こだわり。
昔はいい意味だと思って、乱用していました。
仏教でのこだわり
ただ、仏教の勉強をすると、決していい意味ではないことを知りました。
仏教では、こだわり(執着)は心を乱す元凶となるので、なるべく離れておきなさいと説いています。
人はこだわり(執着)を持つことで自由を奪われ、「悟りが」「仏が」「自分が」とこだわりから離れないと悟りの世界の入ることはできないとされます。
仏教では、こだわりは、「こうあるべき」「こうすべき」「これはゆずれない」と、しがみついている様なんですね。
そうとは知らず家訓のように、「わたしはこだわりがあるから~。」と、ほにゃらら部分に自分の我を通してきました。
家族に関しては、わたしよりそれが強く、ルイヴィトンの財布1つ買うにも、店内から全商品出してもらって、モノグラム柄や色を、店員と外商スタッフと一緒に選び抜くほど。
そんな家庭で育ったので、わたしもかなり強いです。
こだわりは、自己完結内のみ!人には要求しない
ただ、こだわり(執着)は決していいモノではないと知ってから、徐々にではありますが、手放すように心掛けています。
自分だけで完結することならまだしも、相手に要求することはダメだと。
真面目な日本人に多いのが、こだわりという名の元にある完璧主義者です。
完璧主義の人も、自分のこだわり通りに物事が運ばないとストレスになるので、同じです。
こだわりはあればあるほど、困るものとという認識でいきましょう!
自分1人で勝手にこだわって、執着通りに物事を進めて、自己満足はOKですが、夫や家族に強要しはじめると、周りは窮屈以外の何物でもなくなります。
家庭円満のためには、“こだわりを手放す=人に期待しない”ことです。
ストレスになる元凶を取り除く

自分を戒めるようにきょうのブログを書いているわたしですが、洗濯物干しが我が家ではこだわりの嵐なんですよね。
母は、わたしが干したモノを全部干し直す。
わたしは、父が干したモノをいちゃもんつける。
といった具合に。
ただ、1人で家のこと、仕事のこと、動物のことをするのは大変なので手伝ってほしいのも事実なんです。
となると、こだわりを手放すのはわたししかいない!
ということで、タオルの品質表示タグ、今朝の洗濯時に全部切りました。
わたしは、このタグが裏側で後ろ側になるように干さないと気が済まないのですが、家族たちや手伝ってくれる人たちはそんなことお構いなしに干す。
毎回、干し直したり、横から「向きが違う!」と口をはさんでいたのですが、タグを切って真剣に見ないとどちらが前か裏かわからなければいいことにしました。
ダンナが段々家事をしなくなる最大の理由は、あほな理由で書くのもあほらしいのですが、「やっても褒めてもらえないから。」が最大理由です。
気持ち良く、率先して家族を猫の手1つに加えるのは、あなたの腕にかかっています。
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