何を捨てたらいいかわからない人向け断捨離法

断捨離 初心者向け 片づけなくていい家

クローゼットや押し入れからモノは出してみるモノの、どれも捨てられずまた元の位置に戻す。

 

そんなことを定期的に繰り返している人は、何故捨てたいと思い始めたのか原点に返って、自分のモノを持つ基準を見直すといいです。

 

 

何故手放したいのかを明確に

 

捨てられないのは、捨てる理由や動機が不明瞭だからです。

 

なんとなく、ミニマリストが流行っているからわたしもやってみようとか、モノを捨てたら金運が上がるらしいから捨ててみようでは、自分にいい変化をもたらす手放しにはなりません。

 

  • モノを減らして今の部屋をもっと快適に使いたいとか
  • 家事に追われる時間を減らして、家族との時間を増やしたいとか
  • 家事や介護で時間に追われるから、少しでも時間を確保したいとか
  • ひとり身になったので、終活をして周りへ迷惑をかけたくないとか
  • 給料があまり高くないので、無駄な買い物をやめて節約したいとか

 

なんでもいいので、そこをまずは明確にしてください。

 

わたしの場合は、子どもの頃から独身を貫く予定だったので、ひとりっ子の自分は老後も死後も、誰にも面倒をみてもらえないという意識が高かったです。

 

そのせいで、35歳のときに、「人生ももう後半戦、これからはひとりで簡単に何でもこなせる暮らしに移行したい!」と強く思ったのをきっかけに本格的ミニマリストになりました。

 

 

収納とはなんぞや、収納の概念を改める

 

自分なりの手放したい理由が明確になったら、今度は収納とは正しくは何ぞやと考えてください。

 

ちまたでやたらと聞く、

  • 収納場所が多いのが決め手になって今の家にしたの
  • 今の家が手狭になってきたから、収納場所を確保できる家に変わりたいの
  • 使っていない部屋を収納場所にしているの

なんて会話。

 

やたらと、みんな収納場所を確保することに重きを置いています。

 

そういった人は、収納場所があることが最重要事項と考えているので、果たしてその収納場所に自分は何を保管し続けているのか考えていません。

 

そもそも収納場所とは、モノを中に入れてしまっておくことだと認識していると思いますが、正しくは「普段使うモノを使っていないときに置いておく場所」です。

 

やましたひでこさんがよく言う、控室ですね。

 

1年も2年も使っていないモノを置いておく場所ではありません。

 

また普段使うモノを簡単に取り出せる状態でなければ、その収納は不便しか生みません。

 

簡単に上手に取り出せないと、使いこなすことができず埋蔵品から死蔵品を経てごみになります。

 

そして、簡単に見つけられない場所にかくれんぼのように潜まれていては、発見することができず、家のどこかにあるのに買う羽目になり、余計な出費がかさみます。

 

自分の家のモノの適正量は、ドアや扉や引き出しを開けただけで簡単に取り出せるか見直せば、余分な分量は明らかに誰にでも簡単にわかります。

 

よく収納場所の写真を送ってきて、何が不要だと思いますか?と聞かれます。

 

必要か不要かはわたしには判断できませんが、その収納場所に過剰にある余分な量はすぐにわかります。

 

みなさんも1収納場所に対して過剰な量を詰め込んでいたら、簡単に取り出せる量まで減らす。

 

これで、最初のステップは合格だと思います。

 

あとは、溢れ出たモノを精査すれば済みますから。

 

 

モノを手にするまでの行動数を確認する

何を捨てたらいいのか

 

35歳で本格的ミニマリストになったときにまずわたしがしたことは、台を使わないと取り出せない収納場所を一切使わないことです。

 

身長が日本人女性の平均くらいしかないわたしは、会社にも家にも丸椅子を置いており、高い収納場所からモノを取りだすときには必ずこの丸椅子が必要になります。

 

会社は置いておかなければならないモノが多いことと、背の高いスタッフがいることもあって背の高い収納場所も使っていますが、ホームは背伸びしても届かない場所にあったモノは全部捨てました。

 

背の高いところに何が入っていたかというと、

  • 新品の洋服のストック
  • ヒートテックやストッキングの買い溜めストック
  • 未使用のハンガーのストック
  • ブランド物のバッグの箱や紙袋
  • 趣味(野球関係・アイドル関係)のモノ
  • 故人のモノ

などでした。

 

“取り出しにくいところに収納している=しょっちゅう使う必要がないモノ”です。

 

未使用品は全部売り、場所をとるバーキンの箱とかも全部台無しで取り出せるところに移動し、今は、見事に天井付近の収納場所には何もモノが入っていません。

 

セカンドハウスの方は、ホームと違って収納場所が少ないですが、それでも脚立を使わないと取り出せないところには、元々ついていたお風呂のマグネット収納棚や、排水溝の蓋、使わないコンロの五徳などを置いてあるだけです。

 

賃貸の人は、勝手に捨てられないモノや、持ち家の人でも売りに出すときに必要だけど自分は使わないモノ、見ることはないけど保存義務がある家関係の書類なんかを置くのに、取り出しにくい収納場所を使うのはOKですが、不要な物を収納するのはNGです。

 

モノの適正量

(↑トイレの手洗いカウンターの下ですが、簡単に取り出せるから汚れたときにさっと掃除します。これ、簡単に取り出せないと、掃除しない自信しかありません。)

 

実際にわたしがというより、わたしの家族が天井付近の収納場所に押し込んだモノは全て不要なモノでしたから、見えないところに隠すくらいなら、家から追い出しても問題ありません。

 

 

年齢を重ねていくうちに色んな体の不便を感じることは増えると思います。

 

楽に楽しく生きたいなら、家の中でも自分が楽して快適に過ごせるよう工夫すれば、何を捨ててどう家を使えばいいかわかってきます。

  1. 手放したい理由を考える
  2. 収納の概念を考え直す
  3. 保管してあるモノの取り出しやすさを考える

これで、年末の大掃除不要な家にしてください。

 

 

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