モノを捨て始めて5年。
ようやく洋服の数が、手に余らなくなってきました。
きょうと、木曜日の2回に分けて、わたしがストレスなく洋服を管理できるようになるまでにしてきたことをご紹介します。
洋服が手に余る状態から脱出する
洋服が手に余る状態とは…
- クリーニングに出さなきゃ
- ちょっと減らさなきゃ
- 毛玉取りしなかや
- ほつれ、直さなきゃ
- 重たすぎて肩が凝るコート、そろそろ売らなきゃ
- 新品タグ付き、少しでも元が取れるようにメルカリ出さなきゃ
- 1足だけになった靴下、整理しなきゃ
- 突然倒れたときに恥ずかしいようなアンダーウエア捨てなきゃ
- 衣替えしなきゃ
- 収納場所作らなきゃ
こんな風に衣類に関することで、自分の潜在意識を追い詰める状態のことを言います。
わたしは(今も少しありますが)、5年間ずっと頭の片隅に
- 把握できるだけの量にしなきゃ
- 諦めがつくくらいまでは、新品タグ付きをお金に換えなきゃ
- 裏起毛のユニクロの部屋着、減らさなきゃ
- 靴下やストッキング、履きこんで破って捨てなきゃ
こんな洋服に追いつめられる生活をずっとしてきました。
試行錯誤の末、ようやく強迫観念を持たなくても、のんびり自分のペースで減らせるレベルまでなりました。
昨日も話しましたが、持ちすぎるといろんなしんどいが増えるのです。
持たない色を決めた
最初にしたことは、持たない色を決めたことです。
当時のわたしは美輪明宏さんにどっぶりハマっていたので、「葬儀などに用いる黒やグレーを好んで着る必要はない。」という美輪さん理論に賛同し、黒とグレーを手放しました。
気に入ってるデザインやあまり暗くないチャコールグレーのモノは残しましたが、優先的に着ることで傷みを早くし、成仏させました。
キライな色の他、似合わない色を知って手放すのも手段の1つです。
どうも似合わない色って人それぞれあります。
プロのメイクアップアーティストに指導を受けたとき言われたことがあります。
「毎日違う髪型やメイクをしようとする人がいるけど、その人に『1番』似合う髪型やメイク法って1個しかない。1番似合うんだからそれを毎日すればいい。」
これと同じで、洋服も、あえてバリエーションを持たせるために、似合わないコーディネートを加えるくらいなら、めちゃくちゃ自分を引き立たせてくれる格好を毎日した方が、おしゃれな人という印象が色濃く出ます。
部屋着概念を持ちすぎない
家族が買い込んだショップ並みのバリエーションに富む部屋着の数々。
ワンピース型もあれば、楽なスウェットタイプ、季節に応じた裏起毛や汗を吸い取るほにゃらら。
未使用品は一気に最初に売りさばきました。
そして当時、自分が使用していたくたびれたモノを全部新調。
新品のモノが家にあるのですから、わざわざくたびれたモノを着用する必要はありません。
8割減らしたあとは、着倒し続けました。
そして、家で着る長袖がなくなったら、外出時に着ていた組曲の長袖のカットソーをパジャマにしたり、ケイトスペードのTシャツを部屋着にしたりしています。
THE部屋着を買わなくなりました。
ユニクロや無印良品も、最近はそこまで激安というわけでもありません。
「部屋着だからユニクロでいいよね。」というあまり自分が好きでなく、すぐに手放すコトになりそうな買い方をやめたことで、無駄な買い物が一気に減りました。
スポーツウエアを持ちすぎない
部屋着と同じで、いまだにスポーツ用品としてのTシャツを買ったことがありません。
運動頻度は結構なもので、1週間に3回は運動しているのですが、手持ちのTシャツ・ノースリーブシャツで代用し続けています。
おかげさまで破れたり、汗で変色したりして減る一方。

これはトミーヒルフィガーのカットソーをヨガウエアとして使っていた去年の夏ごろです。
この時のインストラクターがとんでもないオバハンで、後ろに組んだ手を上げたり下げたり無理にされて、破れました。
オバハンには腹が立ったけど、洋服1枚減らしてくれてサンキューと思っています。
これから夏に向けて、ダイエットを試みる人が増えます。
本格的にウォーキングを始めよう、ジムに通い始めようと思っても、モノを先に揃えることはやめてください。
ホットヨガのクラスメートに若いお嬢さんがいますが、彼女1年くらい、動きにくそうなだぼだぼのスウェットでヨガをしていました。
1年経ってこの間初めてヨガパンツを履いていて、賢い子だと感心しました。
捨てるのは本当に大変ですからね、安易に家に入れないことです。
つづきは、明後日です。
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