紙は少しでもボケーっとしているとまたたく間に増えます。
紙は１つ１つ見ると、ペラペラで薄く存在感がないため、大々的な断捨離をしようと思っている人には、最初ピンとこないみたいですが、紙を溜め込むと大変なことになります。
色んなおうちの片付けに行っていますが、毎回一番大変なのが、大型の家具や家電を捨てることではなく、尋常でない重さになる紙（雑誌・本・取扱説明書・契約書・過去のプリント・パンフレット・会報誌）と食器を捨てることです。
齢４０歳にして、無理な重量になる紙。
そりゃあ年をとってからでは、ただただ放置するしかないよなと思います。
歳を重ねるごとに一気に捨てるコトが難しくなる紙を今から着手してください。
取扱説明書は基本全捨てでOK
取扱説明書、持っていて使ったことありますか？
掃除（磨く）ことが好きなわたしは、取扱説明書を見る機会が多い方です。
ただ紙の取扱説明書を見たのは、この５年間で１度だけです。
バスルームのライトカバーを掃除したくて、取り外し方を見るために家の取扱説明書が一式入ったぶ厚いファイルを引っ張り出しました。
ルンバのお手入れ方法は、覚えるまでその都度、ネットで取説を検索して確認していました。
今は覚えたので見ることもなくなりましたが、もし忘れていてもネットで検索できます。
ダイソンの空気清浄機も、フィルターを交換するたびに、たまにのことなので、取説をネット検索したりしますが、紙媒体の取説の必要性は感じたことがありません。
アイリスオーヤマのスティッククリーナーもヘッドを掃除したくなり、水洗いできるか調べましたが、これも紙ではなくネットで見ました。
紙の取説は、わたしみたいな掃除魔でも５年に１度しか必要ないのです。
重要である書類は１つも捨ててはいけないという思い込みを捨てる
家関係のモノは大事なモノと思い込んで、何も確認せず貰ったまま置いてある人が多いです。
今年、新築したばかりなので、わたしも一式貰いましたが、１つ１つ確認すると、
- 食洗器の取説のところに洗剤のサンプルが入っていたり、
- 保証延長の申込書がリクシルの商品それぞれに入っていて、同じ物が２０枚も出てきたり
- 施工業者向けのモノが入っていたり
- 自分の家にはないタイプの取説も３つセットになって入っていたりしました。
取扱説明書を貰った初日に、３割くらいは捨てられました。
ついでに、１０年前に新築したホームの取説も、確認しましたが、こちらはご丁寧に家のお手入れ方法みたいな１冊も入っており、捨てると随分スリムに。
薄い薄い取説と思うかもしれませんが、まとまると人間の腰や肩や背中を痛めつける凶器になります。
あと２３日の間に（今年中）、どんどん捨ててください。
期限が切れた保証書やもう捨てて手元にない取説もわんさか出てくると思いますよ。
箱があっても取説があっても商品価値は変わらない
昔は、箱があったら商品価値が上がっていました。
わたしがいつも愛用しているリサイクルショップ曰く、今はメルカリの普及でヴィトンやエルメスのバッグの箱を業者側も簡単に手に入れられるため、箱の有り無しでは値段は変わらないとか。
わたしも貰い物ですぐに手放すとわかっている取説は、人にあげるために一時保管するのですが、いっつもモノを捨て終わって（誰かにあげ終わって）から、「結局、取説はわたさなかったな。」と捨てます。
モノがあればいいのです。
フィギュアなど、一部箱がないと価値が下がるモノもありますが、そういったモノはごくごく一部です。
汚部屋に必ずあるモノを持たない
山積みにされたと大量に保管された紙袋も、汚い家には必ずあります。
ごみは、目に見えるモノだけではなく心に溜まったモノも捨ててください
紙袋はそのまま資源ごみに出せますが、空箱は解体するのに非常に苦労します。
手にした瞬間にぺちゃんこにして次のごみ回収日に捨てれば、未来の自分の負担は減らせます。
最近は、人の家のモノを捨てるテレビ番組やYouTubeなどよくあります。
そこで人が溜め込んで結局捨てたモノは、自分も持たないようにするといいでしょう。
- ファンクラブの会報誌
- 趣味の映画のパンフレット
- 行ったコンサートのチケットの半券
- 給料明細
- ゴルフのスコア表
- 年賀状や手紙
こういった溜め込むと選別が難しいモノは、読んだら捨てるを定着させるのがベストです。
今捨てれば１０秒で済むコトが、先延ばしにすると丸一日かけても片づけられないようになり、体力と時間とお金を奪います。
わたしは、いつも書類整理でお伝えしているアクティブファイルに必要な取説は入れてあります。
数が多ければ多いほど、ポケットファイルが必要になったりしますから、まずは取説本体を捨てることです。
何年も手にしなかった取説類を一掃して、すっきりされた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ
