年末ってなぜみんなバタバタするんでしょうね。
『忙しい。』=『わたしは無能だ。』と言っているようなものなので、思わないようにしていますが、なんだか気ぜわしい。
そんなときは、日常生活をいつもより暇にするしか、バタバタしない解決策はありません。
決断数を圧倒的に減らす暮らし
忙しいと思うのは、あれもしなきゃこれもしなきゃと脳がフル回転の状態だからです。
せねばならぬを少しでも減らす方法は、先日お伝えしました。
いつもの家事を半分にする。
わたしは、お茶を水出しボトルで作っていますが、空になる度に洗っています、普段は。
こういった些細な作業を、2回に1回にするだけで、時間の余白は作れます。
体を動かす必要があることを半分に減らしたあとは、決断しなければいけないことも減らすことを意識してください。
例えば、料理しているときに、調理器具が取り出しにくくてイライラした。
『あ~モノが多いからこんなに料理に手こずるんだよな、そういえばタッパー色変わっているのあったし捨てようかな。』と、思ったとします。
料理している間、ずっとあなたの脳内は「料理が一段落したら、いらないタッパーを選ぼう。」と思っています。
いざ、料理が終わり、いらないかなと思ったタッパーを取り出して見ると、思いのほか量がたくさんあり、どれを捨てようか選ぶのが大変。
考えている間に、子どもが帰ってきたので、食事を先に食べさせることにし、あとでどのタッパーを捨てようか考えようと思う。
こうやって、脳内にずっと「ほにゃららせねば。」が溜まっていき、気ぜわしい気になるのです。
忙しいときこそ、迷ったら捨てる
わたしも、行きつけの靴屋さんから1000円引きクーポン付き葉書が来たりすると、「そろそろ靴、新調しようと思っていたし、時間があれば行こう。」とあやふやな決断で、葉書をかばんに入れたりします。
そうすると、靴を買おうか買わまいか、あるいはどんな靴が必要なのか、考えるべきことに思考が行かず、ずっと「1000円引きクーポンあったな。期限過ぎたらあの葉書捨てたいな。」と言った具合に、変な意識がずっと働き続けます。
葉書を捨てるまで、ずっと靴屋さんのことを思って生活してしまっているのです。
いつも、こんな具合で保留にしても、ある程度時間が経ったあとに、バタバタの波がくるとイライラして全捨てします。
つまり、最初から捨てておけばいいのです。
口を酸っぱく言い続けますが、わたしは捨てて後悔したモノは何一つありません。
1年に何千単位で手放しているのに、ありません。
少しは捨てた後に後悔するかなと心配することもありますが、皆無です。
たまに、不動産を手放したあとに、もう少し持っていたらもう何百万プラスになったかなとか思うことはありますが、結局、その後の流れを見ていると「やっぱりあの時手放していてよかった。」となります。
人の脳は、毎日ハプニング処理に忙しいので捨てたモノへの意識なんて一瞬で忘れ去っていきます。
忙しくない時に、あーでもないこーでもないと思って自己憐憫を楽しむのは勝手ですが、忙しいと自覚している今は、迷ったら捨てるくらいの潔さがあった方が、脳は疲れず、やるべきタスクをどんどんこなせます。
基本的に、本当に必要で大事で好きなモノは一瞬でも捨てようかなと思いません。
毎日使っているスマホやパソコンを捨てようかなと思いつきもしないのですから。
捨てようかなと一瞬でも思ったときには、そのモノは既にあなたにとって手に余るモノになっている証拠です。
家事を半分にできたら、今度は思考を半分にする。
引き算を体で覚えるためにもやってみてください。
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