雨でうつうつとする気分のときは、座って捨てられるモノを捨てましょう。
外観の掃除は、雨の日の方が埃がたたずいいと言いますが、部屋の中はジメジメして大掛かりな断捨離は気分が乗りません。
チェアに腰かけながらでも出来る断捨離は、写真や名刺や年賀状の捨て活です。
写真の整理

写真と言っても、色んな種類があります。
- 昭和の人なら、きっと重たいアルバムに貼った状態でカビ臭い写真をお持ちでしょうし
- 学校から貰った集合写真
- 証明写真
- 写真のネガ
- デジタル写真など
山のようにあります。
以前に、何度も紹介していますが、家から出られない雨の日は、この写真整理にもってこいです。
またカビ臭さが湿気で増しますので、一層手放したい気持ちに拍車がかかるでしょう。
家の断捨離にはお勧めしていない全出しですが、写真に関しては、整理する前に全出しをお勧めします。
一気にテーブルの上に積み上げるのではなく、断捨離に持って行くまでの準備として、カビ臭いアルバムから全ての写真を剥がすことです。
これだけでもかなりの時間がかかると思うので、休みの日や、雨の日や自分なりにルールを決めて、まずは、アルバム自体を捨てるための作業を繰り返してください。
そして、全部の写真が手に取って、トランプのようにくれるようになったら、初めて断捨離スタートです。
その日の内に、完璧に捨てきることは不可能でしょうから、トランプ状態になってから1年くらい、気が向いた時に捨てて行ってください。
ちなみに、集合写真で一瞬で自分を見つけられない写真もバイバイでOKだと思います。
名刺は自分の釣書ではない
自分の過去の栄光にしがみついてさえいなければ、比較的捨てやすい項目です。
名刺も写真と同じで、フォルダーなんかに丁寧に入れてしまっている人は全出しです。
手に取って顔を思い出せない人は、全捨てでいきましょう。
男性にありがちだと思うのですが、いわゆる“スゴイ”企業の人と交換した名刺を、自分の名誉だと勘違いして取っておきがちですが、あくまでももうご縁がないのだったら、企業名で取っておくことはしません。
縁というモノは、名刺交換会で出会ったところより、普段の生活の中で出会った人の方が広がるものです。
過去のすごい自分も一緒に断捨離してください。
時代にそぐわない通信手段はやめる
いただいて、郵便局のお年玉の抽選が終われば、全捨離です。
学生時代の友人に先日久しぶりに逢いましたが、男性なのに「数年前に年賀状制度は取りやめた。」と話していました。
彼も独身ですが、独身組からすると子どもの写真付きの年賀状は、ただただマウントの取り合いにしか思えず、「無意味なことに動力を使うなぁ。ごくろうさま。」としか思えません。
年賀状は、昔、まだ通信手段が少ない日本で編み出されたご挨拶状です。
メールや電話を気軽にできる現代にはそぐわない慣習ですので、さっさとやめた方がいいと思います。
ちなみに、わたしは親しい友人から年賀状を受け取り、久しぶりに手紙でも書きたい気分になったら、普通郵便で返事を書くことはあります。
ただ、わざわざお年賀を買って、ということはやめました。
もらった年賀状も、相手の住所を控えてから~とか言い出すとキリがありませんので、全部捨てましょう。
大きなアルバムや名刺フォルダー、年賀状を入れていた紙虫だらけの箱を捨てるだけで、細かいモノがスッキリされます。
是非、始めてみてください。
写真は、捨てる行為にたどり着くまで時間がかかるのでトランプ状態には絶対に今すぐしておいた方がいいと思います。
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買わない杏が買ってよかったモノ