友人に何人かマキシマリストがいます。
1番のマキシマリストの彼女は、家1軒をまるごとクローゼットで使っているくらいの洋服の量を持っています。
洋服に限らず、家からスポーツ用品も食器も日用品もなんでも出てくる家なんですが、別に時間に追われているだけでもなく、モノに圧迫された部屋で暮らしているわけでもありません。
モノが多くても生活が潤っている彼女を見ていると、モノとの健全な関係に○つの彼女の生き方が関係しているとわかってきました。
1.モノが多くても何を所有しているか把握している
これは活動できる脳みその違いなのか、わたしは神経質でHSP体質なため、モノが増えると「管理しなきゃ~!」という圧迫でしんどくなります。
彼女は、手入れ・管理が多少雑ではありますが、所有物のすべてを把握しており全てフル活用しています。
洋服も、片っ端から着ていっており、クリーニングに出すモノを適当にラックにかけてありますが、「あ、こんな服あったっけ?」ということが皆無です。
つまり、膨大なモノの量全てにちゃんと住所があり、部屋もごちゃごちゃは全くしていません。
それに、所有物を把握しているため、無駄な買い物は発生していません。
2.溜め込まず、家からの出し方も豪快
家に遊びに行くことが多いのですが、その度に、バッグや洋服やもう自分に必要がないと思ったモノは、じゃんじゃんわたしを含む友人にあげています。
- 友人が転職に黒のスーツが必要だと言えば、数着、
- わたしがヨガを始めたと言えば、ヨガウエアをどーんと
- 花をもらったけど花瓶ない~と言えば、花瓶を大小合わせて使ってー!と
- フリマをすると聞くと、玄関に積み上げて物品提供
溜め込んでいるのではなく、自分が使って、なおかつ、不要になったら速攻で出しています。
家の詰まりがありません。
洋服をコレクションするのが好きな別の知人も、買っては売ってを繰り返していましたが、年齢を重ねるようになってこの“売る”作業ができなくなったときに、家が曇り始め、体調を崩すことが多くなりました。
それだけ詰まるのは良くないのです。
3.自己肯定感が高く、何でもじゃんじゃん使う
そして、ありがちな“いいモノを使えない病”が一切ありません。
高級な食器も毎日のリラックスタイムに使うし、年配の方に多い綺麗なレターセットなどを後生大事に置いておくのではなく、お礼状でじゃんじゃん使っています。
事あるごとに、豪華絢爛なメッセージカードでお礼状が届きます。
※この間届いたお礼状♡
わたしなんか、ロイヤルコペンハーゲンの食器は食洗器にかけず、柔らかいスポンジで洗うのに、彼女なんかゴシゴシ洗っています。笑
高いモノでも、いいモノでも“モノはモノ!使ってなんぼ精神”があるのです。
4.依存心がゼロで、自分のやりたいことをやっている
この友人、前にもお話した還暦前に仕事を辞めてカフェオーナーになった子です。
やりたいことが多すぎて、いつも忙しくあちこち飛び回っていますが“忙しいアピール”もなく、なんだか楽しそう。
これは、きっと彼女にやらされている感がないからだと思います。
カフェを始めるときも、商売人であるわたしにいくつか不安なことは聞いてきましたが、あとは全部自分で調べて勝手に準備をして、さっさとオープンしました。
私生活でも、お菓子は全部手作り、家の食事も何でも準備できる、観葉植物もきれいに育てる、仕事もバリバリととにかくパワフルですが、彼女は「全部自分で決めてやっていること。」と腹が据わっているので、他人から見ても痛々しくなく、頼もしいのです。
自分のやりたいことだけをやっていると、誰にも文句を言わず爽快に頑張れます。
わたしも、来年こそは、「誰が床拭き毎日してあげてると思ってるねん。」的なねちっと感を手放せるように、年末までの2週間、人に気を遣って生きるのをやめてみます。
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