捨てられない、買いすぎてしまう人も、環境のことを考えたら欲望をコントロールできるようになるかもしれません。
捨ててスッキリ!は不正解
【3R】
リデュース:ごみの量そのものをできるだけ減らすこと
リユース :使われたモノをそのままの形で再利用すること
リサイクル:不要となったモノを回収・再生・再資源化し再び利用すること
断捨離が流行ってからは、リサイクルやリユースは比較的身近なものになってきました。
しかし、そもそもの大量生産、大量消費、大量廃棄を繰り返していては、地球的にはいつまで経っても楽になりませんよね。
まずは、ごみを減らすことが大前提です。
たくさん捨てても、自分にも環境にもそれを作っている貧困地域の人にも何の改善にもなりません。
わたしの家族も、整理整頓と爆買いが趣味だったので、買って整理整頓して、収納場所がイマイチになると大量に捨てる、ということを繰り返していました。
これでは、何のためにモノを買っているのかよくわからない状態です。
みんなでプチプラの消費量を抑えれば、作っても売れないということが企業側に伝わり、ごみの元となる生産が抑えられます。
わたしみたいに子どもがいないとイメージしにくいかもしれませんが、お子さんがいる方にとって、地球の状態がいいことは、子孫の安全にも繋がります。
俯瞰して自分のモノへの執着度を見ると、80億分の1である自分が、どれだけ陳腐なことにこだわっているかわかってきます。
モノを持つ以外に、手に入れる方法を知る
先の3Rに加えて最近は、
【7R】
リフューズ:不要なものや余計なものを買わない・もらわないこと
リペア:必要な修理をして、再使用し長く使い続けること
レンタル:一時的に使うものは借りて、物を増やさない
リターン:購入先に戻せるものを戻すこと
を心がけるように言われるようになってきました。
- マイバッグを持参する
- 使い捨ての紙コップを使わずに、マイカップを使う
- ホテルには歯ブラシやブラシなどを持っていき、備え付けのアメニティは使わない
- キッチンペーパーではなく、布巾や雑巾を使う
- 余った食材は、冷凍するなどして使い切る
- 冷蔵庫の中身をチェックしてから買い物に出かける
- パーティー用のドレスやスキー板など、シーズン物や使用頻度の低いものは買わずにレンタルする
- 車はカーシェアを利用する
- 子供用品など使用期間が短いモノはレンタルする
わたしの出身校は、富裕層が多い学校だったので、同級生は物質主義で生きる人が多く、「子どもができたら○○ブランドのバギーじゃないと!」なんて張り合っているのをよく見ました。
が、彼らのこだわりが通用するのは、本当に小さなコミュニティだけの話で、わたしみたいに子どもがいないと、そのバギーがステータスになるほど高いと気づきもしていません。
反対に、あまりお金に余裕のないご家庭ではお子さんがいても、そもそも商品を知らないので羨ましがりません。
自分がお金をかけていることって、その分野に興味ある人しか感心してくれないんですよ。
- ガーデニングにお金をかけてる
- 美容にお金をかけている
- 体型維持にお金をかけている
- 大きな家に住んでいる
- バッグは全部エルメス
- ピンヒールを無理してでも履いている
- 毎日おしゃれしている
- 毎日バッチリメイクしている
- ネイル、まつエクをサボったことがない
これ、ぜーんぶその分野に興味あってそれを良しとする人以外響いていません。
だったら、自分が好きなことはし続けてもいいけど、少しでも見栄のためにしていることを引いていけば、自分も楽になり、無駄な買い物もなくなり、ごみも減るってもんです。
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買わない杏が買ってよかったモノ