自分の年収で決める持ち物量

身の丈に合った暮らし お金の話

 

世の中、買わない生活を送る人や合理的な稼ぎ方をする人を、まだまだ“金の亡者”と扱う嫌いがあります。

 

落合博満さんが当時は珍しかった、年俸交渉をしたときも、周りから“金の亡者”と言われてたと話されていましたが、自分の欲しいモノが提示できる人は、ただただ自分の人生設計が明確にあるだけです。

 

事実、あと『あと10年野球選手できたら、家の住宅ローンが支払い終える。』というような発言もされていました。

 

住宅ローンはまだたくさんあり、子どもへの教育費もまだまだかかるのに、知り合いがショップをオープンしたからと言って、買う予定でもなかったモノを買うようでは、軸がぐらぐらの人生となります。

 

 

モノを買わない人生の方がしあわせ

 

先日、ニュージランド人の友人と久しぶりに会ったと書きました。

 

ミニマル思考をやめられない理由

 

彼は、奥さんと恋人同士のときから知っていて、結婚したタイミング、子どもができたタイミング、家を買ったとき、奥さんのお母さまと同居を始めたとき、いつも見てきました。

 

彼は、本人も自覚していますが、明らかに家を買ったあとに、幸福度が下がりました。

 

家を買うまでは、家賃をお互いに働いて払い、狭いながらも家事を分担・協力し合って仲良く過ごしていました。

 

それが、少し背伸びして家を買った途端に、奥さんは典型的な日本家庭の奥さんになり、「馬車馬のように働かなくては!」という呪いにかけられたみたいになりました。

 

何かを成し遂げるために、一生懸命になるのはとてもいいことですが、彼の家庭の場合、奥さんが日本人で正社員・彼は非正社員ですので、どうしても奥さんが無理をしてしまっているよう。

 

コロナショックもあり、家にいがちな彼と義理の母が同居し、奥さんが日本のサラリーマンのような生活を送っています。

 

彼は、明らかに家を買ったせいで、トラブルが増えています。

 

このように、モノを買ったから、あるいは買えたからしあわせだという固定概念は外した方が、“自分の本当のしあわせな状態”に近づけます。

 

彼が数年前の自分に声をかけるとしたら

  • 家は持ち家でない方がいいよ
  • 義理の親との同居はやめておいた方がいいよ

でしょう。

 

 

年収で決めるマキシマリストかミニマリストか

過労死を避ける

 

モノを買わないと不幸だと思っている人に、基準として考えてほしいことは年収です。

 

わたしは、平均年収の倍辺りの人が1番貧乏生活を送っているように常に感じています。

 

令和2年の日本の平均年収は433万円だそうですが、年収900~1400万円くらいの家庭って、見栄代にばかりお金がかかって、楽しそうに暮らしている人が少ないのです。

 

年収が多い分、人より働く時間が多いのは当然で、(平均の倍くらいだとやとわれか、少人数の経営者がほとんど)

  • 家にいる時間が極端に短い(妻でも夫でも、もしくは2人とも)
  • ストレスが多いため、こまごまとしたものをよく買う
  • 買うため部屋がカオスになりがちで、プロの清掃などをよく頼む
  • 住宅ローンが組めてしまうため、高すぎる家を買いがち
  • 住宅ローンの支払いに躍起になり、お金にしっかりしている方がヒステリーになりがち
  • 子どもを私立に通わせるため、交際費がかさむ

 

こういったところでしょうか。

 

お金にうるさい旦那さんが奥さんをバカにしていたり、気の強い奥さんが「うちの亭主は役立たず!」とキーキー言う率が非常に高いです。

 

これが平均の3倍クラスになると、人生プランを成功させて高収入の人が増えるからか

  • 資産運用を考えていたり
  • 好きを理解していて、散財するところと締めるところのバランスがよい
  • 周りに成功者が多いので、あまり比べたがらない

など一気に人生を楽しむ人が増えます。

 

つまり、平均年収が倍くらいまでの人は、モノが多いより少ない効率のいい生活を送った方が、自分の人生を楽しむ時間が増えるということです。

 

所ジョージさんみたいに趣味が多く、趣味に生きる男性。

 

お金に余裕があるからできる暮らしですよね。

 

突然断捨離したくなっても、業者に何百万円払って、捨ててーとできます。

 

ガラクタに埃が溜まったら、家政婦を雇うこともできます。

 

これを一般的な給与しかない人がすると、破産への道まっしぐらなのは、少し考えればわかることです。

 

年収1000万円くらいまでの人なら、時間に追われている人が圧倒的に多いはず。

 

それなら、時間を少しでもキープするために、モノは少ない生活を楽しむ。

 

モノを買えば買うほど、やるべきことが増えます。

 

  1. 買ったモノを収納すること
  2. 支払いをすること
  3. 使い切ったモノを捨てること
  4. イマイチだったときに処分法を考えること

 

買いまくる人生は、いわゆる雑用が増えます。

 

基礎化粧品と同じです。

 

化粧水に始まり美容液、乳液、クリーム、アイクリーム…と使いまくっていると旅行へ行くとき準備が大変。

 

厳選した自分の肌に合ったモノだけを使っていたら、普段使いのポーチ1つ掴んで旅行へも行けるのです。

 

余裕ができると、副業などを始めたり、家庭円満で旦那が出世したり、子どもがお勉強に身が入り国立大へ行けるようになる。

 

この時に、初めて、モノを買いまくる増やしまくる人生を歩んだ方が理にかなっています。

 

 

買わない杏が買ったモノ→杏の楽天room

我が家の様子→杏のインスタ

 

自分の年収に合わせた生活にチェンジできた方は是非ポチッとお願いします♡

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマルライフ(持たない暮らし)へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ ミニマリスト(30代女性)へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 貯金(個人)へ
にほんブログ村

 

 

 

買わない杏が買ってよかったモノ

 

タイトルとURLをコピーしました