想い出はモノが無くてもなくならない

忘れたくない人 ミニマリスト

 

先日、ここで紹介したウチ、“断捨離”しました!のなにわ親子の回、結構わたしは微笑ましく観ました。

 

【永久保存版】買わないわたしが買った物/ストレスフリーになるために②

 

いつもは、言い訳の連呼にイライラしてくるのですが、お母さんとお父さんがが昔、1万円だけを握りしめて大阪に出てこられ、夫婦で協力しながらマイホームを建て、そこに成功の象徴としてたくさんのモノを詰め込んだのは理解できますし、お嬢様2人に対して感謝の気持ちを素直に言えるとても素敵なお母様だと思ったからです。

 

 

人情・感謝は、相手にも自分にも良い形で

 

そんなお母さんは、昔お金の面で苦労しているときに、一回り上のお姉ちゃんがたくさん援助してくれ、その名残で、自分が洋服を買うときは、妹にもと贈り続けたのも、微笑ましい話です。

 

それを断捨離するなんて、お姉ちゃんに申し訳ないという気持ちも理解できます。

 

わたしの周りを見ていると、このように感謝するどころか、昔の恩を忘れて相続でもめる兄弟の方が圧倒的に多い中、とても魂がきれいな姉妹なんだなと尊敬しました。

 

ただ、ミニマリストになったわたしから言わせると、お姉ちゃんが贈ってくれた洋服を捨てたとしてもお姉さんとの絆は消えることがありませんし、このお母さん、本当にお姉さんのことを考えるなら「洋服はすでにたくさんあるから、もういいよ。もう大丈夫だから、お金はお姉さん自身に使ってね。」と言ってあげた方が建設的だとも思いました。

 

 

持つ思い出は、数を決める

思い出の品

 

思い出の品は、楽しい想い出だから捨てたくないと言う気持ちはわたしにもよくよくわかります。

 

それを見る度に、当時のことを思い出し、それが自分が愛されている象徴だったりもします。

 

ただ、数はそんなにたくさんいりません。

 

そして、想い出の種類は減らすべきです。

 

思い出とは、どれほどあるでしょうか。

 

  • 縦社会より横社会で、損得勘定なしで付き合えた学生時代の思い出
  • 自分が頑張った過去の栄光の思い出
  • かっこいい人と付き合っていた恋人との思い出
  • 今は亡き家族との思い出
  • 兄弟との思い出
  • 恩師との思い出
  • 子どもが小さい頃の思い出

たくさんあります。

 

わたしは3つだけと決めています。

 

  • 1つは、まとめてご先祖様や家族との思い出
  • 1つは、たくさんいる子どもたち(動物)との思い出
  • 1つは、恩師や仲間との思い出

 

この3つだけしか思い出の品は持たないと決めています。

 

友だちはとっても大事ですが、友だちとのモノまで保管・管理する体力はもうないのと、ここにエネルギーを投資していると友だちのことまで嫌いになってしまうほど疲れます。

 

過去の自分のモノもわたしが覚えていればOK。

 

働いていた職場に1人くらいはわたしを覚えている人がいるであろうからモノがなくても証明はいらない。

 

過去の趣味も、記憶にあるからもういらない。

 

 

経験しかあの世には持っていけない

 

モノがたくさんあったところで、自分の記憶が全てなんです。

 

もうとっくの昔に捨てましたが、以前、留学中の仲間との写真が10枚ほど出てきました。

 

わたしは、昔からミニマリスト体質で一つのモノを長く使うので、中学の時から着ている水着姿で海にいたり、浴衣を着て旅館で乾杯している20歳くらいのわたしの写真でした。

 

どう記憶をたどっても、覚えていません。

 

仲間に電話して、こんな写真あるんだけどと当時の話を聞いても、どうしても記憶にございません。

 

どうやら、和歌山県の白浜に留学メンバーで行ったみたいです。

 

今思えば、当時のわたしは白浜に行きたいというようなタイプではなかったので、誘われて行ったと思います。

 

行ったとて、田舎町は苦手で、当時は自然を求める気持ちもなかったので、適当に遊んで適当にお酒を飲んで帰ってきただけなんだろうなと察します。

 

つまり、写真があっても要らない思い出はちゃんと忘れて行くのです。

 

逆で考えれば、大好きで大好きで仕方のないこの世では逢えない人との思い出は、なくしたくたってなくなりません。

 

その人を象徴するモノを生活に取り入れて暮らすならまだしも、段ボールに入れっぱなしや、亡くなったときのまま放置しているのは、かえって相手のことがどうでもいいことになります。

 

  • 写真は飾る
  • 遺された洋服は着る
  • お気に入りだった食器は使う
  • 指輪はサイズを自分に合わせてまで使いたいなら使う

 

そういう暮らしをしていたら、その人のことを思い出し続けるでしょう。

 

その他はなくても、忘れることはありません。

 

余ったものは、寄付したりどなたかに差し上げることで、その人の徳を積んであげることになるとも思います。

 

 

 

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