アンチエイジングって言葉が流行って、美魔女とか、年齢を重ねても若い外見であることがいいとされています。
日本は特に、男性が成熟した自立した女性よりも、ただ若く自分が上に立てる女性を好むので余計、そういう傾向にあるように思います。
ただ、若いとは外見のことだけではありません。
何をしても感動するのが若い人
以前、高齢者を対象にした仕事をしているときに、意見を求めても“感動”が薄いことであまり欲しい意見が集まらず、頭を悩ませたことがありました。
わたしにはわかりませんでしたが、60代後半の一緒に働いていた男性は「年いくと、初体験がどんどんなくなるから感動がなくなる。」と言っていて、なるほどなと実感しました。
脳も、同じことを繰り返しているだけでは刺激を受けず退化するのみだと言います。
もし、いつまでも若くいたいと思うなら、毎日同じルーティーンで感動のない暮らしを送るのではなく、新しいことに挑戦して脳に刺激を与えてあげることがとても大事です。
叱られないことは、成長できないということ
仕事もそうですが、中堅クラスになると指摘されることがグッと減ります。
大人のビジネスの世界では、褒めてくれる人なんていないので、若い頃は『次また発注を受けたら、前回の仕事は“良し。”だったんだと思うようにしろ。』と恩師に言われました。
30代後半になると、自分から意見を求めないと、どんどん自分の仕事の悪かったところを指摘してもらえなくなります。
指摘しづらいのは、
- そこそこキャリアあるし、意見しにくい
- 自分より年上だから、失礼に当たるかもと思われる
- もし、気分を害して自分に強く当たられると損をする
ってところでしょう。
なので、わたしは仕事場ではとにかく“突っ込みやすい女”でいるよう心がけています。
おいおい!と突っ込まれる環境を作っておくと、指摘を受けやすく、自分の成長に繋がります。
一言、「わたしが気づいていないことがあったら、絶対に教えてくださいね!」と声をかけておくだけで、随分違うと思います。
周りの老害と言われている人みたいになりたくないと思っているなら、今から叱られる環境づくりをしておきましょう。
謝っていますか?
わたし、これ得意なんですが、ごめんねと言わない母とありがとうと言わない父の元で育っているので、反面教師で必要以上にごめんねとありがとうは言うように心掛けています。
わたしは、初恋していた頃の自分が可愛らしくて好きです。
当時は子どもで、会えないとか淋しいという気持ちを、嫌な態度で表すってことをしていました。
でも、すぐ後に、それを素直に伝えて謝っていました。
きっと、年齢を重ねると、こっぱずかしい気持ちやプライドが邪魔して、素直に謝ることができなくなってきます。
知人や友人でも、指摘されるとへそを曲げる人が多いです。
メールの返信がなかったりしても、気にしないふりをしたり。
そういうの面倒だし、精神力の無駄だと思いませんか?
どうせ100年後にはみんなあの世で、魂の修行を行い、そんな些細なことはどうでもよくなっています。
先にどうでもよくなることに、今の大事な時間を費やすのはもったいないです。
わたしは、『なんで返信くれなかったの?怒ってるのかと思ったよ!嫌なことあったら言ってよ!』
と直接ちゃんと聞きますし、もし指摘を受けて自分が悪かったら謝ります。
放置する場合は、もう付き合わなくてもいい場合のみです。
色んなモノを断捨離できる人なら、自分のしょうもないプライドなんかも捨てられるはずです。
年を重ねると、集まっているメンバーの中で自分が一番年上で気を遣われる立場になったり孤独を感じやすい状況になります。
若い人たちに、突っ込まれるような若い人であることが、孤独も防げるのです。
時代が違う人に過去の栄光を伝えたところで何の効果もありません。
今を、今のメンバーで楽しんだもの勝ちですよ。
最後に笑点で話題になった、18歳と81歳の違いを…♡
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