先月、福島へ行ったとき、大分老舗の旅館にスティしました。
風情より清潔感を求めがちなミニマリストなので、そこまで感激しませんでしたが、たまには自分の好みのこと以外もするようにしているので、色々観察して帰ってきました。
脳の劣化を防ぐのは、不慣れなことをすること
とにかく古いので、苦手すぎる虫が大量にいて、殺虫剤を借りて同行者に退治してもらいながら過ごしました。
山の中の旅館で、伊藤博文が生きていた頃から建っている旅館ですので建物が古くすき間だらけなんだろうと予想します。
その代わり、夜は蛍の光がきれいで、その蛍が渡り廊下まで入ってきて友人の手のひらに乗るほどの自然力。
最大のアンチエイジングは、脳が不慣れなことをすることだと思っている人間なのでアンチエイジングのために非日常を過ごしてきました。
ボロボロの旅館で見たおもてなし

そんな古い旅館ですので、お風呂も部屋もたたみも机も鏡台も何もかも古かったのですが、スタッフの女性がお茶出しや食事を出してくれる時に必ずきれいな真っ白の布巾(タオルに近い厚さ)で丁寧にテーブルの上を拭いてくれました。
テーブル自体は年季が入っており、剥がれやシミがあるんですが、このひと手間があったおかげで、とても優雅なティータイム・食事タイムになりました。
除菌系家事って家それぞれですから、よその家ではどうかわかりませんが、わたしの家系とわたしの友人宅では何かの食器を置く前に、ここまで丁寧にテーブルを拭いているのを見たことがありませんでした。
掃除好きが故にテーブルも冷蔵庫もどこもかしこも丁寧に拭いているため、食後は丁寧に拭くものの、あえて食事の準備でバタづいているときに拭いたことがありませんでした。
そこで我が家でも早速導入。
アクアクリーン(アルカリ電解水)でテーブルをきれいに拭いてから、食事。
我が家のテーブルも大分年季が入っていますが、このひと手間を加えるだけでちゃんと食べているモードになり、よく噛んで体に栄養を送りこんでいる感覚になりました。
ひと手間で変わるなら、なんでも導入して自分ちでホテル気分を味わえるようにしたいと思います。
自宅で優雅に食事できた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ