言い訳は聞く方もうんざりしていますが、実は、言っている本人も潜在意識では、うんざりしています。
言い訳を言うときはどんなとき?
今週の、ウチ、“断捨離”しました!、7か月前に取材したお宅に再断捨離訪問でした。
買うのをやめられない人が、買うための言い訳を必死に考えて言い続けるのと同じで、捨てない人は、捨てないための言い訳を言い続けますね。
言い訳を言う癖は手放した方がしあわせになりやすいです。
言い訳をするときって誰に向かってしているのでしょうか。
- ダイエット中だけど、今日は疲れたからケーキを食べてもいいよね?とか
- 今月、クレジットカード使いすぎな気はするけど、ま、なんとかなるでしょ。
など、言い訳って、何か後ろめたいときに使います。
誰に後ろめたいのか?それは、自分の信念であり、人は見ていなくても見ているのよと教えられたお天道様に対してとかです。
なら、やめればいい話です。
後ろめたいのですから。
自分に恥じないように。
人に自分を解説しても、誰も得しない
ここまではいたってシンプルですが、これを人に押し付けてくる人、結構います。
今回の断捨離宅の主も、スタッフさんが1週間後、2週間後に自宅を訪ねると「全然進んでないよ~。」のあとに、「本当のことだもん。仕方がない。わたしは嘘は言わないから。わたしは正直者だから。」と、自分を肯定するための言い訳をします。
これ、わたしのヨガのクラスメートもよく使います。
すべての会話に
- 「わたしはハッキリ言うタイプだから。」
- 「わたしは誰とでも仲良くなるタイプだから。」と、
自己肯定言い訳がつきます。
そんなことを言わなくても、ハッキリ言うタイプなのも誰とでも喋るタイプなのも、理解しています。
それなのに、自分を肯定する言い訳を羅列する人。
誰にわからせようとしているのか。
誰に認めてほしいのか。
聞かされた方も、「あなたってそんな素晴らしい人なのね!!」となりませんし、言う方も、潜在意識では、「自分は、人に認めてもらわないといけない人間だ。」と自分を傷つけています。
口癖の見直し
口癖って、人をイラつかせたりするものですから、自分の癖を見直すのは別に悪いことではありません。
さんま御殿で、“イラつく友人の言動”として、全ての会話を「待って。」でさえぎって話始める人が紹介されていました。
わたしの家族も、全文スタートが「とりあえずー。」です。
人の会話を自分のモノにしてしまう人によくありがちな口癖。
わたしは、たまに普段の会話を録音して聞いています。
自分の口癖から、潜在意識で後ろめたく思っていることを知る。
わたしは、完璧な夜型体質で、朝起きられないことで35歳まで自分を責めていました。
会社員時代はもちろん6時や7時に起きて遅刻もせず出勤していましたが、どうも早起きすると8時間寝ていても調子が悪い。
あと、よくここでも書いていますが、朝食を食べてもダメ。
組織で働くのが嫌だし、そんな自分を知り対策として、会社を興して10時から始業しても大丈夫な体制づくりをしたのだから、もう自分を責めるのはやめようと決めました。
今は堂々と9時半に毎朝起きていますが、罪悪感がなく、以前より寝起きの気分が良くなっています。
わたしは、人に9時半に起きることでズボラと思われても、それを打ち消すくらい自分は頑張っていると認められるようになりました。
夫に子どもに親に友人に同僚に上司に認められなくても、自分を認めてあげられるようになるために、自分の口癖を洗い直すのは有効手段です。
無駄な自己否定をやめられた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ