3年越しのプロジェクトに、やっと終わりが見えてきて、今年の年越しはすっきり迎えられそうな杏です。
今年もあと19日ですから、来年しあわせがたくさん舞い込むように、手放すとしあわせになる法則を改めて確認しましょう。
悪縁が切れると良縁が舞い込む
3年も、スッキリ方がつかなかった仕事に何故、蹴りをつけられたかと言うと、3年間、新しい風を吹き込むために、徹底的に自分のスペースを空け続けたからです。
ガラクタを手放したら何が手に入るのか問い合わせを受けることがあるのですが、比較的すぐに手に入ることもあれば、時間をかけてじんわりと舞い込んでくることと多岐にわたります。
例にあげると
- フリーランスのマネジメント契約をしていた会社とサヨナラしたら、仕事が舞い込んでくるようになった
- 悪縁だった取引先と縁が切れたら、売れ残っていた商品が売れた
- モヤッとする友人関係を切ったら、素晴らしい友人ができた
- 使っていないブランド物を手放したら、好きなモノだけに囲まれる生活になった
- 大型家具を手放したら家の中で元気になり、メルカリにたくさん出品しお小遣いが増えた
- 他人様に寄付したら、自分が困ったときに誰かに手を差し伸べてもらえた
- 時間にゆとりができたため、子どもや家族に目がいき、病気を早期発見できた
- 今まで使っていたお金を投資にまわしたら、お金が働いてくれるようになった
- 今に集中できるようになったら、適職の比率が減り、天職の比率が増えた
こんな感じでしょうか。
これを捨てたらこれが入ってきた!と明確にはわからないですが、何かが欲しいって思ったときこそ、徹底的に手放すことを意識しています。
インスタント思考の方は、思い切ってブランド物のバッグを捨てた翌日に恋人ができたとか結婚できた、みたいなエピソードを欲しがるのですがそうではありません。
モノや関係を捨てるコトによって、自分の時間にもスペースにも余裕が生まれ、その時間やお金を使って未来の自分の為になる行動を起こすから、未来が変わるということです。
最良の状態を招きたければ、余白を作る
先日、ご実家の断捨離のお手伝いをしました。
おひとりになったお母さまは施設に入られ、もう家に戻ることはないため売るとのことだったのですが、もったいないと感じたのが娘さん一家が歩いて数分の賃貸に住んでいるのです。
ご実家は立派で手直しが必要なところもないし、大きさも余分にあるというわけではないので、わたしなら賃貸住宅を解約して、手入れし実家に住みます。
ただ、娘さんは実家に残された荷物の整理なんかをするのが面倒ってことで二束三文で売られました。
残置物処分は個人でもできそうなのに、業者に頼んで30万円もかかりました。
きっと、実家が空っぽで若干の手直しも誰かがしてくれ、さぁ!あとは住むだけという状態なら、娘さんがご自身で住むという選択もあったようですが、それがただ面倒だからと、無駄なお金がかかっても目の前にあるお金だけを目当てに売るという決断をされた。
非常にもったいないです。
娘さんに、時間も心にも自分の賃貸住宅の部屋にも余白があったら、
- 実家への引越しも簡単だし
- 実家の片付けだって、ごみの日に少しずつすれば1か月もあれば片付く
そんな簡単なことが、時間やモノにせかされて生活しているとわからなくなるのが人間です。
なので、余裕や余白は常にある状態がいいのです。
手放すと新しいことやお金やいい関係が入る理由は、1人の人間でさばける案件が限りあるからです。
1人で、オーバーワークし、子どもも3人くらい英才教育しながら完璧に育て上げ、旦那や義実家とも良好な関さばききれない係を気付き、自分の趣味の時間も大事にして…なんてことは1日24時間では到底さばききれないのです。
みなさん、歳をとるにつれて、せねばならぬことや買わねばならぬことをどんどん増やしていき、自分で時間やお金を少なくしています。
結婚や出産をすれば、ケアすべきことが増えている状態。
それなのに、独身のときと同じような自分だけの時間を確保しようとするのは不可能です。
なら、独身時にしていたこと・使っていたモノ・時間・お金を、今用にチェンジすれば置き換わるだけで済みます。
溜め込みながら、新しいしあわせを増やすことは不可能です。
同時通訳を職業にする人がいますが、あれは英語を話せたら誰でもできるかと言われればそうではありません。
そもそも、生まれ持った脳の特例がない限り、人間は情報を入れられるスペースはみんな4つくらいで大差がないのです。
では、何故、同時通訳できるかというと、聞いて訳して話した瞬間に、脳内から消去して、4つある情報を入れられるスペースを空にするから、新しい情報が入ります。
情報を消して、忘れていくから新しいモノが入る。
これ、人生も同じことです。
なんとなく肌が合わない人やモノはいずれ去る

何を捨てたらいいかよく聞かれますが、今の生活に関係ないモノ全てです。
いずれ仕事をしたいとか、開業したいとか思っていて、その時のためにとモノを取っておく人がいます。
OL時代の働く用の洋服や、開業した時に使うであろう商品や梱包グッズや文房具など。
これ捨てずに置いておいていい人は、実際に開業する目処や働き始める日が決まっている人だけです。
いずれ始めるの、と言いながら1年2年状況が変わっていない人は、いずれグッズは一旦抹消してください。
何かを始めるときにすることは、モノを確保することではなく、始めるために必要な行動を起こすことです。
- 会社を設立するとか
- 登記するとか
- 事務所とする賃貸物件を見つけるとか
- 資格を取るとか
そういう先にせねばならぬことに何も手をつけていないのに、働く時用の衣装とかその時に使うモノを今からホーディングするのは、目の前のやるべきことから逃げているだけだと捉えてください。
わたしの周りでも、仕事が充実している人は毎回会う度に違う話をします。
仕事が充実していない人は、1年に数回しか会わないくらいのペースなのに(時間が経っているのに)1年前・2年前と同じ話をします
- 子どもが手が離れたらしようと思ってるのに、まだまだ手がかかってとか
- 始めようと思ったら、両親が義実家が〇〇することになっちゃってさとか
- 初期費用を貯めた瞬間に旦那の借金が発覚してさとか
今、自分が始めなくていい理由を一生懸命述べます。
自分の置かれた環境・状況を親友のあなたに報告すると設定して、鏡の中の自分に時々、近況報告してみてください。
ずっと同じこと言ってるなと感じたら、もう過去を一掃するくらいの覚悟をそろそろ持っていい頃かもしれません。
まずは意識改革からできた方は是非ポチッとお願いします♡
買わない杏が買ってよかったモノ