上野千鶴子さんに笑ってしまった、人間関係の断捨離

頑固は損 生きづらさを克服

 

上野千鶴子さん。

 

平成31年度の東大の入学祝辞で注目されたことでご存知の方も多いと思います。

 

祝辞はとても素敵な言葉なので、是非ご覧ください。→上野千鶴子さんの祝辞

 

上野千鶴子さんが、人間関係の断捨離として、女性セブンのインタビューに答えているのが潔くかっこよかったので、ご紹介します。

 

 

時の経過とともに、今までの習慣が不便になる

人間関係の断捨離

 

上野さんも新しいことに挑戦するために、余計なものは手放した方がいいとしています。

 

上野さんは40代のときに年賀状をやめて、それをきっかけに人間関係の断捨離をしてきました。

 

結婚式や式典はなるべく参加しない代わりに、親しい友人との会食は大切にしているんだとか。

 

上野さんのお言葉を借りると、

 

「気の合わない知人とのつきあいが苦痛なら、距離を置けばいいだけ。」

 

この一言に強烈に惹かれました。

 

同窓会に関しては、「同窓会に行って古い友達との仲をつなぎとめなければならないほど、人づきあいに不自由していません。」 とも言っています。

 

確かに、女性は特に、出産や結婚によって付き合いが変わります。

 

子育てが終わるとまた会うようになると言いますが、わたしはこの関係性、ちょっと疑問です。

 

家族も、同じことをしていますが、数十年のブランクがあった“かつての友人”とは価値観も金銭感覚も違っており、ランチ会だと出かけては、帰ってきて誰かの文句を言っています。

 

内容を聞くと、確かに家族が言っていることの方が正しいことも。

 

そんな既にすれ違ってしまった人と会うくらいなら、1人の充実した時間を持っていたり、それに付随して出会った仲間と一緒にいる方がいい関係を築けそうです。

 

 

孤高に生きる人こそ、こころがあったかい

 

人間関係もシンプルに、ムダなことはやらないと信念がはっきりしている上野さんですが、唯一、捨てられないモノがあります。

 

携帯電話に入っている亡くなった友人のアドレスが消せないと。

 

「ある日ふと、あの世から電話がかかってくるんじゃないかって妄想してね。これはずっと、取っておくのでしょうね。」  

 

自律している人独特の優しさだと感銘を受けました。

 

 

いままでの思い込みやこだわりを一度懐疑的に見つめて、固定観念を手放すことが人生を楽に生きるコツ。

 

ルールは自分で決めて構わないんです。

 

 

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