モノの価値観とは儚いもので…

大谷選手の奥さんに学ぶ 生きづらさを克服

モノを買うときは、それを手にした自分は最強になるような錯覚を起こします。

 

とくに高額なモノを買うと。

 

そんな一時の錯覚を繰り返して、モノを買い続けた結果、今の自分を見ると最強にしあわせな人間になっているか。

 

考えれば考えるほど、虚しくなります。

 

そんな虚しさから目を背けるため、また最強になれるような新しいモノを手に入れる。

 

無限のループから抜け出せなくなる前に、どうぞ、モノに振り回されない日常生活を手に入れてください。

 

 

毎日居心地のいい衣類に包まれる大切さ

 

以前、取ってつけたみたいな人にならないために、1軍のモノを身にまとう生活をおススメしたことがあります。

 

 

緊張する日こそ、普段通りに暮らす

 

『わたしなんて』という思いから、普段、毛玉だらけの洋服を着ている人が、ある日突然、全身シャネルで固めても全くしっくりしないというお話です。

 

髪を切りたてより、数週間後の方が自分の顔になじむのと同じで、洋服をあがめ倒して『いざというときに!』『勝負のときに!』と埋蔵死蔵しまくっても、そんな洋服は自分の味方になってくれないということです。

 

いつも自分が最高に居心地のいい洋服に身を包んで置く方が、洋服が自分の味方になってくれます。

 

 

所詮モノはモノ

 

わたしは、数年前から毎日同じ洋服を着るようになりました。

 

毎日違う洋服を着ていたときと、毎日同じ洋服を着ている今で、気持ちの変化はありません。

 

毎日同じ洋服を着ていようが気分がいいときはいいし、違う洋服を着ていても惨めなときは惨めな気分でした。

 

洋服で幸福度は左右されません。

 

大きく変わったのは、洋服を片付けたり、洗ったり、選んだり、買い足したり、クリーニングに出したり、防虫剤を買ったり、そういった雑務が減って生活が楽になったことくらいです。

 

どれだけ高いバッグを所持していても自分は何かを成し遂げた立派な人ではないし、どれだけだだっ広い高級マンションに住んでも友人も少なく訪れる人もいないし、モノなんかで幸福度が上がりません。

 

昨今マスコミを賑わせている大谷翔平選手の奥様を見て、その思いがまた強くなりました。

 

大谷翔平選手のハートを射止めたのは、高級ブランドを上手く使いこなすおしゃれ指数が高いところではなく、同じように何かを目指したことがある生き様だと感じますよね。

 

大谷選手の奥様を拝見して、自分の持っているブランド物がくすんで見えるようになったのはわたしだけでしょうか。

 

20代後半の奥様の20代は、自分のキャリアと向き合っていた反面、わたしが20代の頃は、お金のやりくりをしてはブランドバッグやジュエリーを手に入れる、そんなことしかしていなかった。

 

そんな自分が恥ずかしいくらいの思いです。

 

全身ブランドの女

 

 

制服化した方が洋服の魔力を味方につけられる

 

モノが減って衣類が減った今、洋服が自分の応援をしてくれるようにはなりました。

 

それは、お化粧と一緒で、ちょっとフォーマルなワンピースを着ると気持ちがシャンとしたり、カチッとしたジャケットを着ると仕事がスムーズに終わったり。

 

また山口百恵さんの話で申し訳ないのですが^^;、彼女もノーメークで歌のリハーサルを行うと恥じらいが出てうまくパフォーマンスできないのが、お化粧をした瞬間に恥ずかしさがなくなり歌いきれると。

 

本来、メイクや装いはそうやって自分を応援してくれるものなんです。

 

 

モノが応援してくれないなら、モノに振り回されすぎな証拠

 

モノって手に入れると、自分が居心地のいい状態になったり暮らしやすくなったりするもの。

 

それが、モノに影響を受けて

  • 住まいが狭くなったり
  • 収納グッズをたくさん買う羽目になったり
  • 広い家に引っ越しする羽目になったり
  • 手入れに異様に時間がかかったり

そんな風にマイナスに転じているのであれば、それはモノに支配されている証拠です。

 

ミニマリストと言い終わらないくらいで「モノをやたらと捨てる人でしょー!」と攻撃してくれる人がいまだにいます。

 

わたしたちミニマリストは別に必要なモノを捨てまくったり、資源を無駄にするような買っては捨ててを繰り返しているわけではありません。

 

ただ使っていないモノや役割を終えてくれたモノを手離せば、生活が楽になりますよと言っているだけです。

 

実際に、わたしに相談してくる人は(ブログを読んでくださるようなミニマル生活を目指している人ではなく、わたしがミニマリストだと噂で聞いた程度の人たち)わたしに相談してくる理由があります。

 

それは、

  • あくせく働いていないように見えるのに、動物をいっぱい育ててお金に余裕があるように見える
  • 毎日同じ洋服を着ているけど、1つ1つを見ると高価
  • 自分だけが散在しているのではなく、家族にも十分な金銭援助をしているように感じる
  • いつなんどき訪れても家がキレイ

なんでだろう、自分もちょっと楽そうなそっちの道に行ってみたい気がするから聞いてくるわけです。

 

それが、モノを減らすだけという答えに、拍子抜けし、いやきっと親の財産を食いつぶしているに違いないとか、毎日掃除して神経質に違いないとか、人をジャッジする方に脳が働き、自分のライフスタイルを変える方に思考が向きません。

 

これが、非常にもったいないのです。

 

拍子抜けしても、モノが少ないと時間もお金も楽になるという人がいるなら、とりあえず1部屋だけでも同じようなライフスタイルを送ってみてそこから判断しても遅くないはずです。

 

モノに支配されず、自分が家の中を支配する暮らしになって初めて家は自分の城になりますよ。

 

 

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買わない杏が買ってよかったモノ

 

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