「『「丁寧に暮らしたい。』という女が嫌い!」と、芸能人が集まって“イラッとする女”の話をする番組で聞いたことがあります。
確かに、みんなが「昨日マック食べ過ぎた~。」などと盛り上がっている横で、こんなことを言う女性は、空気を読まず嫌われそうですが、丁寧に暮らすことはひけらかさずに一人で行うには快適です。
丁寧に暮らすとは
散財を繰り返したり、部屋がぐっちゃぐちゃになったり、常に何かに追われていてイライラしている人は、単に丁寧に暮らすイメージが定着していないだけだと思います。
以前、元NHK記者のにらさわあきこさんの本で、「一度完璧に掃除したら、掃除するのが嫌で、埃が経たないようにそろっと部屋の中を歩いて暮らしたのに、埃は勝手に溜まる。」という記述を読んで大爆笑したことがあります。
にらさわさんが実証実験を行ったように、丁寧に暮らすとはそろっと暗~く生きることではありません。笑
簡単に丁寧に暮らすことを始めるためには、何かサブスクを1つやめてみるだけでできるのです。
日常に溢れるサブスク
サブスクリプションとは、料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる形式のビジネスモデルのことです。
元々は、雑誌の定期購読だけで使われていたようですが、Apple MusicやSpotify、Amazonプライム、Netflixなどもサブスク代表サービスとなってきました。
そして最近は洋服や家具、車、サプリメントや食品など、非デジタル業界の製品にもサービスが増えてきました。
そこで、わたしの中でざっくりと“サブスクとは、毎月支払いを続けているモノ”と位置付けています。
毎月出しているクリーニングや年に1度お願いするダスキンの掃除なども、わたしはサブスクに当てはめています。
それを1つやめて“自分でやってみること”です。
自分で行ってもOKなものは何かを見極める
お金を払ってやってもらうことを全て自分でするのはあまりにもハードルが高すぎるので、まずは自分でやっても苦痛ではなく、失敗しても諦めがつくことを1つ決めてください。
わたしは、洋服は5年単位で買っていないし、今ある洋服でなるべく一生を終えたいと思っているので、クリーニング代はケチりません。
ただ、掃除は趣味なので、掃除は家事代行や掃除業者を依頼するのではなく、自分でするようにしています。
1年に1回換気扇の掃除をしようと思うと、素人には無理なレベルまで行くので、料理をするたびに簡単に拭き掃除をしています。
このように、お金を払って人にしてもらっていることを自分でするようになると、自分が大変にならないように日々微調整を始めるのです。
これが丁寧に暮らす第一歩です。
昨日、ヨガのクラスメートがダスキンにレンジ回りの掃除を依頼したら10万円かかったと嘆いていました。
10万円!!
ただでもらえると思ったら絶対に欲しいと思うような金額を、掃除に費やすなんてもったいないですよね。
エアコンの掃除もキッチンの掃除も、毎日使うからこそ、簡単に手入れしやすいものです。
- 洋服は安物ばかりだから、おしゃれ着洗いで自分でやってみるのか
- シャツは、アイロンが必要だからアイロン不要の洋服で仕事をするのか
- NetflixとAmazonプライムはダブっているから、1つやめるのか
- 身になっていない習い事を1つやめるのか
- スマホ2台持ちをやめるのか
- タブレットを1つ減らすのか
- ケーブルテレビを1つ解約するのか
- 新聞をやめるか
- ダスキンのマットをやめるか
- 固定電話をやめるか
- ファックス機能をやめるか
- 外食を減らすか
- 飲み会に行くのをやめるか
- 付き合いの会合に出席するのをやめるか
なんでもいいので、毎月支払い続けている何かを見直してください。
これはお金の節約にもなりますが、何かを自分でしてみると“なんでも自分でできる自分”になり、1人の不安や未来の不安も減ります。
丁寧に暮らしましょう。
人には言わず。
丁寧に暮らす準備が整った方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ