
我が家では、大掃除と衣替えは不要ですが
ほかの人と共同生活を送っている場所(会社)は
機会を与えないと、散らかし続けるので
年に2回、“大掃除”と題して、要らない書類などを減らしてもらっています。
強要できない人への捨てさせ方
わたしの同僚は、片づけるとか掃除するとか、要はお寺での修行僧のような生活とは無縁です。
若干アルコール中毒で、いい加減で、自分勝手で
アルコールの飲みすぎで常に下痢気味、
トイレを汚してもそのまま。
自分の生活をコントロールしない人に共通している、
自分は最低な暮らしを送っているくせに
人を信じておらず、
数人しか出入りせず除菌・手洗い・換気バッチリの我が社で
意地でもトレイにかけてある手拭きを使わない人です。
そんな、当たり前が違い過ぎる人にどれだけ
- モノが少ない方が仕事が捗るか
- 手放したら新しい収入が舞い込んでくるか
- トイレなどをキレイにすることで自分を律することができるか
- 人のためにすると自分に返ってくるか
説いても無意味です。
長い年月をかけて話せば理解し合えるのかもしれませんが、
人は自分がアンテナを張ってる部門にしか耳を貸さないというより、貸せないようにできているので
時間の無駄です。
例えば、わたしは結婚が最悪だと思っているので、どれだけ結婚して幸せかを力説されても全然話が入ってきません。
なので、そんな人には、何故部屋をキレイにした方がいいのかを説くより
ルールを与える方が早いです。
人へのお願い事はカチッサー効果を利用する
カチッサー効果とは、理由をつけてお願いすることで、承諾率が上がるとされる効果のことです。
①机の上をアンデス山脈にしないでほしい
彼は、机の上に書類を山積みにします。
届いた封筒も開封せずそのまま。
帳簿につけないといけない領収書も放置。
我が息子(ネコ)が全部落として、毎日わたしが拾い上げています。
【杏の本音】
お客様の手前、視覚的に汚いし
要らない書類だらけなのはわかっている。
全部捨てろ。
【理由付けしたお願いの仕方】
わたしがキレイ好きだからではなく、
あなたの机の上もあなたが快適に過ごすために、毎日拭き掃除をしています。
とは言っても、わたしも他の仕事もあるのでなるべく拭き掃除しやすいよう机の上には物を置かないでください。
②自分のスペースをはみ出ない
空の机が1つあります。
放っておくと、勝手に彼の私物や書類を入れます。
【杏の本音】
人の机にまで荷物を置くなんてどういう神経してるの?非常識!!
【理由付けしたお願いの仕方】
ここは今誰も使っておらず、コピー用紙や領収書などのストックを入れる場所として使いたいので置かないでもらえませんか?
こういった具合で、理由を提示してお願いすることで、以前と比べる大分マシになりました。
ミニマリストに影響されるまで影響を与え続ける
ミニマリストの本人が、スッキリとした荷物で毎日機嫌よく生活していると、家族なんかは距離が近いのでかなり影響を受けてきます。
もちろん家族には、会話の中に
- ストックを持つ生活がどれだけ不経済か
- きちんと生活することで、どれだけお金に余裕が生まれているかを
説明しています。
何も討論番組みたいに難しく話すのではなく、
- 「杏も昔はこれだけ無駄な出費していたけど、改善したらこれだけ貯金が増えたよ。」とか
- 「トイレを毎日ピカピカにしているおかげで、契約取れたね!」
- 「過去の栄光に執着してたから、あの店は業績が伸びないんだね。」
- 「家の中の要らない物を、ボランティア団体のフリマに提供したら、○○匹のネコちゃんが手術受けられたんだって!」など
些細なことは、あえて言うようにしています。
我が家の財務大臣はわたしなので、
家族が何かまとまった出費を要するとき、ポンとお金を差し出すことができるので
“無駄を省く=生活が豊かになる”ということを目の当たりにしているということもあるでしょう。
- 要らない物を捨てる
- 余分なものを貰ってこない
- ストックを買ってこない
- 着倒したものはさっさと処分する
- 動物愛護団体への寄付として、物品提供を自らする
と変わってきました。
毎日何かに追われて、人に嫌な影響を与えながら生きるよりも
スッキリした空間ですがすがしく生活して、人に良い影響を与えられる方がいいですよね。
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