
若い頃に、上司や親の時代錯誤な考え方や発言にぎょっとした当時の感覚を思い出しましょう。
かつての上司や親のようになっていませんか?
時代は流れていること、過去は過去でしかないということを思い出せたら、過去の屍(モノ)に執着したり、毎シーズンブランド物を買い替えたり、毎回違う洋服を着るという、時代遅れな考え方にストップできるはずです。
戦後、闇市でモノを売って生活していた人は、そりゃ1つでも多くのモノを持っていて売れた方がよかったに違いありません。
しかし、今、メルカリで持ち物を売ってもそれだけで生活が成り立つということはありません。
しかも、昔と違って買った値段よりかなり格安にしないと手放せないはずです。
格安で手に入るモノを時間と労力をかけて二束三文で売るなら、最初から買わずに、メルカリに費やしている時間、短期バイトでもした方が儲けられます。
安物買いの銭失いは、これから加速する

モノが溢れかえった結果、何とかごみを出さないような仕組みを作ろうと企業も考え始めています。
発展途上国の人間を雇って作らせた安価なモノ。
安いモノを作るために多くの犠牲が出ています。
安いから毎年買い替えてしまう。
安いから安易に買って手放してしまう。
この安いにもう少し敏感にならないと、永遠に無駄金を投じ続けることになります。
みなさん、モノが溜まった捨てればいいと思っていますが、
- お金を出してごみを買い、
- 数年後に、時間と労力とこれまたお金をかけて捨てるという作業は、
無駄だと気づいた方がいいです。
コロナ禍から脱出できても、コロナ前と同じようには戻りません。
それが時間が経つということですから。
薄利多売の文化から、高品質な商品やサービスを高く評価される値段で売り、高い利益をあげていくスタイルへ転換していくと河合さんも記しています。
今、まさしく時代が次のステージに向かっている中を生きているわたしたち。
マスクをしなくてよくなったからと、コロナ前と同じようなライフスタイルを送っていると、お金は逼迫し、時代に取り残されます。
コロナ後、どんな買い方をして、どんな思考で、どんなライフスタイルを送るのか。
考えてみてください。
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