元々ひとりっこでアカンたれ（いくじなしという意味）のわたしは、泣き虫の子どもでした。
幼いころから独身主義のため、仕事し始めると「わたしは一生一人で生きていかなければいけないから！」の想いが強くなり、どんどんたくましくなりました。
そのたくましさは犬の遠吠えのように、自分のもろさを知っているからこそギャースカ言うタイプだと自己分析します。
２０代はキレッキレの毎日でした。
キレがいい方のキレッキレではなく、あちこちでキレまくる方のキレッキレです。
怒ることは体力を使う
元々気性の荒い人はどうかわかりませんが、わたしのように元々が弱いくせにキレると体力を消耗します。
３０歳を超えると、キレながら動悸を覚えるようになり（笑）アンガ－マネジメントを学ぼうと決意しました。
冗談ではなく、大声を怒りながら出すと心臓がバクバクするし、喉は痛くなるし、感情が高ぶっているため相手を懲らしめきれない言葉しかぶつけられず、あとから「ああ言えばもっと怒りが伝わったかも。」と思ったりする始末。
アンガ－マネジメントとグランディングと南無妙法蓮華経
最近は、怒りを感じてから７秒数えることや、地に足をつけるために手のしわを６秒眺めるといったアンガ－マネジメントやグランディングがよく取り上げられるようになりました。
わたしも昔は瞬間湯沸かし器並みに、納得できないことがあると→即行動（＝怒る）ことをしていたのが、一旦家に持ち帰るまでには成長しました。
実際に、沸点のときに事を進めるよりも、一旦落ち着いた状態で相手に伝えた方が、かえってこちら側の怒り具合が伝わりやすかったりします。
相手も感情的になられて怒鳴られているだけだと、怒りを鎮める方へ意識がいきますが、落ち着いた状態での話合いになると、話の真意をくみ取ろうとしてくれるものです。
わたしは、おしとやかに「１、２、３…」と出来ないので、美輪明宏さん方式で「南無妙法蓮華経～南無妙法蓮華経～」とやり過ごしているのですが、効果は結構あります。
相手のためにと思われがちで、「そんな人間できたこと出来ない！」と思われるかもしれませんが、
- 自分の怒りがちゃんと伝わる
- 身内への爆弾落としで、後あと自己嫌悪に陥ることがなくなる
- 余計なことまで伝えてしまわない
という視点で見ると、これは最終的に自分に有利になります。
自分に有利になるようにキレると思えば、できるはずです。
怒りを冷静に伝えることは、財布にも優しい
先日、お盆でヨガが２週空くことになるでの、１コマ追加で申し込みました。
いつも行く曜日と違う曜日で、受付の人も馴染みのない人。
「１コマ追加で参加するので、料金支払います。」と言っても、愛想もくそもなく、超長いパラジェルネイルでわたしのクレカで精算している。
感じ悪いなぁと思いつつ、ヨガ前に気分悪くなるの嫌なのでささっとレジを済ませてレッスンに参加しました。
帰ってから荷物整理をしていると「さっきの感じ悪いヤツ、１回分じゃなく１か月分の料金を、カードできってる～！クソー！感じ悪い上に仕事もできんのかーいっ！」ととても胸糞悪かったのですが、アホ相手にわざわざスタジオに電話して～とか面倒なので（電話帳もミニマル化されているので、電話番号も調べなければいけない）次回でいいやと放置しました。
いつもの曜日の顔なじみの受付の人に状況を説明し、わたしは非常にご立腹だと伝えると、１回分無料にしてくれました。
その場でギャースカ言うより、後あと解決した方が、自分にいい方へ解決できます。
夏の疲れが出てるのに、まだ緊急事態宣言はあけなくて、イライラしがちな毎日ですが、どうぞ自分のためにイラっときたときは、自分の手のしわを６秒見つめてくださいね。
自分のためにイライラせずに済んだ方は是非ポチッとお願いします♡
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